新病院での体制vol.4 「集中治療室(Intensive Care Unit:ICU)」
集中治療科部長の宮崎です。
新病院開院から1ヶ月が過ぎようとしております。
旧病院では12床で運営をしておりましたが、新病院では集中治療室(ICU:Intensive Care Unit)は2病棟合わせて24床(1病棟あたり12床ずつ)構成となっております。現在はまずは18床で運営しております。
新病院ICUの特徴をいくつか紹介します。
まずは全室個室での設計とし、ベッドの頭側にコード、配管が行かないように、シーリングペンダントを設営しました。
またERが1階、ICUは3階と旧病院に比べ階層が離れましたが、ERとICUのドアの前のエレベーターでほぼ直通に近い設計になっておりますので、患者様の移動には大きな支障になりません。
さらに手術室はICUと直通の廊下があり、手術室からの帰室もすぐに行えます。
ICUの前には血管造影室、CT室がありますので、血管造影、心カテーテル、画像検査にも移動距離が少ない設計になっております。
今後も倍増したICU、県内の他施設と共に、前橋市民・群馬県民の皆様の生命を守るべく、皆で今後とも精進して参ります。
☆「新病院での体制」バックナンバー(全4回)
vol.1 前橋ドクターカー日赤
vol.2 群馬県ドクターヘリ
vol.3 救急外来
vol.4 集中治療室
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