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砺波救急医療・消防連携協議会も当院視察研修。

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町田です。 菊川先生は富山県から当科で研修中ですが、その富山県の砺波救急医療・消防連携協議会が当院に視察研修で来ていただきました。菊川先生の元所属長の廣田先生もいらっしゃっており、久しぶりの師弟関係の再会も見られました。   「富山の星!(協議会会長談)」の菊川先生(写真左)も 講演、見学を一緒に行いました。地元愛、大切です! 今回の視察研修会では、近いうちに富山県でも導入が計画されているドクターヘリの見学とともに、災害時対応の連携を強化する目的で「関越自動車道バス事故における対応について」の講演を行いました。   関越自動車道バス事故対応に関しては、消防機関の対応として高崎市等広域消防局 岡田警防課長、医療機関の対応として中野センター長からお話しさせていただきました。   またドクターヘリに関しては、富山県が群馬県にように飛行時間がそんなに長くないことが想定され、また各地域に拠点病院があることから、比較的群馬県と似たような運用が行われる可能性があり、そのことを踏まえた内容(一部持論ですが・・・) でお話しさせていただきました。 コンパクトサイズの県こそ医師搬送により重きをおいた運用を することで、本当に様々なミッションに対応しやすくなります。 ドクターヘリが各医療圏の崩壊を引き起こすことなく、 各医療圏をお手伝いする存在でいることが大事です。 このように当救命救急センターに見学に来ていただき少しでもお役に立てられればこんなに光栄なことはありません。これからも常に様々な情報提供をできるセンターでいられるように日々努力を怠らないようにします。

短時間でしたが国際交流ができました!(平成26年度中国研修医県内視察)

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町田です。 再び台風が日本列島に襲来しています。前回よりもさらに勢力が大きいということで、台風そのものの被害に加えて台風通過後の土砂災害も気になるところです。 この3連休は各地で運動会や秋のイベントが予定されているようですが、とても天気が気になるところです。さすがに今回ばかりはテルテル坊主でもかなわなそうです・・・ 台風が来た際は絶対に危険なところに近づかないで、身の安全を一番に考えた行動をとってください。 群馬県では昭和58年以来中国陜西省との間で医学交流協定を締結していて、毎年研修医を受け入れているそうです。研修医といっても地元では外科系の主治医師という立派な先生方です。 今年度は2名の研修医が公立藤岡総合病院で研修中とのことですが、研修の一環として県内唯一の高度救命救急センター、基幹災害拠点病院、ドクターヘリ基地病院である当院に見学に来られました。 視察の来られた程先生、刘先生、通訳の川俣さん、県庁の原さんとともに! 今回来られたのは程ウェイ(チョンウェイ)先生と刘仕琪(リィウシーチー)先生の2名です。3名で当院の救急外来、ドクターヘリ通信指令センター、屋上ヘリポート、そして備蓄倉庫を案内させていただきました。 特にドクターヘリの『消防覚知要請を推奨』『オーバートリアージを許容』というシステムにとても興味を持っていただいたようです。そしてちょうど屋上ヘリポートでドクターヘリを見学中に要請が入り、ヘリの出動を一緒に見届けることができました。 僕も中国の医療システムをいろいろ質問させていただき、日本との共通点やお国柄による違いにとても興味を持つことができました。 同行されていた通訳の佐俣さん、県庁の原さんのご協力のおかげで、とても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。 短い時間でしたがこのような国際交流は大切なことをあらためて感じました。