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関越道バス事故から6年…

ゴールデンウィークもすでに3日目です。 毎年4月29日になるとどうしてもこのことを思い出さなくてはいけません。 6年前の4月29日朝方に「関越車大型バス事故」が起こりました。この事故では7名の尊い命が失われ、39名の方が重軽傷を負いました。 この事故の対応では、広域災害対応ばかりに目が行っていた群馬県の各機関に、局地災害対応の課題をまざまざと見せつけられました。そしてこの事故を契機に群馬県の局地災害の対応が大きく前進したことも事実です。 さらに平時の救急医療でやっていないことを災害時に急に行うことが難しいことも強く感じました。 「災害医療は救急医療の延長」であることを忘れず平時の救急医療の現場から組織・個人のスキルを強化しながら、あらためて局地災害は「時間が命」であることを心に刻んでこれからも活動していきます。

新病院のERもちょっとだけ紹介します。

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町田です。 昨日のブログで「新病院落成記念式典・内覧会」の様子を紹介させていただき、宮崎集中治療科部長から新しいICUについて少し紹介がありました。 ICUに続いて今日はちょっとだけER(救急外来)を紹介させていただきます。 気が付くと今日はゴールデンウィークの初日・・・しかしながら新病院移転を控えた我々に休む余裕はありません。朝から新病院で「外来・入院運用リハーサル」が行われました。 僕も参加したのですが、僕が担当するER(救急外来)は全体のリハーサルとはちょっと別に行わせていただきました。 ERには救急車、ドクターヘリ・カー、walk-in、感染隔離者そして院内急変など様々なパターンで受診があり、さらにERからCT室、手術室、内視鏡室、血管造影室、ICU、救命病棟、そして一般病棟と様々なパターンで送り出す必要があり、あらゆる想定で実際に患者の導線の確認などを行いました。 前勤務地からずっと手狭な初療室に慣れている僕にとっては、現病院ERから新病院ERは「裏の公園から埼玉スタジアムに場所変更」並みの変化がありまだまだ戸惑うことが多いのですが、泣いても笑っても来月末には移転が控えているので準備に頑張るしかありません。 そんな中で本当にちょっとだけですがERを紹介します。  救急外来の受付(主にwalk-in)。 重症患者の処置室。  中等症患者の初療スペース。 最後におまけですが、新病院には地上ヘリポートと屋上ヘリポートの2つのヘリポートが設置されます。基本的には地上ヘリポートでの運用となりますが、災害時など特殊な事態では屋上ヘリポートも活用する予定です。 

「新病院落成記念式典・内覧会・祝賀会」が執り行われました!

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集中治療科部長・救急科副部長 宮崎です。 去る 4 月 21 日に当院新病院落成記念式典、内覧会、祝賀会が執り行われました。県内外から多数の来賓の方々にいらしていただきました。誠にありがとうございました。 落成記念式典では来賓の皆様にご挨拶を頂戴しました。 続く内覧会では、皆様に新病院での病棟、 15 室もの手術室、サイバーナイフ装置、拡大した救急外来と倍増した ICU をご見学いただきました。 私は ICU におりまして、全室個室仕様と、青を基調にした色調で患者様の居住性を重視した設計コンセプトの説明をいたしました。 祝賀会では、新病院での新調理システム“ニュークックチル”を使用して、当院栄養課の総力を結集した料理を提供いたしました。栄養課の皆の腕がよく、皆様にご満足いただけましたようですね。 22 日にも内覧会を開催いたしました。医師会・歯科医師会の先生方、各病院の職員の方々など、 1000 名を超える方々にご見学を頂きました。皆様から随所で大変高い評価を頂きました。誠にありがたい限りです。 来る 5 月 3 日、今度は一般市民の方々を対象に内覧会を行います。私は ICU におりますので、よろしければ、お会いしましょう。 当院はますます機能を整備し、地域の方々の健康と生命を守るために邁進して参る所存にございます。それには市民、県民の皆様や、市内県内あるいは県外の医療機関の皆様の協力が不可欠です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

体調管理に気を付けて下さい!~熱中症にも風邪にも・・・~

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町田です。 先週末はとても暑かったですね。 前橋市は気温を30度を超え、ドクターヘリはフロントに日よけをしていたものの、一時的に機内温度は36.4度・・・思わず「体温かっ!」と叫びたくなりました。(もちろん離陸後のエアコン作動で適温化しました。) 4月にこの暑さだと本当の夏の暑さが心配です・・・(>_<) 日曜日に開催された「前橋・渋川シティマラソン」でも、暑さの影響で残念ながら熱中症と思われる救急搬送がかなり多くありました。同じようなニュースは全国で行われた市民マラソン大会でも起こったようです。 各大会とも運営側が給水ポイントを増やしたりミストミスとをまいたりなどいろいろ工夫し、医療救護班も設置されるなど対策をしていたようですが、参加者自身が時季外れの暑さに体調管理が追いつけなかったことが容易に予想できます。 (おまけの写真) 週末に出かけた牧場で・・・動物たちも参っていました(^_^;)  一転して週明けは一気に気温が10℃くらい下がり、太陽も雲に隠れてしまっています。ヘリにのるときもジャンバーを羽織るかどうか迷ってしまいました。 この1週間の気温変化に風邪を引いている人がとても増えています(スタッフにも・・・)。 さらに今週末にかけて暑くなるとの予報も出ています。常に睡眠不足、不規則な食事で気合で乗り切っている僕(“医者の不養生”)が言うのも申し訳ないのですが、体調管理の基本はやはり「手洗い・うがい(予防)」「きちんとごはん(栄養)」「しっかり寝る(睡眠)」ことです。 楽しい(病院は忙しい)ゴールデンウィークを迎えられるように体調管理に気を付けてください。 ところでここのところマラソン大会に参加した市民のAED使用や救急搬送のニュースが多すぎることが気になっており、市民マラソンの参加資格や参加する方の意識改革が求められます!

「新病院患者移送リハーサル(1回目)」を行いました。

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町田です。 今週末は本当に夏のような暑さになっています。ここ何年も群馬は春をほとんど感じる暇がなく、冬からあっという間に夏になってしまう感じが続いています。 そんな暑さの中でしたが、4/21に新病院において「新病院落成記念式典」が開催されました。この様子はまた後日報告させていただきます。 今年度の初めの段階ですでに新病院の引き渡しが終わっており、さっそく4月7日に「新病院患者移送リハーサル」が行われました。 多くの患者さんを移動させることはとても大変なことですが、ある意味この移動は病院の都合であり「絶対に患者さんに不都合を与えてはいけない」ことが鉄則となります。 そのために入念な打ち合わせを繰り返してきてプランで一度リハーサルを行い、そのリハーサルをもとにさらにプランを再検討することの繰り返しが必要です。 4月7日は土曜日で病院休診日でしたが、多くの病院スタッフが現在の病院と新病院に分かれて、現病院は中村センター長、新病院は藤塚医師を中心に、模擬患者を用いて実際に患者の移送を行いました。 新病院で患者を受け入れる側のスタッフ。 藤塚先生を中心に受け入れを進めていきました。 患者のストレッチャー移動の掛け声の統一も大切です。 送り出す側の現病院とはリアルタイムで情報交換。 超重症患者は新ドクターカーで搬送。 搬送中の万が一の急変は新救急外来で受け入れます。 ちなみに僕は搬送中に患者さんの容体が悪化した際の緊急対応のために新救急外来でスタンバイしています。しかし移送中に僕の仕事がないことが最も大切なことです。 無事に患者移送が終了すれば、新病院初日の救急外来もいよいよ運用開始となります。 移転に伴ってその前後ではさまざまな診療制限がかかるため皆様にはご不便をおかけすることがありますが、安全な患者さんの移送のためにご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

“新ドクターカー”が誕生しました!~ECMO Car , DMAT Car & 地域病院救急車~

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みなさま お久しぶりです。今年で10年目の医師となりました。小倉です。 今回は、前橋日赤の“新ドクターカー”について、紹介したいと思います。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、前橋赤十字病院は6月に新病院に移転します。 移転に伴い、様々なものが刷新されているわけですが、このたび、ドクターカーも新規購入となりました。 それが、コチラです!(写真) 通称、「ECMO Car(エクモカー)」!! なんと、このドクターカーは、ECMO患者も安全に搬送できるように、小倉をリーダーにチームを結成して1年かけて設計しました。このチームは、ドクターだけでなく、看護師、臨床工学士、総務課、社会課、などの病院の全部署の代表が集まって結成されました。 振り返れば、素晴らしく機能したチームでした。チームのみなさまには、この場をお借りして感謝申し上げます。 さて。このECMO Car。何がすごいか?というと、ずばり、その搬送能力です。 今までのドクターカーは、車内スペースが狭く、ECMO患者を運ぶのには大変苦労したものです 。 ECMOは、つまり、人工心肺ですから、それが装着された患者さんは、いわずもがな、最重症!! そのECMO患者さんを運ぶのに、今までは不安しかなかった…。 旧ドクターカーはスペースも無いし、もちろん、活動スペースもない。。。 旧ドクターカーの中でECMOにトラブルが発生したら…おしまいです。。。 (実際にトラブルを起こしたことはありませんでしたが、ヒヤヒヤしながら運んだものです。) しかし!しかし! これからは大丈夫です。ご安心ください! 新ドクターカーは、2tトラックを改造して作った救急車で、車内スペースは広々としていて、活動スペースもバッチリです。   ちょっとした手術も、このドクターカーの中で展開できるでしょう。 そして、ECMO患者を搬送するためのストレッチャーは、僕が留学していたイギリスから輸入し、可動性もバッチリ。 そして新ドクターカーにはパワーリフトまで搭載sれていて、ECMOのように重たい医療デバイスが装着されていても、楽々車内収容ができます。 もちろん、大型バッテリーも搭載していますので、3時間以上の長距離搬送も可能です。 あぃやぁ…いままでの苦労は何だったんだ…

高度救命救急センター 2017年度活動実績報告

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移転の準備で時々新病院に足を運ぶことがあり救命救急センターの入口前も通るのですが、そのたびに新病院への期待とともに今の病院への愛着も強くなります。 群馬県ドクターヘリ、前橋ドクターカーの実績も含めて、「前橋赤十字病院 高度救命救急センター」の2017年度活動実績の報告です。(手元にある資料で作成したため速報値となります。) ☆☆高度救命救急センター 2017年度活動実績☆☆ 救急外来受診数、救急車搬送数ともに横ばいです。 ドクターヘリ、ドクターカーともに出動件数が増加しています。 救急外来受診者数は横ばいですが入院患者数は増加しています。 新病院への移転の際して患者移送中のトラブルは絶対に避けなくてはいけないことであるため、移転前後で短期間ですが診療制限がかかることがあり、患者さんや近隣の消防・医療関係者にはご負担をおかけすることをお許しいただけると幸いです。 これからも前橋赤十字病院高度救命救急センターの活動へのご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

平成28年熊本地震から2年がたちました。

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町田です。 2016年4月14日夜と16日未明に2度の震度7を観測した「平成28年熊本地震」から2年が過ぎました。この地震で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。 2年前の4月14日に当院でも「災害対策本部」を設置したものの、情報収集チームを残して本部を解散した矢先の16日の本震に本当に驚かされたとともに、本部解散のタイミングの難しさを思い知った苦い思い出が残っています。 当院スタッフも災害急性期のドクターヘリの運航調整から亜急性期~慢性期の日赤災害医療コーディネータや日赤医療救護班など、様々な機会で災害救護活動に参加させていただいました。その際に多くの地元の方々の温かいご支援に心より感謝いたします。 その後も度重なる豪雨被害などもあり、復興に向けてまだまだ大きな働きかけが必要なところもあるようですが、我々も様々な形であの時お世話になった恩返しをできるように取り組んでいきたいと考えております。 3.11に続いて我々は「4.14,16」も忘れません。

前橋ドクターカー 2018年3月&2017年度活動実績報告

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昨日の群馬県ドクターヘリに続いて2018年度3月&2017年度前橋ドクターカーの活動実績の報告です。 前橋ドクターカーについては毎月2回(消防が交代業務のため両方の勤務の方々が参加できるようにするため)の事後検証会を繰り返して、アンダートリアージゼロを目指すとともに要請判断、活動内容の質の向上に努めています。   3月からは群馬大医学部附属病院を基地病院として前橋市内に2台目のドクターカーが誕生しました。まだ試験運用(月・水のみ)ですが2台のドクターカー&ドクターヘリが適切に要請され、かつ有効な活動ができるように協力して頑張りたいと思います。   次回の報告から「前橋ドクターカー日赤」として「前橋ドクターカー群大」と合わせて活動実績の報告をさせていただく予定です。        <前橋ドクターカー 2018年3月&2017年度活動実績>   上段:活動種別 中段:搬送先病院 下段:疾患分類  上段:月別要請数 下段:月別出動数 年度別要請・出動数   2017年度のドクターカー実績のまとめです。   ・ドクターカー要請数:493件(前年度比 +39件) ・ドクターカー出動数:412件(前年度比 +53件) ・ドクターカー未出動数:81件 *未出動数のうち代替え出動数:5件(群馬DH 5件) ⇒ 応援出動合わせての出動率:84.6 %   ☆2018年度の目標:『(応援出動合わせて)要請応需率(出動率)=100%』    最後に2017年度の群馬県内に存在するドクターヘリ、防災ヘリ、ドクターカーによる病院前診療の実績です。年間約2000件の出動があり、うち1500件ほどで医療スタッフによる病着前の早期医療介入が行われています。 さらに県内各救命センター・各病院の救急スタッフ、そして隣県のドクターヘリ・カーも合わせて、2018年度も早期医療介入が必要な傷病者に対して最も早く救急医療チームによる医療を開始できる仕組みをさらに熟成させていきたいと考えています。

群馬県ドクターヘリ活動実績をホームページに更新しました。

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Web担当の伊藤です。 新年度開始から、もう2週間が経過してしまいました。 病院では新規採用者に対するいろいろなオリエンテーションがこの時期に行われ、落ち着くまでは気が休まりません。 でも、新規採用者はもっと気が休まりませんね。 筆者も、辞令交付式の後、新規採用の医師の顔写真を撮影しています。 新しく救急科に配属になった先生たちも、全員撮影することができました。 このリストについては、高度救命救急センターのホームページに全員分掲載しています。 https://www.maebashi.jrc.or.jp/icuqq/staff/index.html 群馬県出身者より、他県出身の先生たちが多いのには驚きます。 また、歓迎レセプションという行事も行われており、ここでは新規採用者が、在職職員にお披露目されます。 今年は13人の初期研修医が入職しました。 新病院移転ありの、当院での2年間の研修を応援したいですね。 実は初期研修医の出身地も、他地域が多いです。 2017年度の群馬県ドクターヘリ活動実績報告も、締めとなります。 来月からは、新年度の実績のご紹介、そして、6月はいよいよ新病院への移転が控えます。 新病院のヘリポートから飛び立つドクターヘリの姿を、なんらかの形でみなさまにご披露したいです。 今年度も、高度救命救急センタースタッフブログをよろしくお願いいたします。

群馬県ドクターヘリ 2018年3月&2017年度活動実績報告

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2018年3月&2017年度の群馬県ドクターヘリの実績報告です。 昨年度中も大きな事故もなく1年間活動を続けられたこと、また早期医療介入のため毎事案ごとに尽力していただいたすべての関係者の方々に心より感謝いたします。     <群馬県ドクターヘリ 2018年3月&2017年度活動実績> 上段:活動種別 中段:搬送先病院 下段:疾病分類 上段:月別要請数 下段:月別出動数 2017年度消防別出動・要請数 ドクターヘリ広域連携により栃木県・埼玉県からも要請を頂いています。 2017年度のドクターヘリ実績のまとめです。 年度別要請・出動数 過去最多の要請・出動数となりました。 1.活動実績 ・ドクターヘリ要請数:1344件(前年度比 +237件) ・ドクターヘリ出動数:956件(前年度比 +180件) *隣県への応援出動:28件(栃木県 4件、埼玉県 24件) ・ドクターヘリ未出動数:388件 *未出動数のうち代替え出動数:80件(防災ヘリDH的 19件、栃木DH 18件、埼玉DH 13件、佐久DH 6件、足利DC 2件、高崎DC 12件、前橋DC 10件 ⇒ 応援出動合わせての出動率:77.1%   ☆2018年度の目標 その1: 『(応援出動合わせて)要請応需率(出動率)≧80%』   2.時間経過 ・覚知から要請までのタイミング:現着前要請率 70.8%↑(2016年度 61.4%) ・覚知から医師接触までの時間:30分ルール達成 率 46.5%↑(2016年度 40.6%) ・覚知から病院到着までの時間:60分ルール達成率 50.2%↑(2016年度 48.0%)   ☆2018年度の目標 その2:『 現着前要請率≧80% 』 ☆2018年度の目標 その3:『 30分ルール・60分ルール達成率≧60% 』     2018年度はさらに迅速な活動をめざし、さらに重複要請に1件でも多く対応して最終的に未出動を減らしていくのが大きな目標です。 今年度もどうぞよろしくお願いします。 *2017年度の活動実績の詳細は後日「群馬県ドクターヘリホームページ」に更新します。  

2018年度集中治療科・救急科スタッフ集合写真!

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もうお気づきの方も多いと思いますが、ホームページやブログのトップページの写真が更新されています。 左上がいまの高度救命救急センター入口、右上が新病院の入口です。 ドクターヘリとともに新ドクターカーも運用開始します。 “前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科スタッフ”による年度初め恒例の集合写真・・・ここ数年は勤務の都合でなかなか全員そろって撮影できることがなく、今年度も残念ながら 29 人が一緒に写ることが出来ませんでした。 それでも 21 人が 1 枚の写真に納まることが出来、残り 8 人は各自の特徴を最大限に生かした写真をくっつけました。ちなみに旦那さんとともに現在渡米中の大瀧先生からは、テキサス州の州旗とともに写真を送ってもらいました。 最上段:高橋、小橋、藤塚、雨宮、佐々木、西村、内海(秀)、大瀧 2段目:吉野、金畑、生塩、久野、森本、劉、丸山、中林、山田、小松、増田 3段目(中央):奥田、三浦、土手、藤井 4段目:鈴木、小倉、内海(江)、中村、宮崎、町田   今年度はこのメンバーでますます“前橋日赤救命救急”を盛り上げていきます。どうぞよろしくお願いします。   最後に昨年度に続いて今年度もとってもお世話になる 3 人の診療秘書さんと一緒に (*^^)v 左から竹村さん、高橋さん、新井さん。 いつも本当にありがとうございます!

2018年度新人初期研修医オリエンテーションで講義&実習を行いました。

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町田です。 4月2日に新入職員のオリエンテーションがあり、翌日の3日からすでに当科を含め新入職の医師は各部署での診療を開始しています。しかし医師になりたての新人初期研修医は3~9日にさらにオリエンテーションがあり、そこで医師として現場に出るための心得や基本手技を学ぶ機会があります。 この新人初期研修医オリエンテーションで当科からも講義&実習に協力しています。 毎年恒例で中村センター長、小橋先生、そして町田が講師として参加しました。 中村センター長からは「救急外来診療の心得と死亡診断書記入」についての講義です。 特に患者さんの死亡宣告、死亡診断書や死体検案書の記載は救急医のみならず医師であれば避けられない大切な仕事です。 小橋先生からは「病棟基本処置、EBM、サマリー」についての講義です。 これは初期研修医から“病棟に出てすぐに役立つことばかりでって助かった!”とかなり評判が高い内容のようで、僕も実はちょっと聞いてみたいと毎年思っています。 「今日からすぐ役立つネタ」が満載! そして町田がコースディレクターをしている「高度救命救急センターBLS&AEDコース」を受講してもらいました。 病棟で患者さんが急変した時に最も近くにいたり、最も早く駆けつける可能性が高いのが初期研修医です。もちろん高度の救命処置も大切ですが、当院の場合は“ドクターハリー”という制度で2,3分以内に上級医が駆けつけます。しかしその2,3分で有効な胸骨圧迫、迅速なAEDが施行されていないと、心肺蘇生ができたとしても脳蘇生ができない場合があります。 最近ではほとんどの初期研修医が医学部制時代にBLSを経験していますが、当院ではあえてICLS,ACLSなどのALS(Advanced Life Support)ではなく、あらためてBLS(Basic Life Support)を最初のこの時期にがっちり教えます! 先輩看護師のデモンストレーションを真剣に見つめています。 まずは「有効な胸骨圧迫、迅速なAED」に徹しましょう!     いよいよ病棟業務や救急外来での当直業務が始まりますが、最初はだれもが思ったようにいかないものです。しかし患者さんからみれば「ベテランでも新人でも医師は医師」です。 新人として上級医にしっかり相談しなが