夜のICUにて・・・
集中治療科・救急科の町田です。 救急外来を除いて病院の夜は基本的に静かです。そして消灯時間になると病室や廊下も真っ暗です。ただいま夜23時前・・・もちろんICUに入院中の患者さんにとっても昼と夜のリズムを付けることはとても大切なため、この時間のICUも基本的に消灯されています。 電気スタンドの明かりで記録をとるICUナースの皆さん。 現在ICUは12床で展開されていて、今年は今日までに277名の患者さんの入室がありました。日勤帯が処置や検査など業務が最も多い時間帯のため、スタッフ数も多く配置していますが、手術後の入室や緊急入室などで準夜帯も結構忙しいため、準夜帯には朝までの当直医にくわえて遅番の医師を1名配備しています(ちなみに今日は僕が遅番でした)。今日は珍しく空床がありますが、明日のうちにはきっと満床になるでしょう。今週は明日以降で手術後の患者さん9名の予定入室が決まっています。さらに多くの緊急入院があると思いますが、1人でも多くの重症患者が当院ICUの恩恵を受けられるために、ICU入室中の患者さんが1日でも早く回復するようにICUスタッフ一同朝も夜も頑張ります。 ICUの空ベッドサイドで、暗闇の中じっと人工呼吸器とモニターと 対峙している岡森先生。今度の学会発表に向けての勉強中です。