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9月, 2017の投稿を表示しています

神門先生、ありがとうございました!

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2週前に前橋市内の小学校で運動会が開催されましたが、今日は絶好の秋晴れの下で高崎市内の小学校にて運動会が行われました。 気が付くと9月も最後の日・・・実は年度もちょうど半分が過ぎとところであり、当科スタッフの別れや新たな出会いがある入れ替わりが激しい時期でもあります。 今年4月より板橋中央総合病院麻酔科より来ていた神門先生の半年間の研修が修了しました。 ICUでは適切な輸液のオーダーや全身管理を確実に行ってくれており他のメディカルスタッフからの信頼度が高かったです。もちろん鎮静・鎮痛、気道管理など得意としている領域の知識をいろいろと僕たちに教えてくれました。 救急外来では緊急度の高い患者への迅速な判断・処置を学んでもらいながら、最後にはドクターヘリで指導医とともに病院前診療の経験もしてもらいました。 あっという間の半年間で寂しい気持ちが強いですが、ここで学んだことがこれからの臨床の現場で少しでも生きてくれればうれしい限りです。 またどこかで一緒に活動する機会があることを願っています。半年間本当にありがとうございました。

「第32回JSEPTICセミナー」に参加しました。

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小松です。 9月16日に開催された「JSEPTICセミナー」に参加してきました。 (* JSEPTIC:特定非営利活動法人日本集中治療教育研究会) セミナー自体は昼からで開始であったため、セミナーの前に会場の近くにある湯島天神にお参りです。当院のさらなる発展の力添えをお願いしてきました。 ( 当然、救急医専門医試験に臨む、当院医師 3 名の合格も祈ってきました! ) 本題のセミナーです。 テーマは「輸液・ボリューム管理」でした。   今回のセミナーでは、「救急外来での救命のための輸液」から、「残念ながら病や怪我に勝てず、最後の時間を過ごす方に対する輸液」まで幅広いテーマで講義やディスカッションがありました。 救急・集中治療医は、昼夜問わず、重症循環不全と戦っています。輸液 ( 点滴 ) は循環不全と戦う武器の一つです。しかしその武器も使い方を間違えると、悪い方向に働いてしまうことがあります。 我々は、「どのような輸液をどのような量で使うべきか」を常日頃から考え治療にあたっています。しかし、病状と輸液の使用法は一対一対応にならないのが、現状であり、頭を悩ませているところです。 今回のセミナーで学んだことをベースとし、この輸液という武器を効率よく使用できるように、日々頑張っていきます。

「第17回リフレッシャ―セミナー(日本集中治療医学会主催)」に参加しました。

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生塩(うしお)です。 ご報告が遅くなりましたが、またまた勉強会に参加してきました。もうそろそろと言われそうな年になってきましたが、月 1 回ペースで積極的に勉強会に参加し、モチベーション維持と知識のアップデートをしようと思っています。 今回は本業である集中治療を勉強すべく、集中治療医学会が主催する『第 17 回リフレッシャーセミナー』に参加してきました。 リフレッシャーセミナーは『専門医前段階の医師の基礎知識の習得および専門医になってある程度経過した医師に対する生涯教育で、集中治療における標準治療や実際の治療手技、新しい知識等、講義を通じて習得すること』が目標とされており、最新文献でアップデートするのが難しい(忙しい?)若手臨床医向けのセミナーです。 まさに集中治療医 1 年目の私にはぴったりなセミナーでした。 お題は・・・ ①    Fever in the ICU ②    ICU でのエコー ③    心臓血管外科とのコミュニケーションと術後管理のコツ ④    小児人工呼吸器管理の注意点と新しい話題 ⑤    経肺圧や食道圧モニタリングでの最新の呼吸管理 ⑥    終末期医療に関する各学会ガイドラインの比較と現在の問題点 特に面白かったのは、③の心臓血管外科とのコミュニケーションと術後管理のコツでした。 今までに聞いたこともないテーマです!確かに、心外術後の患者さんの入室の時は普段以上に緊張しますし、心外の先生と話すのも緊張します…当院の心外の先生は非常に話やすいほうだと思います(当科には心臓血管外科出身の町田先生もいらっしゃるため、術式や心外科的なことを科内で聞けるということは非常に心強いです!)。 心外手術後管理はマメに見ないといけないことも多く大変ですが、非常に集中治療の勉強になります!! 今後もいろんな勉強会を通じて、救急集中治療のレベルアップをして日々の診療に役立てていきたいです! 次回は、防災ヘリのドクターヘリ的運用の事前訓練の様子をご報告します。お楽しみに!

『第25回群馬県救急医療懇談会』に参加しました。

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どうも、小橋です。 9 月 10 日に太田市で「第 25 回群馬県救急医療懇談会」が開催されましたので報告いたします。 本懇談会は県内の救急医療の普及発展を目的として、年に 1 回、群馬県内の救急医療に関わる医療従事者(医師、看護師、消防士、救急救命士)が集まって口演を行う学会といったところでしょうか。 昨年は、当科からの一般演題発表はなかったのですが、今年は多数の演題発表を行わせていただきました。また、私含め 3 人が座長として参加させていただきました。 <座長> ○中村センター長 パネルディスカッション【在宅医療と救急医療】 ○小倉医師 一般演題 14 【 ECMO 】 ○小橋 一般演題 2 【 DR カー・ DR ヘリ】   <一般演題> ○小倉医師 「迅速な消防・ドクターヘリ・病院間連携により救命しえた外傷性心肺停止の一例」 ○藤塚医師 「重症呼吸不全に対する ECMO ~病院間連携における ECMO センターとしての役割~」 ○劉医師 「 VV-ECMO 導入により救命できたインフルエンザ後黄色ブドウ球菌性肺炎、肺膿瘍の一例」 ○小橋 「重症外傷患者における当院独自の診療プロトコール運用について」 「 当院における重症外傷患者の治療成績 ~ 5 年間の集積~」 「 群馬ドクターヘリから前橋ドクターカーへ ~前橋市内における早期医療介入手段の変化~」 「 群馬県における早期医療介入のあり方について」     今回はちょっと気合を入れて 4 演題発表させてもらいました。そのほか 、脳外科医師、心臓血管内科医師、救急外来看護師、集中治療室看護師からの口演もありましたが発表などの都合で聞けませんでした。残念・・・ 今回、初めて座長を務めさせていただきましたが、口演者とは違った感じで楽しめました。 来年も参加できればと思います。