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AP-ELSO2021で口演発表をしました。

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 後期研修医の河内です。第5波が落ち着いて、日々の暮らしにも気持ちの余裕が出てきましたね。これまでの経験と教訓を踏まえて、診療技術を進歩させていかないと…ですね。 本日、現地&オンラインでハイブリッド開催のAP-ELSO2021(the Asia-Pacific Extracorporeal Life Support Organization 2021 Conference)の口演発表をさせていただきました。 発表テーマは『端坐位の達成はVV-ECMO出血合併症に関連するか?』でした。 結果としては端坐位の達成はむしろ出血を抑制する因子でしたが、単施設かつLimitationの強い研究なので、まだまだ今後の研究が必要だと思います。 ボクはオンライン発表なので、事前に録音&録画したスライドが現地で流れて(これツラい)、その後Q&AにZOOMで参加するスタイルでした。 ショボい英語力も含めて、満足のいく発表ではないですね、正直。 台湾開催だけあって発表者の多くが台湾や香港の方でしたが、いずれも複雑・ハイレベルな発表かつ、英語超上手!でした。 まだまだ全然太刀打ちできる気がしないです。Q&Aも優しさで乗り切った感ありましたし。 世界の壁は高い。 現地に行けないのが本当に残念でしたが、次の学会ではもっと質の高い発表が出来るように日々努力していこうと思います。 お互いに身体に気を付けて、冬を迎えましょう!ではまた!

当科診療スタッフ紹介:小森先生

今回は当科診療スタッフをご紹介いたします。先日ICLSプレインストラクターとしての経験をブログでお話ししてくれた福岡徳洲会病院からいらした小森先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。 福岡で生まれ育ち、大学も地元の久留米大学を卒業しました。初期研修は福岡徳洲会病院で2年間過ごしました。 Q2: 当院・当科を選んでくださった理由はなんでしょうか? 病院前医療からICUまですべてを後期研修の期間に勉強したいと思い、思い切って福岡から群馬に来てみました。 Q3: 実際に6ヶ月診療に携わっての感想を教えてください。 日々学ぶべき課題で追われていますが、目指すべき背中は見えているので少しでも追いつくように諦めずに頑張ります! Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 過ごしやすい職場で、病院前医療からICUまで全て研修できる病院は全国でも数少ないです!こんな環境で研修できることに日々感謝しながら、少しでも群馬県の救急医療に貢献できればと思います。 以上、小森先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します(^-^)/

消防学校ICLSにプレインストラクターとして参加させていただきました。

 後期研修医1年目の小森です。10月5,6日に群馬県消防学校でICLSコースが開催されプレインストラクターとして初参加させていただきました。  ICLSとはImmediate Cardiac Life Supportの略で突然の心肺停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生を習得することを目標としたトレーニングコースです。  私は初期研修の時にこのコースを受講生として参加し今回はプレインストラクターとして参加させていただきました。受講生は消防学校で開催することもありほとんどが救急救命士さんでほかに数人の看護師さんでした。  初のプレインストラクターで事前に知識的な勉強はしましたが、さすが救急救命士さん、胸骨圧迫など日々訓練されておりその美しいフォームに関心いたしました。ほかにも薬剤投与や除細動のジュール数など鋭い質問も多く、私自身もまだまだ勉強不足を感じるとともに良い刺激となりました。また、ほかのインストラクターの方を見てコースの流れの持っていき方など大変勉強になりました。  これからもインストラクター目指して参加させていただこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

救急科専門医試験を受験しました。

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こんにちは、山口です。 先日、当院からは3名が救急科専門医試験を受験してきました。 当初は「いざ東京に!」と考えていましたが、コロナの影響で今年度は地域(都道府県)で行われることになったため、群馬県では当院が試験会場でした。 救急診療指針を熟読して臨みましたが、医師国家試験のような構成で、知識問題が例年より多い印象でした。奇問はなく、良問揃いだったと思います。 学会によると合格発表は今月下旬のようなので、もう少し不安でドキドキした日々が続きます。 来年度の受験資格も与えられないように、あとはお祈りです。