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続けて通算10人目のフライトナースの誕生です!

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昨日も今日も暖かい日が続き、先日まで真っ白であった県北の山々や浅間山の頂の岩肌が露出しています。冬の寒さもいやですが、冬独特の景色を楽しめないのも残念ですね。 今年の花粉の飛び具合や梅や桜の開花時期が気になる今日この頃です。 一昨日の入澤看護師に続いて「関山 裕一 看護師」が、本日新たなフライトナースとしてデビューしました。ようやくフライトナースも10人体制となりました。 関山 裕一 看護師 ヘリ研修日は悪天候が続く不運もありましたが、その分はドクターカーでかなりの数の現場経験を重ね、さらにさまざまな教育・研修コースの講師として指導しながら知識と技術のスキルアップを重ねてきました。 入澤看護師と同様にヘリ研修後半ではドクターが超スピードで診療を展開し、それについていくだけではなく自らが考えてできることを積極的に行うという当院フライトナース伝統の教えをしっかり実践していました。 もちろんこれでスタートラインに立ちました。 これからさらに大変な現場や事案に立ち向かうことがあると思いますが、常にレベルアップを目指して前進していってほしいと思います。そのためにも関係者の皆様におかれましては、今までと同様に叱咤激励のほどよろしくお願いいたします。 初出動の際には地上から先輩ナースの見送りをもらいました!     これにてフライトドクター10人(通算28人)、フライトナース9人(通算10人)となりました。 新しいフライトナースが誕生するまでに4年かかったことが、当院フライトナースの高い質の維持を表しています。現在フライトドクター独り立ちに向けて当科医師4人が研修中ですが、病院前から質の高い医療を提供するために妥協することのない研修を続けていきます。

4年ぶりにフライトナースが誕生しました!

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11日に世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスによる病気の正式名称を「COVIDー19(コーヴィッド・ナインティーン)」に決定したと発表しました。またこの新型ウイルス自体の名前は国際ウイルス分類委員会(ICTV)によって「SARS-CoV-2」と名付けられました。 21世紀に入り2002年のSARS、2012年のMERS、そして2020年のCOVID-19とコロナウイルス(CoV)による感染症との戦いが今後も続くのでしょうか?いずれにしても今は目の前で繰り広げられていることに対して、個々の感染予防の意識をしっかり高めておくことが重要です。 フライトナースの仲間が増えました。 2015年12月の矢内看護師の独り立ちから4年・・・ https://drheli-gunma.blogspot.com/2015/12/8.html 救急外来で多くの緊急・重症患者の対応に当たり、ドクターカーでの現場経験を積み重ね、ドクターヘリでの厳しい同乗研修を1月末で修了した「入澤 愛 看護師」が、本日フライトナース独り立ちデビューとなりました。 群馬県ドクターヘリ8人目(通算9人目)のフライトナースとなります。 入澤 愛 フライトナース 昨年度にフライトナースにアンケートで「ナースの研修へのドクターのかかわり方」の調査をなっており、そのリクエストに応えて研修終盤にはドクターからも現場でかなり高いレベルの要求をしてきましたが、冷静沈着に対応していた姿が印象的です。 とはいえこれでようやくスタートラインです。 これからも様々な現場に出ていきますが、ドクターヘリの現場ではいつも何か新しい出来事がおこるものです。本人の臨機応変の対応やチーム力の高さが求められますが、現場の皆様の温かいご支援もどうぞよろしくお願いいたします。 初出動のパートナーは最もフレッシュなフライトドクター(山田先生) 救急外来師長の感慨深げに出動を見届けました!

“フライトドクター・ナース独り立ち”に向けて研修中!

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町田です。 “群馬県ドクターヘリの医療スタッフは全員前橋赤十字病院の常勤医師・看護師です。” 群馬県におけるドクターヘリの活動方針として、地域の医療体制や医療圏を重視する姿勢を運航当時から貫いています。もちろん緊急性が高い場合や特別な病態な場合はすぐに基地病院や直近救命救急センターに搬送しますが、ヘリスタッフによる初期診療によって地域の医療機関で対応できるものはできるだけ地域の医療機関に搬送しています。またドクターヘリ広域連携で隣県への出動があったり、他機関のドクターヘリ・カーと連携活動することもあることから、フライトドクター・ナースの独り立ちのために「群馬県内および隣県の医療状況を把握している」ことが絶対条件の一つになっています。 そのために大変申し訳ありませんが外勤者のヘリスタッフ認定は認めていません(同乗研修などは行っています)。ということで院内スタッフからヘリスタッフを増やしていくことが求められており、ヘリスタッフ候補は臨床業務の中で診療技術をあげることに加えて、群馬県及び近隣地域の医療状況を常にモニタリングしている必要があります。 今年度はフライトドクター 10 人、フライトナース 7 人で活動が始まりましたが、ただいまドクター 5 人、ナース 2 人がドクターヘリによる独り立ちに向けての同乗研修が始まっています。     病院とは違う環境での医療提供だけではなく、無線のやり取り、現場での関係者 ( 消防、警察、家族 ) とのコミュニケーション、早期搬送を意識した活動など、平時の病院での診療とは異なる部分で戸惑いつつも日々確実に成長を続けています。 現場はすぐに他の医療スタッフの応援が来る環境ではないため、傷病者や関係者に不安を与える可能性がある場合はそう簡単には独り立ちできない厳しい環境で行っていますが、そこを乗り越えて独り立ちすることで傷病者、家族、そして関係者から信頼される現場での医療提供がようやくできると考えています。 もちろん一人でも多くヘリスタッフが院内にいることはより多くの要請に対応できることにつながるため、ヘリ指導者 ( ヘリで現場出動 200 回以上が条件 ) も毎回真剣勝負です!

萩原フライトナース&町田フライトドクター、1000件出動達成しました!

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群馬県ドクターヘリが運航開始して9年がたち、昨日まで6614件の出動があり、これまでフライトナースは8人、フライトドクターは24人いました。 そして今年度8月に萩原看護師がフライトナースでは3人目、昨日に町田がフライトドクターとして初めて“1000フライト”を達成しました。 フライトスーツでのツーショットがなかったので・・・ (常総水害対応に出動する時の写真) 萩原ナースは運航3年目から本格的に搭乗し始めましたが、まだそのころはナース5人で365日ヘリ当番を回していた時代だったのでとても大変であったと思います。今は指導的立場としてカーナース育成にも力を入れてくれています。   町田は現在12人いるフライトドクターの中でたった3人のスターティングメンバ―(他は中村センター長、鈴木副部長)です。運航開始して数年は年間50件出動あるかどうかでしたが、最初の頃は1件1件が手探りでいろいろ考えることが多く、いまだに最初の頃に苦労した経験がいま実を結んでいると強く感じています。     「1000」という数字に特別な意味はなくあくまで通過点ではありますが、あらためて今まで支えていただいた関係者の皆様に感謝いたします。そしてこれからも安全最優先でさらにレベルの高い活動を提供するとともに、質の高い次世代の人材育成を頑張りたいと思います。 これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。   フライトスーツの写真も・・・ (長岡赤十字病院医療社会事業部長 内藤先生とともに) ☆城田フライトナース1000件出動  2015年7月  http://drheli-gunma.blogspot.jp/2015/08/1000277.html ☆滝沢フライトナース1000件出動  2015年11月  http://drheli-gunma.blogspot.jp/2015/12/1000.html

他院からのフライトナースの研修が続きました!

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町田です。 3連休がまもなく終了します。ここ数日は春の陽気で暖かい日が続きましたが、群馬の山間部ではまだまだスキー場が空いていて、関東の広い範囲から多くのスキー・スノーボーダーの方々がきていたようです。ただしスキー場でけがをする方も多かったようで、ドクターヘリもスキー場で発生した事案に何度も出動しました。連休で家に帰るまでぜひお気を付け下さい。 今年に入って長岡赤十字病院と旭川医科大学病院から看護師が1名ずつフライトナースの研修で当院にやってきました。 研修病院として選んでいただけることは本当に光栄なことです。 ある程度の実績、そして研修する価値がある活動を平時から行っていないと、研修病院の対象にはなりません。そういう意味では、当院フライトナースについてはドクターヘリが運航開始した当時から救急医療や災害医療に関する知識や技術、そして平時の活動の様子は本当にレベルが高いと感じていて、研修病院として申し分ないといってもよいでしょう。 いままで様々な病院から何名もフライトナースの研修を受け入れてきましたが、実際に研修を受けた看護師の方々からも満足度の高い研修であったと感想をいつもいただいております。 われわれフライトドクターは平時より高いレベルのフライトナースの支えに甘えているところがあるかもしれません。 フライトドクターもさらに高いレベルの活動ができるように個々で自分の活動レベルを見直して、フライトドクターの研修病院としてもその対象としてご指名頂けるよう、さらに研鑽を積んでいきます。

8人目のフライトナースの誕生です!

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群馬県ドクターヘリは運航開始からまもなく7年を迎えます。運航開始当初はフライトナース3人のみでローテーションをしていてかなり多忙な日々をおくっていました。 ヘリスタッフを増やすことは簡単ではありません。現場に出れば自分で解決しなくてはいけないことばかりです。病院内のようにすぐに応援が来てくれるわけではありません。そしてドクターのみならず様々な職業、立場の人とのコミュニケーションが求められます。そしてすでにフライトナースとして活躍しているスタッフも、そのようなことを踏まえて後進の育成をしなくてはいけません。 そのような厳しい条件の中で何か月にも及ぶOJT(on the job training)を経て、「矢内健太看護師」が群馬県ドクターヘリ8人目のフライトナースとして独り立ちデビューしました! 矢内健太フライトナース   昨日のデビュー日はいきなり研修中のフライトドクターとのコンビや取材クルーの同乗がありいつも以上のコミュニケーション力が必要であったり、また隣県・現場直近・日没間際の重症例への対応だったり・・・とてもあわただしくなりそうでしたが、冷静沈着に行うべきことをてきぱきと行い、傷病者を病院まで安全にヘリで搬送することができました。 これからも様々な現場に出ていきますが、ドクターヘリの現場ではいつも何か新しい出来事がおこるものです。本人の臨機応変の対応やチーム力の高さが求められますが、現場の皆様の温かいご支援もどうぞよろしくお願いいたします。 12月7日現在、フライトドクター10人&ナース8人体制です!

滝沢フライトナース、1000件出動達成しました!

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7月28日に城田フライトナースがドクターヘリでの出動を1000件達成したのに続いて、昨日11月30日、『滝沢悟看護師』が“1000フライトを達成”しました。 運航開始当時しばらくたった3人のフライトナースでヘリ活動をしており、念願の新フライトナース誕生の第1号が滝沢看護師でした! それからずっと休むことなくフライトナースとして頑張ってきています。 そしてどのような現場でも現場救急隊・支援隊とのコミュニケーションが良好になる素晴らしい人柄であり、ともに活動するドクターにとっても本当に心強い存在です。   これからも妥協することなく出動1件1件ごとを大切にして活動していきたいと思いますので、関係各機関の皆様にはますますのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

城田フライトナース、1000件出動達成しました!(平成27年7月 群馬県ドクターヘリ&前橋ドクターカー活動実績速報付)

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群馬県ドクターヘリが運航開始して6年半がたちました。 今まで18人のフライトドクターと7人のフライトナースが誕生してきましたが、運航開始の一番大変な時期をたった3人のフライトナースで支えていたうちの1人である『城田智之看護師』が、7月28日についに“1000フライトを達成”しました!      医療会の内輪話になってしまいますが、城田看護師といえば『16G(ゲージ)の帝王』で名をとどろかされています。ズバリ言うと普通の2倍の太さの点滴の針をいとも簡単に確保してくれます。ちなみに平均的に病院で輸液をする際は20-22G(0.6-0.8mm)の太さの針ですが、16Gは約1.3mmと2倍の太さがあります。血管の細い子供や女性、ショック状態で血管が虚脱している人でも、かなりの確率で迅速に太い輸液がとれているので、すぐに急速輸液を行うことができます。   フライトドクターでも運航開始当時から活動している鈴木医師と町田が500件の出動を超えていますが、まだまだフライトナースの経験数の足元には及びません。これからもお互いを高めあってよりレベルの高い活動ができるように頑張っていこうと思います。   ちなみに城田看護師と町田は重複要請時に防災ヘリドクターヘリ的運用や前橋ドクターカーでの出動数も多く、ドクターヘリ以外の機関との連携でも数多くの経験をさせていただいております。 とはいえ全国にはまだまだ経験値の高いフライトドクター・ナースの方々もいらっしゃいます。妥協することなくこれからも出動1件1件ごとを大切にして活動していきたいと思いますので、関係各機関の皆様にはますますのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。  <2015年6月 群馬県ドクターヘリ活動実績速報> *表をクリックすると拡大してみることができます。    ☆要請・出動数     ☆搬送先病院 ☆疾患分類     ☆ランデブーポイント数(運航開始から)       <2015年7月 前橋ドクターカー活動実績速報>   ☆...

雨にも負けず・・・~ただいまフライトナース育成中!~

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  町田です。 台風11号は熱帯低気圧に変わりましたが、日本列島に大きな爪痕を残しました。そして関東地方もまだその影響で雨が降ったりやんだりを繰り返しています。昨日に引き続き今日も雨のためヘリ医療スタッフは院内待機でドクターカー対応、そして夕方になって雨が止んでからドクターヘリは運航再開となりました。群馬ヘリポートから病院屋上に戻ってきたヘリの資器材点検を行い、そのまま屋上でブリーフィングを行って待機開始です。 運航開始前に安全の確認、気象状況、日没時間などを スタッフ全員で共有します。   今年度の入り8人目のフライトナースのヘリ同乗による育成が始まりました! でも必ず各基地病院にも存在する『雨男&雨女』(>_<) OJT(on the job trainning)の日はほとんど雨による運休が重なっています。天気とにらめっこしながら1つ1つの出動に集中してがんばっているところです。 先輩ナースだけではなく、ドクター、運航クルーも、1日も早い独り立ちに向けて全面的にサポートしています!でも雨だけにはかなわない・・・(もちろん雨の日はドクターカーでOJTです!) 運航終了後、先輩ナースとの振り返り・・・ ☆『第22回日本航空医療学会』での演題募集のご案内 http://convention.jtbcom.co.jp/22jsas/index.html 11月7,8日に前橋テルサで開催される上記学会での演題募集期間を延長しました。 締め切りは7月23日(木)15時までです。 本学会のテーマは「空の連携-航空医療の飛躍的発展-」です。 皆様のご応募、心よりお待ちしております! 演題登録はこちら → http://convention.jtbcom.co.jp/22jsas/subject.html ☆『富山救急医療学会』でのドクターヘリ特別講演について 8月下旬に富山県ドクターヘリが運航開始予定です。そこで8月29日に富山大学で開催される上記学会でドクターヘリに関する講演をさせていただくことになりました。 すでの富山県では但馬救命救急センターの小林先生より「基地病院がしっかりしていることの大切さ」についてお話があったとのことで、僕か...