群馬県ドクターヘリ、要請数1,000件に達しました。
集中治療科・救急科&フライトドクターの町田です。よく“誰が書いてるのですか~?”と聞かれるので、きちんと自己紹介してから本文に入ろうと思います。ブログなどで文章を書くことはとても苦手ですが、当科のホームページ担当となったために現在ブログも担当しています。いまはほとんど僕が文章(乱文?)を書いていますが、来月あたりから高度救命救急センターの多くのスタッフに書いていただこうと思っていますので、これからもよろしくお願いします。 寒い日が続いています。今日は都心でも雪が降ったようですね。群馬も朝から氷点下で、日中は晴れていたものの山のほうには雪雲がかかっており、夜7時頃になって帰宅するときすでに-2度まで気温が下がっていました。途中高速道路のICから雪の積もった車が下りてきていました。山のほうはかなり雪が降っていたようです。明日の朝も冷え込むようで・・・布団から出るのに勇気と気合が必要な日はまだ続きそうです。 前橋は晴れていましたが、 空には雪雲も広がっていました。 今日は珍しく空っ風が弱まっていて、久しぶりに朝からドクターヘリが屋上へリポートで待機していました。前橋市内など平野部は晴れていてドクターヘリは運航可能でしたが、県北部は雪模様でドクターヘリは行けない状態でした。 屋上へリポート(11階相当)の横に吹き抜けがあり、その吹き抜けのそこの隣にICUのカンファレンスルームがあります。今日はICU専属医としてICUで働いていましたが、昼頃にちょうどそのカンファレンスルームで調べ物をしていたら、外からドクターヘリのエンジン音が聞こえてきました。 群馬県ドクターヘリが運航開始して“1年11ヶ月13日”に“1000件目”の要請があり、それに対してヘリが出動態勢に入りました。CS室に行くとCSが要請内容とランデブーポイントを確認していました。ヘリのローターがまわりはじめ、フライトドクター&ナースもヘリポートに到着しヘリに乗り込みすぐに離陸。そのとき再びホットラインが鳴り響き、“ドクターヘリキャンセルでお願いします。”と消防から連絡が入りました。1000件目の要請に対する出動は出動後キャンセルでしたが、傷病者がドクターヘリ対応でなくても良かったことと、またキャンセルを恐れずにドクターヘリを要請した消防本部の対応に安心しました。 運航開始以来、要