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“被虐待児に寄り添って”~「虐待CAPS委員会」の活動紹介~

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町田です。 本ブログ管理人の休暇の都合でしばらく投稿をさぼってしまい申し訳ありませんでした。(管理人不在中の体制を整えていないことばれてしまいましたね・・・) 復帰早々とても重い話題で申し訳ありません。 どうしてこの世の中から「子供への虐待」がなくならないのでしょうか?小さな命が奪われたり傷つけられたニュースを聞くたびに本当に悲しくなるし怒りに似た感情も覚えてしまいます。 救急外来で勤務していると、どうしてもそのような事案から避けられない現実があります。 小さな命を救うためには救急隊や救急外来での気づきがとても大切になります。もちろん親や家族を疑うことにもちろん抵抗があります。でも見逃してあとで悲しいことになるよりは・・・ 最前線の救急隊や医療スタッフは本当にそのはざまで苦しむことがありますが、当院にはそのような苦悩をサポートしてくれる当院小児科&医療ソーシャルワーカーを中心とした「虐待CAPS委員会」というチームが存在しています。   そのチームの活動について、日本赤十字社が定期的に発行している赤十字NEWSに掲載されたので、本メールで紹介します。 以下のURLからそのページを見ることができます。 http://www.jrc.or.jp/publication/news/190820_005834.html とても大切な内容なのでぜひ一度ご覧ください。 「虐待する親に必要なのは“罰”ではなく支援」であるという言葉がとても心に残りました。 今月末の群馬県ドクターヘリ症例検討会でも小児虐待に関わる事案を取り上げることとなりましたが、いまいちど県内消防職員、医療スタッフとこの問題について考える機会にしたいと思います。