J-CIMELS(日本母体救命システム普及協議会) ベーシックコース
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皆様、こんにちは。救急科の永山です。6月24日に群馬大学で開催された「J-CIMELSベーシックコース」を受講してきましたので報告します。 J-CIMELS(日本母体救命システム普及協議会)とは日本産婦人科学会、臨床救急医学会ら6つの団体から構成されています。このコースは妊産婦死亡の一段の低下を目指す目的で、多職種で連携し、母体急変時の初期対応ができるようにつくられたもので、産科領域にかかわる医師、看護師、助産師を対象にした半日のコースです。 たった半日ですが、出血性ショック、敗血症、羊水塞栓症、心停止症例など、みっちりと急変シナリオを経験できる充実したコースでした。高次施設ではなく一般の産院でおこりうる事例を通し、初期対応や搬送の目安など、丁寧にレクチャーしていただきました。産科領域の急変は、なかなか経験することができないため、専門家の先生方とディスカッションできるいい機会だったと思います。今後の病院内の診療はもちろんですが、病院前での対応にも生かしていきたいです。