救急科・産婦人科合同症例検討会を開催しました!
後期研修医の河内です。 7月28日に産婦人科と合同の症例検討会を主催させていただきました。 出産直後の産科危機的出血に対して、病院前からICUまで産婦人科の先生方と連携して治療に当たった重症症例を振り返りました。 交通事故などの重症外傷の治療はある程度やり慣れている部分もありますが、周産期の危機的出血については不慣れな部分が多いのが本音です。 実際の手技・薬剤・治療方針の決定など産婦人科の先生方の話を伺い、活発な議論の中でガイドラインや文献以上の実臨床でのやり方を深く学ぶことが出来ました。 当院にはあらゆる重症患者さんが搬送され、我々集中治療科・救急科はそれらの患者の治療において陣頭指揮をとる存在です。 複雑な症例になればなるほど、より専門的な能力が求められ、より高度な連携が必要になります。 もちろん各診療科の専門家ほどの知識を持ち合わせているわけではありませんが、今回のような症例検討会などを通して専門家に近い能力を身に着け、重症な患者さんのために備えていければと思います。 今後も、各診療科の先生方と連携をしつつ、あらゆる患者さんを適切に診療できるよう努力していきたいと思いました。 あと救急後期研修に最高の病院ですので、是非!ゼヒ!ぜひ!入職お待ちしております。