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今年度も新人看護師対象のBLS&AEDコースが始まりました!

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町田です。 梅雨明けがしたのかしていないのかよくわからない状況で、ここ数日で2度のゲリラ豪雨に遭遇しています。日本各地でもこのような突然の大雨に襲われている地域が多くあるようです。 急に空が暗くなって来たり強い風が吹いてきたときは天候が急変する可能性があります。雷にも十分注意してください。 夕方の空にきれいな虹が! 虹が出る30分前は・・・洗車や洗髪ができるかと思いました! 当院で毎月1回(4月のみ2回)のペースでBLS&AEDコースを開催しています。 *BLS=Basic Life Support(一次救命処置) 毎年4月の第1回目は新人初期研修医対象、それに引き続き7~9月は新人看護師を対象に開催しています。 コースディレクターは町田で、久野先生、先輩看護師、そして救急救命士の方々の指導のもと、今年度も新人看護師の皆さんが一生懸命取り組んでくれました。 真剣なまなざしで先輩看護師のデモンストレーションを見ています! 仲間と声を掛け合いながら「早く深く」胸骨圧迫を行います! すでに病院で働いているため、医療関係者が使用できる薬剤や医療機器を用いて行う救命処置を学ぶALSコースもありますが、当院ではまず新人医師・看護師にはBLSを徹底して教えます。 *ALS=Advanced Life Support(二次救命処置) 病棟をラウンドしているとき、たまたま急変した人に遭遇した時に、医療スタッフとはいえほとんどの場合は薬剤や医療機器を持ち合わせていません。 応援のスタッフが来るまでたった数分間かもしれませんが、その間の迅速なAED使用や有効な胸骨圧迫が救命率に大きくかかわってきます。最初の時間がある意味一番大切な時間となります。 新人看護師にとってそのような場面は出くわしたくないと思いますが、万が一の時は落ち着いて「人を呼び」「AEDを呼び」「胸骨圧迫を開始する」ことだけは忘れずに、一人でも多くの人の生命を守っていきましょう!

新人看護師対象のBLS&AEDコース開催中!

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町田です。 当院では年13回(月1回、4月のみ2回)の「高度救命救急センターBLS&AEDコース」を開催しています。僕はそのコースディレクターをしているのですが、4月の新人研修医対象のコースに続いて、7月から新人看護師対象のコースが始まりました。 今年度は約60名の新人看護師が当院に採用され、3か月のローテーション研修が修了し7月からは各病棟に配属されています。1回のコースあたり約20名の受講で9月まで計3回開催されます。 7月のコースでは、20名の受講生に対して他の病院から駆けつけてくれた看護師、救急救命士を含めて15名のインストラクター(大部分が先輩看護師!)で対応しました。 僕が本コースのディレクターになる前からコース指導でご活躍されている新人にとってみれば超大先輩のデモンストレーションから始まり、講義と実技を織り交ぜながら実習を進めていき、最後は筆記試験・実技試験を乗り越えて無事に修了証とオリジナルピンバッチを全員に渡すことができました。 当科では、一般市民に「救急隊が着くまでに周りにいる人がBLSとAEDを行うことで“命のリレーの第一走者”になる」ことの重要性を様々な講習会を通じて教えてきていますが、実は医療スタッフでも最初にそのような場面に出くわした人の行動がとても重要になっていきます。 院内で(もちろん院外でも)でこのような場面には遭遇したくありませんが、もしそのような時でも落ち着いて正しい行動ができるよう、院内スタッフにもしっかり教育していきたいと思います。

新人看護師の一次救命処置研修が始まりました。

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町田です。 昨日から台風通過に伴う災害対応の心構えをして夜を過ごしていましたが、朝になったらカーテンから木漏れ日が・・・いつの間にか関東地方は台風が通過して青空が広がっています。とはいえ、どうも台風8号はこのまま太平洋上に抜けていくと思いきや、今度は東北・北海道方面に北上していくようです。梅雨前線による大雨も伴っており、これから台風が近づく地域も過ぎた地域も水害に十分にご注意ください。 当院高度救命救急センターでは、毎月1回(4月のみ2回)のペースでBLS&AEDコースを行っています。 4月は新人初期研修医に対して開催しますが、新人看護師は7月からの各部署の配備に伴い今月より本コースの受講を何回かに分けて受講してもらうことになります。 先輩看護師(インストラクター)のデモンストレーションを 真剣なまなざしで見つめています! 実際に胸骨圧迫やAEDを用いて、一時心肺蘇生を学んでいただきました。 今日はきっと筋肉痛でしょう・・・ 新人研修医であれ新人看護師であれ、患者さんにとって目の前にいるのは医師であり看護師です。状況によっては「新人だから・・・」は許されない世界です。 目の前で患者さんが急変した時の初期対応は、医療者の経験や専門性は関係ありません。正しい胸骨圧迫とAEDの使用、それを行うための緊急アラートの立ち上げは誰でも出来なくてはいけません。 患者さんが急変しないように経過を見るのが私たち医療者の大切な役割ですが、残念ながら急変してしまった時も冷静かつ迅速に対応できる医療者を育てるために、これからもこのコースを中心にスタッフの育成をしていく予定です。 ☆本コースの詳細は ⇒ http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/bls_aed.html *尚、7月よりコース指導側のシステム改定により一時的に1回のコースの受講者数の制限(20人→12人)がかかっており、なかなか受講しずらい状況になっております。関係者とただいま交渉中ですが、ご迷惑おかけしていることを心よりお詫び申し上げます。