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3月, 2018の投稿を表示しています

「集中治療科・救急科慰労会」を行いました。~2017年度も本当にお世話になりました!~

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こんにちは!宴会担当...いえいえ専攻医の西村です! 前橋は早くも桜が咲き、春らしい暖かい季節となってきました。 さて、 2017 年度も今日で終わりとなりました。多くの関係者の皆様に本当にお世話になったことをあらためて感謝いたします。そしていろいろありましたが何とか1年を乗り切った集中治療科・救急科メンバーで3月26日に「慰労会」を行いました。 例年この時期は送別会を行っていますが、今年は当科から送別される人が誰もいないため、慰労会という形で飲み会を開き、中村先生・宮崎先生両部長を始め、当科秘書さんにも参加していただき、今年 1 年を振り返りました。 普段は真面目な先輩方もこの日はアルコールの力も借り、大いに笑って非常に盛り上がった会となりました。   会の中ので「誰が救急外来や ICU 当直で最も忙しい当直を過ごすか?」という話題が出ました。これに関しては救急外来では 中村部長、 ICU では増田先生という 声が大きかったのですが、「大変だ」というよりもこの日はじたばた言わずに「よし、頑張ろう!」と心強いコメントが出ていました。 忙しくなるのは当科が地域に信頼されているからだと考えると、もっともっと頑張らねばいけないと感じました。 (ちなみに比較的静かな当直と言われていたのは、 劉先生・藤塚先生でした・・・)     そんなこんなで今年 1 年を振り返りながら、みんなで語り合い、非常に楽しい夜となりました。 さて 4 月からは当科にも 7 人の新入スタッフが加わり、さらにパワーアップします。そして 6 月には病院移転があり、また忙しい 1 年となりそうです。が、皆で力をあわせ、楽しい 1 年としたいと思います。   来年度もよろしくお願いいたします!

2年間の成長のあかし!~平成29年度医師臨床研修修了式&祝賀会~

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3 月 29 日に「平成 29 年度医師臨床研修修了式」が行われ、当院第 13 期初期研修医 13 名が全員無事に初期臨床研修プログラムを修了しました。 2 年前に緊張した面持ちで入職し、最初の頃はおどおどしながら診療・当直していた研修医が日々成長し、このように 2 年間の研修を終え、一人前(?)の医師として巣立っていくのをみていると、感慨深いですね。 初期研修修了、おめでとうございます! ちなみに当科の内海秀先生、佐々木先生も後期研修プログラムを修了されました。 後期研修3年間、お疲れ様でした。 研修医は全員、当科で 2 か月ほどの研修を行ってもらっています。 研修間もないころは皆、 ICU の重症患者、救急外来に搬送される患者に冷汗をかきながら診療を行っていますが、 1 か月もたつと診療に自信がついてきます。当科での研修が終わるころには「集中治療の楽しさがわかった」「救急外来での診療にちょっと自信が持てた」と言ってもらえることが多いです。 祝賀会の様子。 当院にやってくる初期研修医は、ほぼ全員志望科が決まっておらず、 2 年間、様々な科をローテ―トする中で自分たちのやりたいことを見つけ、それぞれの道に進んでいきます(研修修了ぎりぎりまで科が決まらない研修医も数名いますが、それは魅力的な科がたくさんあるからなのでしょう)。 これからの長い医師人生の中で、何かの拍子に「そういえば集中治療科・ 救急科をまわっていたときにこんなことやったなぁ」と思いだし、当科で得たものを少しでも診療に生かしてもらえればと思います。 これからも謙虚な気持ちでがんばってください。

温泉地における患者搬送システムについて~「日本温泉気候物理医学会関東・上信越地区研修会」で講演しました。~

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増田です. 3 月 24 日(土) 東京上野公園の東京文化会館にて,日本温泉気候物理医学会の関東・上信越地区研修会において,講演する機会をいただきました.  講演前に立ち寄った上野公園の桜です. パンダ+満開の桜で,観光客も国際色豊かに大勢いました. 私は慈恵医大の出身です.本会の幹事である慈恵医大附属柏病院救命センター長の卯津羅先生から当科中村センター長へ,「慈恵医大の出身者に講演を依頼したい」との声がかかり,縁あって私が担当することとなりました.   「温泉地における患者搬送システムについて」というテーマで,約 50 分の講演をさせていただきました.     さらに国際医療福祉大学病院救急医療部長の和田崇文先生から「那須地区における救急症例の特徴」という題でご講演されました. (昭和 61 年卒の和田先生と昭和 61 年生まれの私が同じ場で話をするのは恐縮極まりない状況であり,何割か増しで緊張しました…)   和田先生からは 2017 年 3 月に発生した那須の雪崩事故を,私からは今年 1 月に発生した草津白根山の噴火事故を,講演の中に盛り込ませていただきました. どちらも温泉地近くで発生した事故であり,卯津羅先生からも是非話してほしいとのご依頼がありました.当院スタッフや県レベルの活動内容をまとめ,当院で受け入れたトリアージ赤傷病者の治療経過などを含めて講演をしました.     仕事を続けているうちに,このように学会での講演機会をいただくなど,徐々に活動の幅が広がっていることに充実感を覚えています.今後もさらに,当科のプレホスピタル・ ER ・ ICU ・病棟・災害診療の能力を磨き,培った知識・技術・考えを院外にも発信していければと思います.

災害対応は平時の救急医療の応用である。~「遠軽厚生病院事例検討会」で講演を行いました。~

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町田です。道産子です。 「そだね~!」で話題になった北見市の隣の遠軽町に先週末滞在し、災害医療に関わる講演を行いました。ちなみに今年度は帯広厚生病院、北見赤十字病院に続いて道内3か所目での講演になります。   群馬県内を高速道路が十字、新幹線がY字に走行しまた火山もあることから、局地災害のリスクをたくさん背負っている県です。実際に高速道路でのバス事故や火山噴火災害も発生しており、当院もここ数年で多くの局地災害を行っています。 特に関越道大型バス事故や草津白根山噴火での災害対応は、多くの教訓を残すとともにとても有効な活動ができたことがあり、その経験から他の地域でもきっと役に立つのではないかという話題を中心に提供させていただきました。   講演のスライドの一部を抜粋して紹介します。  ここからはかなり私見も入っていますが、特に局地災害対応では以下の点が大切になってきます。 ・平時の救急医療で行っていないことを災害対応で急に行うのは難しい! ・早期より搬送先病院を確保し赤タグの患者は早く病院に運ぶ! 上記ことを意識しながら、実際に遠軽・紋別地域で大規模災害が起こったときに、遠軽厚生病院がどのような役割を果たすべきなのか、救急搬送やDMAT活動の方針をどうすればよいか提案させてただきました。 今回話した内容が少しでもこの地域の災害対応のお役にたっていただければ幸いです。 講演は3月23日に行われましたが、続いて3/24,25に同院で開催されたMCLSコースにも講師として参加させていただきました。遠軽消防は職員のなんと8割近くがすでに受講済!道東地域では毎年何回も災害や外傷診療に関わるコースが開催されており、広大な大地に限られた資源で戦い抜くその意識の高さに驚かされました。 4日間にわたって遠軽町に滞在させていただきましたが、滞在中に朝から晩まで何から何までずっと対応していただいた遠軽消防の皆様に心より感謝いたします。 遠軽町への近道、オホーツク紋別空港! ここで大規模災害が発生した時のシミュレーションも行いました。 遠軽消防を見学。この地域ならではの車両もありました。 署長さんから竜巻災害対応の貴重なお話も伺うことができました。 何から何まで面倒を見ていただいた遠軽消防の高嶋さん、

「日本DMAT隊員養成研修@兵庫」に参加しました。

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こんにちは。後期研修医の金畑です。 先日 2 月 28 日~ 3 月 3 日、兵庫県にある兵庫県災害医療センター&神戸赤十字病院で開催された第 108 回日本 DMAT 隊員養成研修に参加してきました。 DMAT とは、最近は漫画やドラマ化もしたこともあり(読んだことはありませんが)、名前だけは聞く方も多いかもしれませんが、 Disaster Medical Assistance Team を略して DMAT 。災害が発生した時にいち早く現場にたどり着き、対応をする医療チームのことです。そのチームの一員になるべく、 4 日間の研修に参加してきました。 4 日間、朝から夕方までぎっしり座学・机上シミュレーション・訓練があり、それに全国の都道府県から(西日本開催のため、西の都道府県が多かった)がチームで参加していました。チームには医師・看護師・ロジスティックス(業務調整員)が含まれ、時には県ごとに、時には混成チームで講義・シミュレーション・訓練を行っていきます。 最初はぎこちなかった他県・他病院の方々とのディスカッションも徐々にうちとけ、活発な議論になっていました。 さて、細かい内容については省略するとして、講義では、いたるところで先日発災から 7 年経過した東日本大震災の話があり、そして、西日本開催ということで阪神大震災の話がありました。 これら広域災害と対比される局地災害の代表としては、近くで発災した福知山線脱線事故の話がありました。当事者から聞く言葉はどれも重く、実際に自分が対応する人であったら?ということを常に意識しました。 最終日には、 40 分ほどバスに揺られ、病院から離れた場所でのシミュレーション訓練がありました。 2 種類( 2 回)の訓練があったのですが、二回とも診療リーダーをさせていただきました。非常に貴重な経験でした。 選ばれたのには何とかの見えざる手でも働いたのかもしれませんが、ええ、非常に過分な評価でした・・・。これもまた細かいことは省略しますが、リーダーの仕事は詰まるところ、患者・医療者・物品・情報、それらを把握し、コントロールすることに尽きるのだと思っています(間違っていたら、諸先輩方から後で指導を頂きます)。しかし、書くのは簡単でも、実際にやるのは非常に難しく、 2 回のシミュレーションでは、 2 回とも