‟なぜ、医師を目指したか!”~みどり市立笠懸小学校キャリア教育~
町田です。 いまとなってはどのようなきっかけだったのか覚えていないのですが、群馬県みどり市の小学校教師との縁でみどり市内の小学校で特別授業を始めて10年になりました。 今年度も授業の依頼をいただき、先日26日に「みどり市立笠懸小学校」で6年生を対象に特別授業の教壇に立たせていただきました。実は小さい頃に「小学校の先生になりたい!」という夢をもっていたので、毎年いただくこの機会を楽しみにしています。 まずは「理科」の授業から開始です。 6年生は理科の授業の「体の仕組み」で呼吸器と循環器の勉強をしていることから、「生命を維持するABC」というテーマで、Airway(気道)→Breathing(呼吸)→Circulation(循環)の順番で普段の救急医療では治療をしていて、「蘇生が必要な救急の知識は小学校の知識で大丈夫!」という話をしました。 途中でクイズを入れたり、見学に来ていた救急救命士を巻き込んでの寸劇を入れたりしながら、児童の皆さんと楽しく授業を進めることができました。 そして次に「キャリア教育」として“なぜ、医師を目指したか!”をテーマに話をさせていただきました。 個人的には理由としてとてもためになるようなきっかけはなく・・・(テレビの影響をたくさんうけたことは以下の図を見ればわかると思います。)ですが、救急医になるためにどのようなことを考えながら研修医時代を過ごしたか、またその中から自分の中のモットーを紹介させていただきました。 具体的なことは何も提示しませんでしたが、「何をする」と考える前にまず自分が「何ができる」のか、そしてそのために何事にも挑戦することや自分の可能性を信じることの大切さを語って特別授業は終了となりました。 今年度も給食をごちそうになりました。 栄養士さんからもお声掛けいただき、おなかも心も満たされた素敵な時間となりました。 実は10月中に中村センター長が前橋市内の中学校で講演をしており、11月には町田が前橋市内の小学校、渋川市内の中学校で講演をする予定です。 これからも未来を担う若者に「命の大切さを伝える」ことも、医師として大切な使命です!