校長先生・PTA役員さんにドクターヘリをより深く知っていただきました!

町田です。 現在、群馬県内には747件のランデブーポイントがありますが、そのうち288件が小中高等学校のグランドになっています。学校は県内に点在しており、ランデブーポイントとしてはとても適した場所になっています。 消防本部別の小中高等学校ランデブーポイント登録数(青)と使用数(赤) いままでも何百回と学校のグランドに着陸させていただきました。時には授業中のこともありますが、いつも学校の先生方のご協力と児童・生徒さんの大きな声援を頂いております。本当にありがとうございます。 そして先日当院で『渋川北群馬地区学校保健会校長部会・PTA部会合同施設見学会』が開催されました。渋川北群馬地区の小中学校の校長先生、PTA役員の方々が当院を訪れ、ドクターヘリに関する説明と実際にドクターヘリを見学していただきました。 講演ではドクターヘリが「現場から救急医療を開始するために医療チームを搬送する手段です」ということを強調しました。「ヘリは患者を早く運ぶためのもの」という大切な任務もありますが、最も大切なことは『早期医療介入』であることにとても大きな反応を頂きました。 もちろん早期医療介入に加えて、病院に早期搬送して決定的治療開始時間も忘れてはいけない大切なことであり、渋川広域消防管内では早期医療介入も早期病院搬送にとっても有効であることをお話しさせていただきました。 講演が終了後は屋上ヘリポートでミッション終了後のドクターヘリの着陸を見守っていただき、その後日没時間近くまでドクターヘリを実際に見ていただきました。 講演や見学時にたくさん質問を頂きありがとうございました。やはり児童や生徒を守る立場の方々だけあって、とても大切な内容の質問ばかりでした。僕の方もいろいろ勉強になりました。 見学の最後は群馬ヘリポートに帰還するドクターヘリを見送っていただき、本見学会は終了となりました。 お忙しいなか、わざわざ当院まで足を運んでいただきありがとうございました。 ドクターヘリの活動において学校の協力は絶対に不可欠です。学校関係者からの講演や見学の依頼、いつでもお待ちしております! 校長先生の中に中野センター長の同級生もいらっしゃたようです!