AAST 2022(in Chicago)

 皆様、こんにちは。今回私、青木がアメリカ外傷外科学会(The American Association for the Surgery of Trauma: 以下AAST)2022に参加してきましたので報告させていただきます。AASTは外傷を専門とする医師にとっては最も有名な学会であり、AASTの機関誌があのJ Traumaになります。会中は様々な外傷、更には救急外科に関連するトピックが報告されておりました。

 日本からも私が前に赴任しておりました済生会横浜市東部病院の先生方、更には東京医科歯科大学の先生方が参加されており、各々素晴らしいトピックについて話をされておりました。私自身はアメリカNational Trauma Data Bankを用いた脾損傷についての研究を報告してきました。自分の専門的トピックについて、その領域のSpecialistからも意見をもらうことができ、非常に貴重な機会となりました。

 前年度AASTはvirtual参加のみでの運営であり、今年になって対面で参加可能な状況になりました。久しぶりの海外学会参加となりましたが、もうシカゴの町ではマスクをしている方はほとんどおらず。With コロナからPost コロナへの変遷を感じました。日本もいずれそのように移行していくでしょうか?シカゴの町はとても美しく、少しばかりの観光もやはりこういった海外学会現地参加の楽しみの一つです。

 最後に、このような長期海外出張の間病院内の業務を行っていただいた救急科内のスタッフについて厚く御礼申し上げます。この度は誠にありがとうございました。

 引き続き海外からのLatest Evidenceを取り入れ、普段の診療に活かせるよう頑張っていきたいと思います。


光栄な事にOral Podium Presentationして参りました


見学させていただいたUniversity Chicago Trauma Center

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