他から多くのこと学ぶ!~「高崎ドクターカー症例検討会」~

町田です。
5月14日の前橋ドクターカー事後検証会議(症例検討会)の開催に続いて、16日は高崎総合医療センターで開催された「高崎ドクターカー症例検討会」に参加しました。
本症例検討会では2例の事案について現場で活動した救急隊よりプレゼンテーションがあり、それに対しての質疑応答があり、最後に基地病院からコメントをおこなうスタイルで行われていました。


昨年度までは当科スタッフも高崎ドクターカーに時々搭乗させていただき、群馬県の病院前診療ができるだけ同じ共通認識で行えるように調整したり、また高崎総合医療センターのスタッフと一緒に活動することで当院にはないより良い方法やアイデアを教えていただくこともありました。

患者さんにとって大切なことは、その時最も早く医療介入ができるドクターヘリまたはドクターカーが要請され、どの医療チームが来ても共通の概念のもとでの質の高い医療を提供することです。
残念ながら今年度から当院の都合により高崎ドクターカーに搭乗する機会はなくなりましたが、症例検討会に参加させていただき意見交換することで群馬県の病院前診療がより高いレベルに向かっていくと考えています。


症例検討会の後は、高崎総合医療センター救急科の小池先生、新里先生と一緒においしいお酒と肴をつまみながら、患者さんの救急外来の滞在時間を短縮する方法(他科との連携、入院病棟との連携など)や地域連携のあり方など、とても有意義となるアドバイスをたくさんいただきました。
前橋ドクターカー、前橋赤十字病院のやり方に固執することなく、他から多くのことを学びそれを活かしていくことがとても重要だと再認識した良い夜となりました。

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