‟過去の”災害としてしまわないように…~「平成28年熊本地震」から3年~

町田です。
先ほど阿蘇山噴火の緊急速報が流れました。大きな被害が出ないことを祈りつつ、いざというときにすぐ動けるように心構えをしながら当直対応をしているところです。

‟熊本での災害”と聞くといまだに胸騒ぎをしてしまいます。「平成28年熊本地震」の発生から4月14日で3年が経ちました。
3年前、4月14日の前震の時に災害対策本部を立ち上げて情報収集活動を開始しましたが、15日夜になり人数を減員して本部運営を行ってすぐに本震が起こり、帰宅直後にすぐに病院に駆け付けたことを思い出します。

本震災では今月までに災害関連死を合わせて273名の尊い命が失われています。心よりご冥福をお祈りします。
またいまだ1万6500名もの方々が仮設住宅などの仮住まいで生活をされているとのことで、1日も早く元の生活環境に戻ることを願うばかりです。


東日本大震災、熊本地震と発災からすでに何年もたっていますが、まだまだ復興に向けてするべきことがたくさんあります。
我々も災害直後は濃厚に被災地に力を注ぎました。そしてその災害対応から得た教訓を様々な訓練や次の災害に生かしてきています。
しかしながら次々と前に進む前に、今いちど被災地に目を向けてやるべきことがあるように感じます。

まもなく新たな元号の「令和」の時代が始まります。「平成〇年△△災害」という名称の付いた自然災害が続きましたが、これらの災害が‟前の時代の災害ではなく”まだ復興にむけて‟今も対応が進行中である”ことを忘れないようにしないといけません。

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