1年ぶりに群馬県ヘリコプター合同勉強会を開催しました!
町田です。
「群馬県ヘリコプター合同勉強会」という自主勉強会を主催しています。
もともと群馬県防災ヘリとドクターヘリがコラボする活動が増えてきたことから「防災ヘリ・ドクターヘリ合同勉強会」から始まりましたが、それから群馬県警ヘリから傷病者の引継ぎを行うようになったので「防災ヘリ・県警ヘリ・ドクターヘリ合同勉強会」と名称を変更しました。
さらに災害訓練などで陸上自衛隊第12旅団や赤十字飛行隊の方々との交流も増えたため、“一層のこと医療・救助・災害対応に関わる全ての群馬県内のヘリコプター関係者が一同に集まる勉強会にしよう!”ということで現在の名称になりました。
ここ数年は年2回の定期開催(6,12月)となっていますが、今年度は災害対応などで中止があったりして、12月10日に1年ぶりの開催となりました。
今回は県警、自衛隊が所用のため参加できませんでしたが、群馬県防災航空隊、赤十字飛行隊群馬支隊、朝日航洋ドクターヘリスタッフ、前橋赤十字病院救急科・救急外来スタッフ、群馬県内各消防関係者、そして群馬県庁の方々が集まっていただきました。このような自主勉強会にもかかわらず多くの方々にお集まりいただき本当にありがとうございました。
今回の勉強会の内容は、以下の通りです。
①各機関ヘリの連携活動
本勉強会や群馬県ドクターヘリ症例検討会で定期的に各機関の横のつながりを紹介しています。
こんな感じで活動実績を紹介しています。 |
②連携事案の検討
「ドクターヘリ&防災ヘリドクターヘリ的運用」
・2機ヘリの着陸場所が異なる際の情報共有方法
「局地災害対応での防災ヘリ・ドクターヘリの連携」
・管轄消防外への防災ヘリ搬送
・管轄消防外からの医療スタッフ派遣
上記のテーマをもとに防災ヘリ、ドクターヘリから活動を報告し、さらに消防本部の方々より意見をいただきながら今後さらに良い活動をするためにみんなでディスカッションをします。
時系列や地図なども利用して情報を共有します! |
③群馬県防災航空隊から「茨城県常総市における災害救助活動報告」
またこのような機会を利用して、各機関の活動を紹介していただきます。
過去には陸上自衛隊第12旅団から御嶽山噴火における災害救助活動についてご講演いただいたこともあります。
④赤十字飛行隊群馬支隊から「和歌山県における赤十字飛行隊による臓器搬送の紹介」
群馬には赤十字飛行隊のヘリが5機もあります。今後更なる連携強化に向けての様々な可能性を模索しています。
毎回予定時間を超えて大いに盛り上がっています!
各機関の特技は違っていても「すべては困っている人のため」という目的は同じであるため、お互いの特技を生かせるようにお互いを知ってお互いを尊敬しあう気持ちがこの勉強会で生まれています。だから現場でいきなりコラボになっても問題ありませんよ!
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