「生と死」について学ぶ1日~新人初期研修医オリエンテーション~
町田です。
4月1日により新入職員がやってきて、2日からはそれぞれの部署でさっそく任務についています。しかしながら社会人1年目の方々は、社会人としてきちんと働くためにオリエンテーションに時間をかけて行っています。
医師の新人といえば1年目初期研修医です。今年度は12名の初期研修医が当院に入職しました。
病院の規則から始まり、カルテの書き方、検査のみかた、診察の仕方、縫合の練習、そして多職種とのコミュニケーションなど様々なことを学んでいるところです。
そして医師になると必ず避けては通れないのが、命の灯火を守れるか消えてしまうかのギリギリの場面です。必ず患者さんの生と死と向き合う日がやってきます。その時に医師として責任のある行動、そして任務を行うことができるように、昨日は朝から夕まで救急科医師によるオリエンテーションを行いました。
午前中は中村センター長による『死亡診断と死亡診断書・死体検案書の書き方』の講習でした。
残念ながら患者さんの命の最期を迎えるときに医師がきちんと死亡診断を行わなくてはいけません。そしてご家族に患者さんをお返しする際に正確な病名を記した死亡診断書(死体検案書)が必要です。
あまりこのような場面に遭遇したくはないのですが、人の命には必ず期限があります。この仕事をしている限りは人の死とずっと付き合わなくてはいけない運命を背負っています。だからこの時期にきちんと学ぶことは大切です。
午後は町田による『高度救命救急センターBLS&AEDコース』に参加し、患者さんの命の灯火を消さないために何よりも大切な一次救命処置を学んでいただきました。
新人とはいえ数日後には臨床現場に飛び出していきます。このような現場に遭遇した時に「新人だから・・・」は通用しないのが医師の世界です。
『いつもよりさらにヒートアップした熱血指導で、研修医の皆さんも一生懸命に胸骨圧迫やAED使用に挑んでいました。本当によく頑張っていたのでとても頼もしい存在に見えました。これから一緒に働くのが楽しみですね!
4月1日により新入職員がやってきて、2日からはそれぞれの部署でさっそく任務についています。しかしながら社会人1年目の方々は、社会人としてきちんと働くためにオリエンテーションに時間をかけて行っています。
平成27年度1年目研修医! |
病院の規則から始まり、カルテの書き方、検査のみかた、診察の仕方、縫合の練習、そして多職種とのコミュニケーションなど様々なことを学んでいるところです。
そして医師になると必ず避けては通れないのが、命の灯火を守れるか消えてしまうかのギリギリの場面です。必ず患者さんの生と死と向き合う日がやってきます。その時に医師として責任のある行動、そして任務を行うことができるように、昨日は朝から夕まで救急科医師によるオリエンテーションを行いました。
午前中は中村センター長による『死亡診断と死亡診断書・死体検案書の書き方』の講習でした。
残念ながら患者さんの命の最期を迎えるときに医師がきちんと死亡診断を行わなくてはいけません。そしてご家族に患者さんをお返しする際に正確な病名を記した死亡診断書(死体検案書)が必要です。
あまりこのような場面に遭遇したくはないのですが、人の命には必ず期限があります。この仕事をしている限りは人の死とずっと付き合わなくてはいけない運命を背負っています。だからこの時期にきちんと学ぶことは大切です。
中村センター長の話に真剣な研修医たち! |
人形相手とはいえ緊張の面持ちです・・・ |
午後は町田による『高度救命救急センターBLS&AEDコース』に参加し、患者さんの命の灯火を消さないために何よりも大切な一次救命処置を学んでいただきました。
新人とはいえ数日後には臨床現場に飛び出していきます。このような現場に遭遇した時に「新人だから・・・」は通用しないのが医師の世界です。
『いつもよりさらにヒートアップした熱血指導で、研修医の皆さんも一生懸命に胸骨圧迫やAED使用に挑んでいました。本当によく頑張っていたのでとても頼もしい存在に見えました。これから一緒に働くのが楽しみですね!
インストラクターのデモに集中です。 後ろには笑顔の中で鋭い瞳で見つめる熱い指導医が・・・ |
質の高い胸骨圧迫がないよりも大切! 翌日の筋肉痛は必至です。 |
インストラクターで集まった看護師、救急救命士とのコミュニケーションも 今後の医師人生において大切になります! |
職員の皆様方お疲れ様です。
返信削除生あるものは、必ず死が来ることは間違いありません。
公文章も大事なのですが、患者を抱える家族のケアも是非死生観の研修に取り組んでください。
高度急性期機関ほど、家族との信頼関係を築くのが大変だと思いますが、高度機関ほど、家族も辛い思いをしているはずですので。
コメントいただきありがとうございます。
削除もしかしたら救命できた命より最期をお看取りさせていただいた命の方が多いかもしれません。救急は家族にとって“突然!”“どうして?”ということが多く、より心の傷が大きくなるのかもしれんませんね。医療スタッフ一同、少しでも皆さんに寄り添えるように心を込めてこれからも対応させていただきます。