秋田県ドクターヘリフライトナースの同乗研修。
町田です。
今週は秋田赤十字病院の看護師の鳥海さんが、フライトナースの同乗実習で群馬県ドクターヘリで5日間の研修を受けました。
秋田県でもドクターヘリの導入が決まり、平成24年1月の運航開始を目指してすでにシミュレーションも始まっているとのことです。しかしいきなりドクターヘリで活動しようとしても、安全面、資器材面、そして実際の現場活動などいろいろ普段とは違うことが多くあります。群馬県でもドクターヘリを運航開始する前にフライトドクター、フライトナースともに全国の基地病院に約1週間ずつ(看護師は2施設を1週間ずつ)研修を受けに行きました。全国の高いレベルのドクターヘリ活動を群馬県に持ち帰って、群馬県にあったスタイルを作ってきました。(ちなみに現在はHEM-Netからの助成金でフライトドクター、フライトナースの研修を受けられるシステムがあります。)
秋田ではなかなか同乗研修を受ける機会が取れず、先日当院に見学に来られた際も実際に現場で最も忙しくなるフライトナースからも心配の声が聞こえていました。そこで当院で今はまだ1名だけとなっていますが同乗研修を行うこととなりました。
12/12~12/16の5日間の研修期間で実際にフライトがあった日は4日、合計11要請8出動でした。現場出動のほかに施設間搬送、出動後キャンセルも1件ずつ経験することができました。
僕は12/15にご一緒させていただきましたが、覚知要請での出動での情報収集とその情報からフライトナース(この日は滝沢看護師)がどんどん準備を進めていく様子を見たり、現場直近の着陸地点から傷病者までフライトドクターの超ダッシュ&現場での救命処置を一緒に行うことができました。
また内因性疾患での出動で、現場から治療を開始して、また急変に対応して搬送先病院まで安全に搬送、そして安定した状態で根治治療を行う病院のスタッフにリレーする、まさにドクターヘリならではの活動を見ていただくことができました。
秋田は雪が多く特に冬の気象条件は厳しいと思いますが、秋田県ドクターヘリが安全をまず第一に秋田県民にとって希望の救急医療の一つのツールとなることを心より祈っております。
今週は秋田赤十字病院の看護師の鳥海さんが、フライトナースの同乗実習で群馬県ドクターヘリで5日間の研修を受けました。
秋田県でもドクターヘリの導入が決まり、平成24年1月の運航開始を目指してすでにシミュレーションも始まっているとのことです。しかしいきなりドクターヘリで活動しようとしても、安全面、資器材面、そして実際の現場活動などいろいろ普段とは違うことが多くあります。群馬県でもドクターヘリを運航開始する前にフライトドクター、フライトナースともに全国の基地病院に約1週間ずつ(看護師は2施設を1週間ずつ)研修を受けに行きました。全国の高いレベルのドクターヘリ活動を群馬県に持ち帰って、群馬県にあったスタイルを作ってきました。(ちなみに現在はHEM-Netからの助成金でフライトドクター、フライトナースの研修を受けられるシステムがあります。)
秋田ではなかなか同乗研修を受ける機会が取れず、先日当院に見学に来られた際も実際に現場で最も忙しくなるフライトナースからも心配の声が聞こえていました。そこで当院で今はまだ1名だけとなっていますが同乗研修を行うこととなりました。
12/12~12/16の5日間の研修期間で実際にフライトがあった日は4日、合計11要請8出動でした。現場出動のほかに施設間搬送、出動後キャンセルも1件ずつ経験することができました。
僕は12/15にご一緒させていただきましたが、覚知要請での出動での情報収集とその情報からフライトナース(この日は滝沢看護師)がどんどん準備を進めていく様子を見たり、現場直近の着陸地点から傷病者までフライトドクターの超ダッシュ&現場での救命処置を一緒に行うことができました。
また内因性疾患での出動で、現場から治療を開始して、また急変に対応して搬送先病院まで安全に搬送、そして安定した状態で根治治療を行う病院のスタッフにリレーする、まさにドクターヘリならではの活動を見ていただくことができました。
この日は滝沢看護師が指導係です。 |
ここから200m(もっと?)先の現場まで一緒にダッシュしました。 |
この日は日没ぎりぎりに群馬ヘリポートに帰還して活動終了しました。 |
秋田は雪が多く特に冬の気象条件は厳しいと思いますが、秋田県ドクターヘリが安全をまず第一に秋田県民にとって希望の救急医療の一つのツールとなることを心より祈っております。
鳥海さん、お疲れ様でした。 |
さすが、日赤ネットワークですね!
返信削除匿名さん、コメントありがとうございます。
返信削除秋田日赤さんのOJTに関しては、日赤関係だけではなく多くの方が気にかけていただき働きかけをしていただいたおかげだと思っています。
ただヘリがあってもそれを有効に利用する各機関同士や現場でのコミュニケーションがなければ、希望のヘリではなくなってしまいます。事前の研修は絶対に必要だと考えています。僕自身も千葉北総病院で鍛えていただた経験が現在大いに役だっています。