DMATインストラクター

皆様お疲れ様です。

当科の金畑先生が、10月の研修で日本DMATインストラクターに合格されました。おめでとうございます。

当ブログによくでる日本DMAT(Disaster Medical Assistance Team)ですが、専門的な訓練を受けた医師・看護師などからなり、災害発生直後から活動できる機動性を備えた医療チームのことです。数日にわたる養成研修をうけてDMAT隊員となり、各ブロックの訓練や、政府訓練などを継続的におこない、実際に災害が起きたときに迅速にうごけるように準備をしております。

そのDMAT隊員養成研修や技能維持研修で、指導側にまわるのがインストラクターなのですが、資格取得までに数年かかることが多く、根気のいる資格となっています。
他の研修も同じですが、受講する側よりも教える側は十分な知識が要求され、大事なことをしっかりと伝えて、「明確な正解」がない災害での医療について、受講者側に考えてもらう、これをfacilitate(ファシリテート)「相互理解を促し、問題解決を促進する」するというんですが、これが本当に難しいんです。

当院には、医師、看護師、調整員ふくめDMAT隊員が多いので、災害に興味がある方はぜひ当院への見学を検討してみてはどうでしょうか?

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