群馬県防災ヘリ訓練
こんにちは、金畑です。コロナ禍になり、院外研修がなくなってしまい、ブログを書くのは数年ぶりとなってしまいました。
さて、昨年9月に新しくなった群馬県防災ヘリ「はるな」が就航いたしました。防災ヘリの役割はたくさんありますが、そのうち一つに「ドクターヘリ的運用」というものがあります。「ドクターヘリ的運用」には,ドクターヘリが出動中に現場に医療スタッフが必要な事案が発生した時(重複【ちょうふく】事案といいます)の現場へ医療従事者の派遣や,複数の傷病者が発生した事案においての傷病者搬送などがあります。
この度新しい防災ヘリが就航し、再度ドクターヘリ的運用を開始するための機体確認等を目的とした訓練が4月18日に行われ、小雨の降る午前10時に前橋赤十字病院ヘリポートにオレンジと緑が映える新しい防災ヘリが着陸しました。ヘリスタッフを中心として無線機の確認や椅子の配置や数、機内での処置のシミュレーションなど、防災航空隊員らと活発な意見交換が行われました。
本格的な「ドクターヘリ的運用」開始はもう少し先ですが、訓練を重ねて群馬県内の病院前診療の強化に向けて活動を進めています。
ヘリ内訓練写真、実際の活動を想定した綿密なシミュレーションが重要です
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