『第33回日本小児救急医学会学術集会』に参加しました。

中林です。
6月に大宮で開催された「第33回日本小児救急医学会学術集会」に参加してきました。


今年は学術集会の会頭が小児超音波領域の重鎮の先生でいらっしゃったこともあり、シンポジウムやハンズオンにエコーのセッションが多く取り入れられているのが特徴でした。


 
児童虐待、脳死と臓器移植にまつわる諸問題、子どもでも工夫して取る身体所見の工夫など、内容は幅広く日々の診療に役立つものもたくさんありました。
私自身は昨年法律(成育医療等対策基本法)によって今後都道府県単位で行うことが義務付けられた、亡くなられたお子さんたちについて多職種で事後検証を行うCDR(child death review)に関する取り組みを報告してきました。不幸な転帰を辿るお子さんを減らすために、臨床でもそれ以外のことでも積極的に取り組んでいければと思います。


比較的コンパクトな学会かつ朝一番で会場入りしたこともあって、
入口看板の周辺は静かでした。

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