専門科とともに学ぶ vol.1 ~「整形外科」との合同勉強会を開催~
佐々木です。
7月25日、第1回整形外科・救急科合同勉強会を行いました。
第1回は整形外科安藤先生から、「切断指」について講義して頂きました。
講義では、再接着の適応や、群馬県内の各病院の手の外科専門医の数や受け入れ状況などを教えて頂きました。これらの点はドクターカー・ドクターヘリで対応する際に非常に有用でした。
7月25日、第1回整形外科・救急科合同勉強会を行いました。
第1回は整形外科安藤先生から、「切断指」について講義して頂きました。
講義では、再接着の適応や、群馬県内の各病院の手の外科専門医の数や受け入れ状況などを教えて頂きました。これらの点はドクターカー・ドクターヘリで対応する際に非常に有用でした。
また、整形外科にコンサルトした後の患者さんの経過についても教えて頂きました。
まず、私達救急科がコンサルトした後に最初の手術を行い、術後は手を心臓より高くした状態で絶対安静、その後再手術も経ながら機能回復まで約2年間、お付き合いをするそうです。
患者さんは基本的には指以外は元気なので、喫煙者の方は指の血流を保つために禁煙を強いられ、しかも絶対安静という患者さんの苦労と、それを口酸っぱく指導する主治医の先生の苦労、そして外来での付き合い2年間と、私達が知らないところでの様々な大変さを思い知りました。
講義後には意見交換も行われ、整形外科の先生からは、救急隊への切断指のレクチャーを行いたい要望や、所見の共有方法としてこれまで通りの電話相談に追加して、写真で共有する方法について提案などがありました。
このほかにも今後に繋がる建設的な意見が挙げられ、非常に有意義な勉強会となりました。
整形外科の先生方、ご協力頂き、本当にありがとうございました。
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