「群馬県ドクターヘリ運用等に係わる意見交換会(@たかさき消防共同指令センター)」を開催しました。
町田です。
僕が救急医になったころに現場にバリバリ出動し、病院搬送時やコース・検討会などで意見を交わしていた消防の方々が、いまは各消防の本部でさらに上の立場で活躍されています。そんな僕も年を取ったせいか現場よりも本部の方々と交渉することが多くなりました。約10年前に現場で意見を言い合っていた方々と今は会議などで意見を交わしたり交渉相手となったりしています。ときが流れるのは早いですね。
以前より「各消防単位で意見を言いやすい形の勉強会を開きたい」キャンパーンを行っていましたが、3月の渋川広域消防本部に続いて(http://drheli-gunma.blogspot.jp/2017/04/blog-post_2.html)たかさき消防共同指令センター主催の「群馬県ドクターヘリ運用等に係る意見交換会」を6月14日開催しました。
群馬県には11の消防本部・局がありますが、うち主に山間部を抱える県西部の6消防局・本部はそのままに指令課のみ共同指令センター化して2015年9月より運用を開始しました。
今回の意見交換会には、ドクターヘリからは僕と滝沢看護師が参加し、消防側からはたかさき消防共同指令センターのみならず6消防局・本部の代表(同世代が多い!)、そして防災航空隊も参加していました。
人数が思ったより多くなりましたが、たかさき消防共同指令センターの名司会(まさに指令センター!)により、とても意見や本音が飛び交うかなり盛り上がりを見せた充実した会になりました。
まずは共同指令センター化になり、その前後でドクターヘリ要請への影響はどうなったかを基地病院から提示させていただきました。
確かにセンター化した当時は要請数の減少やタイミングの遅れが気になりましたが、県の約7割を占める面積を一つの指令センターで行うことに若干の混乱があったこともありますが、現時点では共同指令センター化直前より要請数の増加、要請タイミングの迅速化が認められるようになりました。
続いて防災ヘリとドクターヘリの連携に関わる事案や消防管轄を超えた活動が見込まれた事案を消防側で用意していただき、それについて共同指令センターでできること・できないこと、またせっかく共同指令センター化したからもっとできるようにしたいことなどを、ドクターヘリ、共同指令センター、各消防局・本部で要望、現実、でも希望を参加者でぶつけ合いながら会は進んでいきました。最終的な決着が出るわけではありませんが、各機関ともこれからドクターヘリ活動をもっとよくしていくために間違いなく同じ方向を向いていることを強く実感できました。
最後に共同指令センターの名司会より「共同指令センター化したことで“こんなに良いことがあるのだよ”ということがアピールできるような活動をしていきましょう!」という力強い言葉で会を〆ていただきました。
意見交換会が終了後に指令センター長より共同指令センターをご案内いただき、実際の活動を魅せていただきました。以前に桐生市消防本部の通信指令課と勉強会をした際に(http://drheli-gunma.blogspot.jp/2010/12/blog-post_11.html)、実際の救急要請への対応を見させていただきその大変さに驚きましたが、今回もかなりの広域の数多くの要請を限られた人数で手際よく効率的に行っている姿にとても感動しました。
またちょうど高崎ドクターカー要請事案があり、ドクターカーが出動できずドクターヘリ要請に切り替えその対応の一部始終を見させていただきましたが、共同指令センターの方々のものすごい仕事量を見てヘリ当番の時にフライトドクターもそのあたりをきちんと配慮しながらより良い活動をするための提案をしないといけないと感じました。その後、ミーハーな2人(まっち~&たっき~)はランデブーポイントまで車を走らせて見に行きました。。。
さらにその日の夜には意見交換会に引き続く形で懇親会が準備されており、そこには機長も駆けつけさらに意見交換会での交流をもっと深める時間を過ごすことができました。久しぶりに消防の方々と心の底から語り合ったような気がします。やはりこのような近い距離でもかかわりが本当に大切ですね。
消防の方々との飲み会の〆はやっぱりラーメンですね!
僕が救急医になったころに現場にバリバリ出動し、病院搬送時やコース・検討会などで意見を交わしていた消防の方々が、いまは各消防の本部でさらに上の立場で活躍されています。そんな僕も年を取ったせいか現場よりも本部の方々と交渉することが多くなりました。約10年前に現場で意見を言い合っていた方々と今は会議などで意見を交わしたり交渉相手となったりしています。ときが流れるのは早いですね。
以前より「各消防単位で意見を言いやすい形の勉強会を開きたい」キャンパーンを行っていましたが、3月の渋川広域消防本部に続いて(http://drheli-gunma.blogspot.jp/2017/04/blog-post_2.html)たかさき消防共同指令センター主催の「群馬県ドクターヘリ運用等に係る意見交換会」を6月14日開催しました。
群馬県には11の消防本部・局がありますが、うち主に山間部を抱える県西部の6消防局・本部はそのままに指令課のみ共同指令センター化して2015年9月より運用を開始しました。
今回の意見交換会には、ドクターヘリからは僕と滝沢看護師が参加し、消防側からはたかさき消防共同指令センターのみならず6消防局・本部の代表(同世代が多い!)、そして防災航空隊も参加していました。
人数が思ったより多くなりましたが、たかさき消防共同指令センターの名司会(まさに指令センター!)により、とても意見や本音が飛び交うかなり盛り上がりを見せた充実した会になりました。
まずは共同指令センター化になり、その前後でドクターヘリ要請への影響はどうなったかを基地病院から提示させていただきました。
確かにセンター化した当時は要請数の減少やタイミングの遅れが気になりましたが、県の約7割を占める面積を一つの指令センターで行うことに若干の混乱があったこともありますが、現時点では共同指令センター化直前より要請数の増加、要請タイミングの迅速化が認められるようになりました。
続いて防災ヘリとドクターヘリの連携に関わる事案や消防管轄を超えた活動が見込まれた事案を消防側で用意していただき、それについて共同指令センターでできること・できないこと、またせっかく共同指令センター化したからもっとできるようにしたいことなどを、ドクターヘリ、共同指令センター、各消防局・本部で要望、現実、でも希望を参加者でぶつけ合いながら会は進んでいきました。最終的な決着が出るわけではありませんが、各機関ともこれからドクターヘリ活動をもっとよくしていくために間違いなく同じ方向を向いていることを強く実感できました。
最後に共同指令センターの名司会より「共同指令センター化したことで“こんなに良いことがあるのだよ”ということがアピールできるような活動をしていきましょう!」という力強い言葉で会を〆ていただきました。
意見交換会が終了後に指令センター長より共同指令センターをご案内いただき、実際の活動を魅せていただきました。以前に桐生市消防本部の通信指令課と勉強会をした際に(http://drheli-gunma.blogspot.jp/2010/12/blog-post_11.html)、実際の救急要請への対応を見させていただきその大変さに驚きましたが、今回もかなりの広域の数多くの要請を限られた人数で手際よく効率的に行っている姿にとても感動しました。
またちょうど高崎ドクターカー要請事案があり、ドクターカーが出動できずドクターヘリ要請に切り替えその対応の一部始終を見させていただきましたが、共同指令センターの方々のものすごい仕事量を見てヘリ当番の時にフライトドクターもそのあたりをきちんと配慮しながらより良い活動をするための提案をしないといけないと感じました。その後、ミーハーな2人(まっち~&たっき~)はランデブーポイントまで車を走らせて見に行きました。。。
さらにその日の夜には意見交換会に引き続く形で懇親会が準備されており、そこには機長も駆けつけさらに意見交換会での交流をもっと深める時間を過ごすことができました。久しぶりに消防の方々と心の底から語り合ったような気がします。やはりこのような近い距離でもかかわりが本当に大切ですね。
消防の方々との飲み会の〆はやっぱりラーメンですね!
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