「AONEURO Course-Neurotrauma in Akihabara」を受講しました。
どーも前橋赤十字病院の救急科内海です。
今回は平成29年3月11,12日に頭部外傷セミナーに参加してきたので、その報告をさせていただきます。
このコースは“AONEURO”という世界で脳神経外科領域の見聞を広めようとする団体によりヨーロッパや南米などでも行われているコースで、今回は頭部外傷についてのコースを日本は秋葉原で、海外の先生の招いて開催されました。
このセミナーは頭部外傷についての歴史から始まり、内科的な管理・外科手技を学びつつ1日目の夜に飲み会という2日間にわたる内容盛りだくさんのコースでした。
参加者は日本全国からきており、脳神経外科や救急科医師およびその領域にかかわるコメディカルが参加しており、いくつかのグループに分かれてディスカッションも交えて座学を進めていくものでお互いの病院や環境などの情報交換もでき、非常に面白かったです。
授業も5割以上は英語で行われており、なまった英語感を取り戻すにはいい機会でした。
2日通して面白かったのは日本とアメリカでの治療方針や患者のフォローの仕方の違いでした。
2つほど書きますが、一つはアメリカでは髄液漏を伴う、頭蓋底骨折の患者を日本では2週間安静にしておくところを初日から90度ギャッジし、2日目にルンバールドレナージを改善なければ行う方針としていること。
もう一点は軽傷頭部外傷でも高次機能障害がある患者は2年間はフォローし続けて、職場復帰など元のQOLに戻るまではサポートをソーシャルワーカーなど含めて行うというものでした。
また実技の時間はICPモニターの留置や穿頭、開頭を行うことができ、特にICPモニターについては今後機会があればおこなっていきたいとおもいました。二日間にわたり非常に有意義な講習で今後の慎重に生かしていきたいと思いました。
ちなみに海外から招いた先生がドコモの外人にとても似ていたのには、参加者みな思っていたようでした。
また最後までなぜ秋葉原なのかは疑問でした(笑)
以上 内海から報告でした。
今回は平成29年3月11,12日に頭部外傷セミナーに参加してきたので、その報告をさせていただきます。
このコースは“AONEURO”という世界で脳神経外科領域の見聞を広めようとする団体によりヨーロッパや南米などでも行われているコースで、今回は頭部外傷についてのコースを日本は秋葉原で、海外の先生の招いて開催されました。
このセミナーは頭部外傷についての歴史から始まり、内科的な管理・外科手技を学びつつ1日目の夜に飲み会という2日間にわたる内容盛りだくさんのコースでした。
参加者は日本全国からきており、脳神経外科や救急科医師およびその領域にかかわるコメディカルが参加しており、いくつかのグループに分かれてディスカッションも交えて座学を進めていくものでお互いの病院や環境などの情報交換もでき、非常に面白かったです。
授業も5割以上は英語で行われており、なまった英語感を取り戻すにはいい機会でした。
2日通して面白かったのは日本とアメリカでの治療方針や患者のフォローの仕方の違いでした。
2つほど書きますが、一つはアメリカでは髄液漏を伴う、頭蓋底骨折の患者を日本では2週間安静にしておくところを初日から90度ギャッジし、2日目にルンバールドレナージを改善なければ行う方針としていること。
もう一点は軽傷頭部外傷でも高次機能障害がある患者は2年間はフォローし続けて、職場復帰など元のQOLに戻るまではサポートをソーシャルワーカーなど含めて行うというものでした。
また実技の時間はICPモニターの留置や穿頭、開頭を行うことができ、特にICPモニターについては今後機会があればおこなっていきたいとおもいました。二日間にわたり非常に有意義な講習で今後の慎重に生かしていきたいと思いました。
ちなみに海外から招いた先生がドコモの外人にとても似ていたのには、参加者みな思っていたようでした。
また最後までなぜ秋葉原なのかは疑問でした(笑)
以上 内海から報告でした。
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