“霞が関”に行ってきました!~「救急・災害等の課題に対する研究会」参加報告~

町田です。
若手スタッフが病院や現場で頑張っていただいており、年齢的、立場的にも年々外交業務が増えてきています。いろいろなところに出張することがありますが、やはり『霞が関』という言葉には今でも緊張してしまいます。いくつになっても“おのぼりさん”気分が抜けません。
 
霞が関の官庁街。

3月24日、中央合同庁舎第4号館12階「共用1214特別会議室」で開催された『救急・災害等の課題に対する研究会』に構成員としてお招きいただきました。

<構成員のメンバー>
有賀徹先生(昭和大学病院 病院長、昭和大学医学部 教授)
織田順先生(東京医科大学救急・災害医学分野 准教授)
梶野健太郎先生(国立病院機構大阪医療センター救命救急センター、DMAT事務局 次長)
田邊晴山先生(救急救命東京研究所 教授)
菩提寺浩先生(札幌市消防局警防部 救急課長)
安田康晴先生(広島国際大学保健医療学部医療技術学科 教授)
横田英己先生(朝日航洋株式会社航空事業本部 営業統括部長)
水野浩利先生(札幌医科大学医学部救急医学講座 助教)
町田浩志(前橋赤十字病院高度救命救急センター集中治療科・救急科 副部長)

本研究会を主催する厚生労働省医政局地域医療計画課より以下の2点について議題を挙げられており、それに対してディスカッションを行いました。
①今後の救急救命処置のあり方と運用について
②災害時のドクターヘリ参集方法について
*研究会の資料は厚生労働省のホームページより開示されています。
 ⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000078947.html (議事録も後日更新される予定です。)


今回は特に“現場の若手の意見も聞きたい”ということで、積極的に発言する機会をいただきました。(病院ではすっかり年上の方になってしまいましたが、久しぶりに若手と言われてちょっとうれしかったです。)
ここではディスカッションの詳細な内容には触れませんが、現場での率直な思いを挙げることの重要さや逆に構想を立てるための仕組みを知る良い機会になりました。何事もしくみを作る側と現場側の距離が近いにこしたことがありませんね。
また著名な先生方と顔を合わせながらお話を聞かせていただき、とても多くのことを学ぶことができました。

めったにこのような機会に参加することはありませんが、このような機会をうまくいかしてより現場が動きやすくするための重要な任務を背負っていることを感じながら帰途につきました。
会場から見えた国会議事堂との距離もほんのちょっとだけですが近づいた気がします。(国会議員になるわけではないですよ。いかにここに現場の声を届けるかです!)

コメント

  1. まだまだ若い町田副部長、大役お疲れ様でした。(^-^ゞ
    国会議事堂に現場の生の声を届けて下さい。

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    1. なかなか経験しない会場セッティングでちょっと緊張はしましたが、いつまでも緊張しているわけにはいきません。もっともっと若手が活躍する場面を提供するためにも、このような会議に出なくてはいけない世代になったとも感じています。
      国会議事堂は遠い印象がありますが、きちんと注目していただけるような活躍を救急・災害医療に関わるものがしていかないといけないと思っています。

      削除

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