平成26年度都道府県災害医療コーディネート研修に参加しました。
高橋です。
(この写真は本研修内容とは関係ありません。) |
3月20日~22日の3日間、日本医師会館で災害医療センターが主催する『平成26年度 都道府県災害医療コーディネート研修』に参加してきました。
本講習会は、全国47都道府県に災害医療コーディネーターを養成することを目的として、都道府県における災害医療コーディネーターの活動に必要な統括・調整体制の知識の獲得及び当該体制の標準化を目的として開催されました。
*災害医療コーディネーターとは・・・
県から委嘱され、災害時の医療および保健衛生の全てにわたって、様々な職種や組織との調整活動を行うもので、今まさに全国に養成が進んでいる職務です。
私は、前橋市の地域災害医療コーディネータですが、県の災害医療に関わることも多いことから県の推薦を経て参加させて頂きました。私の他に群馬県からは、群馬大学の大嶋教授と群馬県医師会の有坂先生、群馬県健康福祉部医務課の太刀川さんと武井さんが参加されました。
今回は3回行われる研修会の3回目で、我々群馬県の他に、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県の各災害医療コーディネーターや県の災害担当者が参加されていました。
本講習会では、以下の内容について、講義とグループワークを経て学ばせて頂きました。
・災害医療コーディネート研修の目的
・災害総論・危機管理と組織マネージメント
・災害対策本部と現場
・災害医療提供体制と法令
・都道府県災害医療コーディネートの現状と課題
・地域災害医療コーディネートの現状と課題
・県庁支援の実際
・都道府県災害医療コーディネートの実際
・人命救助における災害医療活動
・生活支援における災害医療活動
・情報共有と共通状況図
・医薬品・医療資機材の供給
・消防・警察・自衛隊等との連携
・保健・公衆衛生活動
・倫理綱領と支援者のメンタルケア
・地域における感染予測
・総合演習
・運用計画の策定
参加しての感想ですが、3日間に渡る研修会は大変疲れましたが、様々な方々と大変有意義なディスカッションができ、法令や他県の実情など普段聞くことの機会の少ない情報が得られ、今後の群馬県および前橋市の災害医療コーディネートシステムの構築及び災害対応マニュアルの作成などに生かしていきたいと思った次第です。
また、個人的には1日目の夜に、群馬県から参加した大嶋教授と有坂先生と夕食をご一緒させて頂きましたが、3人とも年齢も近いこともあり、ブッチャケタ話も含めて様々なお話しができ大変楽しく過ごさせて頂きました。
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