海外での学会参加での経験!~AHA ReSS 2014 in Chicago 参加報告 vol.1~

藤塚です。今年も小倉先生と一緒に、11/1516にシカゴで開催されたAHA ReSSに参加してきました。ハードスケジュールの中、色々学び感じてきました。



海外学会は、海外旅行を経験をしたことがある人であればわかると思いますが、珍事件が多々起きるものです… DVT(深部静脈血栓:エコノミークラス症候群)事件、時差ボケで顔面蒼白、賞状紛失、毎年恒例名札ネーム違うぞ事件… 等々色々ありました。
特に今年のシカゴは、30年ぶりくらいの大寒波で、-5~-12℃の気温で、まるでスキー場にいるようでした…


今回は、学術内容は小倉先生にお任せして、海外学会についてお話します
 
AHA Resuscitation Science Symposiumでは、夕方・朝にポスターセッションがあり、その間はオーラルの教育講演や研究発表があります。蘇生に特化した内容であり、外傷蘇生や心肺停止の蘇生などが中心です。このポスターセッションでは、日本の学会では見られない光景があります。皆、立食しながら行うのです。飲み物。食事片手に、グルグル回り、皆で発表者の話を聞き、討論しています。日本では、まじめに聞いているのが一般的です。

 
また私個人が改めて、感じたこと・再度勉強になったこと。自分のstudy内容に自信を持つことです。今回私がプレゼンテーションをしたところ、『uique!』と言われ、その後おれのも聞きにこいと言われ、プレゼンテーションを聞かされました。どうだと言わんばかりの自身にあふれ、このようにアピールができことは、日本ではないなと改めて思いました。
自分がしてきた研究を多くの人に知ってもらい、さらに上に行こうとする姿勢・積極性、勉強になりました。
 
他にも学会では医療器具の展示がありますが、日本では本物の機会をみて・さわりといったようなことができますが、それぞれの会社のブースがあるのみで、それ以上はありません。。。また面白いことに、色々なサプリメント会社が展示してたりとユニークです。
 
 
また国際学会では、普段お話できない偉い先生たちと交流を持つことができ、交流の輪が広がるメリットもあります(AHA Ressでは、毎年日本主催の蘇生研究会などがあります。夜食事しながら色んなことを語り合うのです…)。
 
 
我々の病院は研究施設ではありませんが、小倉先生を初めとして世界に発信できる力はあると思います。臨床にのめり込んでいるからこそ、気が付くことは多くあります。それをしっかりとした形にして、世に発表し、良い方向へ医学を変えていければなと思います。
 
現地でも時差ボケと戦っていましたが、帰国したこれからも時差ボケ治して、またがんばっていきたいと思います。

コメント

このブログの人気の投稿

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

新年度集合写真

OB/OGからのコメントをいただきました。