これからも皆さんとともに!~『空の日フェスタ(群馬ヘリポート)』への参加~
町田です。
15年以上前、クリスマスに遊覧飛行と考えてその値段に断念した学生時代・・・そして空を飛ぶことを全く考える暇もなかった研修医時代から気が付くと14年目・・・医師になってヘリコプターに乗るということは想像もしていませんでした。
皆さん、「空の日」を知っていますか?毎年9月20日がその日にあたります。
明治43年にその当時の陸軍大尉が日本初の動力飛行に成功して30周年の昭和15年に制定された「航空日」が起源で、平成4年から「空の日」と改称されたそうです。
この「空の日」にちなんで、全国各地で9月に空の日を祝うイベントが行われています。
群馬県でも群馬ヘリポートにおいて『空の日フェスタ』が毎年9,10月に行われています。
群馬県ドクターヘリも運航開始1年目からこのイベントに参加させていただき、今年で5回目の参加でした。ドクターヘリは朝からその日のスタッフとともにイベントに参加し、消防本部から当院CS室に要請が入ればそこから機長の携帯で出動指令が入り、会場内に散っているスタッフのトランシーバーにヘリまで集合の連絡がはいり、イベント中でも要請から4分以内に出動できる態勢を整えています。
もちろんこのイベントにただ参加するだけではなく、参加する目的がきちんとあります。
1つは、『空の安全についてあらためて認識する!』
各機関のヘリコプターが集結していますが、ちょっとしたことが大きな危険が原因になりえることがあります。イベント中に群馬ヘリポートのフライトサービスの方を中心とした各ヘリ間のコミュニケーションの強化、そしてお互い安全についての学ぶことが大切になってきます。普段のわれわれの行動が誤っていないか、思い込みになっていないかということをあらためて意識することで、これから先も空の安全を守る一員として活動することができます。
もう1つは、『皆さんとのかかわりを強化する!』
県の3機のヘリである県警ヘリ、防災ヘリ、ドクターヘリにはそれぞれのミッションがありますが、最優先されることは共通で「命を守る」ことです。お互い機関は違っても同じ思いをもって活動するために、このようなイベントでそろい踏みすることはとても重要なことです。またそれ以外にも赤十字飛行隊、報道ヘリなど様々なヘリコプターが集合しましたが、何らかの形で皆さんに貢献するために日々活動しています。
そして最も大切なのが、このような活動のためには一般市民に皆さんのご理解とご協力が不可欠であるということです。安全管理の問題でなかなかヘリコプターに近づくことはできませんが、このようなイベントで実際に見て、感じていただくことで、より親しみをもっていただけると本当にうれしい限りです。
実は昨日のイベントが始まる前から2件出動があり、フェスタ開始時間に遅れて参上し、給油後すぐに続けて2件出動があり、ようやくお昼過ぎに内覧会を行うことができました。しかも再び2件尾出動があり戻ってきたらフェスタは終了していました。結局、フェスタ中に群馬ヘリポートには2時間ちょっとしか滞在できませんでしたが、それでも出動の際の大きな声援を送っていただき、また戻ってきたら「いつもお疲れ様!」「ブログ楽しみにしています!」など、多くの方に声をかけていただきました。
医局で席が近くの先生が家族連れで来られていたり、毎年ドクターヘリの絵をプレゼントしてくれるお子さんと再会したり、子供たちだけではなく今年は特にママさんたちに多くの質問をいただきました。僕たちの方から皆さんにもっともっと近づいていくことが、県の事業としてのドクターヘリ活動をもっと知ってもらう一番の方法だと強く感じることができました。
空の日フェスタ終了後にもう1件出動がありました。現場の皆さんの全面的な協力でゴルフ場内に着陸し、また緊急の応援要請に防災ヘリが駆けつけていただきました。群馬県ドクターヘリはこれからも皆さんとともに歩み続けていきます。どうぞよろしくお願いします。
<おまけの写真>
日本赤十字社群馬県支部もブースを出させていただきました。「チッチ」も登場です!
災害救護活動の報告、救急蘇生法の体験、赤十字飛行隊ヘリコプターの展示などを行いました。
ちなみに赤十字のパネルの人が変わっていましたが、もう僕には誰だかわかりませんでした・・・
群馬県警察音楽隊の演奏もありました。実は一番楽しみにしていたのですが、出動中で聞くことができませんでした。そのかわりに県警グッズ(上州君とみやまちゃんの筆記用具セット)を購入!
消防ブースではコスプレも可能。他機関の制服を着ることができるチャンスです!
救急車もドクターヘリと同様にフェスタ会場から出動していきました。
15年以上前、クリスマスに遊覧飛行と考えてその値段に断念した学生時代・・・そして空を飛ぶことを全く考える暇もなかった研修医時代から気が付くと14年目・・・医師になってヘリコプターに乗るということは想像もしていませんでした。
皆さん、「空の日」を知っていますか?毎年9月20日がその日にあたります。
明治43年にその当時の陸軍大尉が日本初の動力飛行に成功して30周年の昭和15年に制定された「航空日」が起源で、平成4年から「空の日」と改称されたそうです。
この「空の日」にちなんで、全国各地で9月に空の日を祝うイベントが行われています。
群馬県でも群馬ヘリポートにおいて『空の日フェスタ』が毎年9,10月に行われています。
群馬県ドクターヘリも運航開始1年目からこのイベントに参加させていただき、今年で5回目の参加でした。ドクターヘリは朝からその日のスタッフとともにイベントに参加し、消防本部から当院CS室に要請が入ればそこから機長の携帯で出動指令が入り、会場内に散っているスタッフのトランシーバーにヘリまで集合の連絡がはいり、イベント中でも要請から4分以内に出動できる態勢を整えています。
今回はフェスタ中に群馬ヘリポートから2回離陸しました!
もちろんこのイベントにただ参加するだけではなく、参加する目的がきちんとあります。
1つは、『空の安全についてあらためて認識する!』
各機関のヘリコプターが集結していますが、ちょっとしたことが大きな危険が原因になりえることがあります。イベント中に群馬ヘリポートのフライトサービスの方を中心とした各ヘリ間のコミュニケーションの強化、そしてお互い安全についての学ぶことが大切になってきます。普段のわれわれの行動が誤っていないか、思い込みになっていないかということをあらためて意識することで、これから先も空の安全を守る一員として活動することができます。
左が群馬県消防防災ヘリ『はるな』、右が群馬県警察ヘリ『あかぎ』
もう1つは、『皆さんとのかかわりを強化する!』
県の3機のヘリである県警ヘリ、防災ヘリ、ドクターヘリにはそれぞれのミッションがありますが、最優先されることは共通で「命を守る」ことです。お互い機関は違っても同じ思いをもって活動するために、このようなイベントでそろい踏みすることはとても重要なことです。またそれ以外にも赤十字飛行隊、報道ヘリなど様々なヘリコプターが集合しましたが、何らかの形で皆さんに貢献するために日々活動しています。
そして最も大切なのが、このような活動のためには一般市民に皆さんのご理解とご協力が不可欠であるということです。安全管理の問題でなかなかヘリコプターに近づくことはできませんが、このようなイベントで実際に見て、感じていただくことで、より親しみをもっていただけると本当にうれしい限りです。
たった1回の内覧会になってしまいましたが、多くの方々に見に来ていただきました。
実は昨日のイベントが始まる前から2件出動があり、フェスタ開始時間に遅れて参上し、給油後すぐに続けて2件出動があり、ようやくお昼過ぎに内覧会を行うことができました。しかも再び2件尾出動があり戻ってきたらフェスタは終了していました。結局、フェスタ中に群馬ヘリポートには2時間ちょっとしか滞在できませんでしたが、それでも出動の際の大きな声援を送っていただき、また戻ってきたら「いつもお疲れ様!」「ブログ楽しみにしています!」など、多くの方に声をかけていただきました。
医局で席が近くの先生が家族連れで来られていたり、毎年ドクターヘリの絵をプレゼントしてくれるお子さんと再会したり、子供たちだけではなく今年は特にママさんたちに多くの質問をいただきました。僕たちの方から皆さんにもっともっと近づいていくことが、県の事業としてのドクターヘリ活動をもっと知ってもらう一番の方法だと強く感じることができました。
空の日フェスタ終了後にもう1件出動がありました。現場の皆さんの全面的な協力でゴルフ場内に着陸し、また緊急の応援要請に防災ヘリが駆けつけていただきました。群馬県ドクターヘリはこれからも皆さんとともに歩み続けていきます。どうぞよろしくお願いします。
<おまけの写真>
日本赤十字社群馬県支部もブースを出させていただきました。「チッチ」も登場です!
災害救護活動の報告、救急蘇生法の体験、赤十字飛行隊ヘリコプターの展示などを行いました。
ちなみに赤十字のパネルの人が変わっていましたが、もう僕には誰だかわかりませんでした・・・
群馬県警察音楽隊の演奏もありました。実は一番楽しみにしていたのですが、出動中で聞くことができませんでした。そのかわりに県警グッズ(上州君とみやまちゃんの筆記用具セット)を購入!
消防ブースではコスプレも可能。他機関の制服を着ることができるチャンスです!
救急車もドクターヘリと同様にフェスタ会場から出動していきました。
空の日フェスタ、どのヘリもかっこよかったです☆これからも応援しています(^-^)/
返信削除匿名さん、ありがとうございます。
返信削除ヘリの機体だけではなく、そのヘリでの仕事も「かっこよい!」といわれるよう、一生懸命頑張っていこうと思います。
友人二人が、ドクターヘリのおかげで命が助かりました。
返信削除この日は、パイロットの方とお話し出来たのですが、先生とお話しが出来なくて残念でした・・・
群馬の山ピーこと、町田先生!
ドクターヘリで一人でも多く方の命を救ってくださいね♪
このイベントに参加出来て、本当に良かったです。
ジャスミンさん、コメントいただきありがとうございました。
返信削除友人2人がお元気になられたのは本当にうれしい限りです。ドクターヘリ要請をした消防の判断、ヘリの活動における各機関の協力の賜物です。僕たちはヘリでもいつもと同じようにしているだけです。
これからも一人でも多くの皆さんの命と笑顔を守るために頑張っていきます。どうぞよろしくお願いします。
群馬の山ピーにあたるようなイケメンドクターはなかなかいませんが、気持ちは熱いですよ!
匿名です☆
返信削除ヘリだけでなく、命を救うという、強い気持ちを持ちお仕事に取り組む姿勢、十分、今のそのままで、かっこよいですよ(>_<)
これからも、応援しています♪
匿名さん、コメントありがとうございます。
返信削除最低でも今のレベルを落とさず、さらに1人でも多くの命を救うためにこれからも一生懸命頑張ります。