「NBC災害・テロ対策セミナー」に参加しました。
町田です。
10月11~13日の3日間の日程で、大阪府立急性期総合医療センターで「NBC災害・テロ対策セミナー」が開催され、当院から1チーム(医師1人、看護師2人、事務員2人)が参加しました。また高橋先生がインストラクターとして参加しました。
今回のチームは当院で3チーム目の参加ですが、すでに研修を終えている2チームは、実際に2010年日本APEC(横浜)のテロ対策医療チーム、昨年の福島原発事故対応DMATとしての活動を行っています。
本セミナーの目的は、
・救命救急センターにおけるNBCテロ災害被災者の受入に必要な要員の養成
・NBC災害時に基幹病院から徐典病院へ派遣する医療気管支炎チームの要因の養成
で、特に病院の受け入れた体制の確立を達成目標としています。
ちなみに『NBC』という言葉は、最近では『CBRN』『CBRNE』といわれることが多く、C:Chemical(化学兵器)、B:Biological(生物兵器)、R:Radioisotope(放射線物質)、N:Nuclear(核兵器)、E:Explosive(爆薬)という物騒な用語の略になります。
もちろんこのようなものはテロだけではなく、原発事故、化学工場の爆発、危険物を搬送しているトラックの事故などで残念ながら実際に起こっていることであり、いつ病院の近くで発生するかわからない状況です。そのような事態に対応するための知識や技術をきちんと学ばないと、医療スタッフを危険にさらしたり病院を汚染させてしまったり、また傷病者にしかるべき対応ができなくなってしまう可能性があります。
3日間のコースで講義、机上演習、スキルステーションがあり、そして2日目には試験がありました。試験は何才になっても嫌なものですが、これによって知識を確実に頭と体に叩き込めることができました。実技試験ではチーム診療がありましたが、普段の診療通り“あうん”の呼吸で対応することができ、チームでExcellentをいただくことができました。
最終日は防護服を着て病院での傷病者の受入の総合演習でした。
防護服を着るだけでも一苦労で、特にインストラクターから頂いた「防護服を身を守るものだけど、使い方が正しくなければ身を危険にさらすだけ!」という言葉に身が引き締まりました。
今回はリーダー役をさせて頂きましたが、実際に防護服を着ながらの活動は注射の薬液1本吸うだけでも困難であり、また隣りのスタッフとの会話でさえも難渋しました。
しかし、様々なチームと一体となって活動が出来た事、またこのような体験が出来た事で自分たちが研修後に病院に戻ってやらなくてはいけないことが山ほどあることがわかりました。
10月11~13日の3日間の日程で、大阪府立急性期総合医療センターで「NBC災害・テロ対策セミナー」が開催され、当院から1チーム(医師1人、看護師2人、事務員2人)が参加しました。また高橋先生がインストラクターとして参加しました。
今回のチームは当院で3チーム目の参加ですが、すでに研修を終えている2チームは、実際に2010年日本APEC(横浜)のテロ対策医療チーム、昨年の福島原発事故対応DMATとしての活動を行っています。
今回のメンバー(写真左)と、インストラクターで参加した高橋先生(写真右)です。
いつも一緒に働いているメンバーですが、前日に大阪入りをしてチームの結束をさらに高めました!
本セミナーの目的は、
・救命救急センターにおけるNBCテロ災害被災者の受入に必要な要員の養成
・NBC災害時に基幹病院から徐典病院へ派遣する医療気管支炎チームの要因の養成
で、特に病院の受け入れた体制の確立を達成目標としています。
ちなみに『NBC』という言葉は、最近では『CBRN』『CBRNE』といわれることが多く、C:Chemical(化学兵器)、B:Biological(生物兵器)、R:Radioisotope(放射線物質)、N:Nuclear(核兵器)、E:Explosive(爆薬)という物騒な用語の略になります。
もちろんこのようなものはテロだけではなく、原発事故、化学工場の爆発、危険物を搬送しているトラックの事故などで残念ながら実際に起こっていることであり、いつ病院の近くで発生するかわからない状況です。そのような事態に対応するための知識や技術をきちんと学ばないと、医療スタッフを危険にさらしたり病院を汚染させてしまったり、また傷病者にしかるべき対応ができなくなってしまう可能性があります。
3日間のコースで講義、机上演習、スキルステーションがあり、そして2日目には試験がありました。試験は何才になっても嫌なものですが、これによって知識を確実に頭と体に叩き込めることができました。実技試験ではチーム診療がありましたが、普段の診療通り“あうん”の呼吸で対応することができ、チームでExcellentをいただくことができました。
最終日は防護服を着て病院での傷病者の受入の総合演習でした。
防護服を着るだけでも一苦労で、特にインストラクターから頂いた「防護服を身を守るものだけど、使い方が正しくなければ身を危険にさらすだけ!」という言葉に身が引き締まりました。
今回はリーダー役をさせて頂きましたが、実際に防護服を着ながらの活動は注射の薬液1本吸うだけでも困難であり、また隣りのスタッフとの会話でさえも難渋しました。
しかし、様々なチームと一体となって活動が出来た事、またこのような体験が出来た事で自分たちが研修後に病院に戻ってやらなくてはいけないことが山ほどあることがわかりました。
高度救命救急センター、群馬県基幹災害医療センターとして、 あらゆる事態にいつでも対応できるように、平時からの準備が大切です! |
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