ゲリラ豪雨のお盆休み・・・病院はフル稼働!
お盆休み・・・今年は東日本大震災がありました。多くの犠牲者の魂が安らかに眠れますよう心よりお祈りします。
テレビや新聞からは里帰りにともなう渋滞のニュースが流れていますが、実は病院も大混雑しています。今年は特にお盆休みが週末と重なったため、患者さんが救命センターに多く流れている傾向があるようです。
当院の救急外来には、8/12(金)夕方から8/14(日)夕方までの48時間で約200名の方が受診しています。救急外来の処置室がいっぱいでも臨時ベッドを作って受け入れたりもしていたようです。PCPSの導入などもあり、大混雑の中での重症患者の対応が続いていました。
またICUも週末は手術後の予定入室はありませんが、多くの急患が搬送されてくるにともない緊急入室が多くなります。しかしICUのベッドが満床だとなかなか患者の入院ができないことがあります。そのために状態が改善した患者さんは、各科主治医と各病棟のご協力により、土日でも一般病棟へあがっていただいています。(基本的に平日と業務のレベルは変わりません!)今週末もICU専従医を12床のベッドに対して毎日5人ずつ配備していました。
ドクターヘリもこの3日間で12件に出動しています。畠山先生が3日連続のフライトドクターでしたが、連日35度を超す暑さと、昼食を食べる暇もない連続出動であったため、体重が減ってしまったのではないでしょうか?
僕もこの土日はICUの当番で出勤していました。ICUでは挿管、気管支鏡、胸腔ドレーン、APRV導入、グラム染色など、いつもと変わらず集中治療管理を行っていました。
正月三が日も300名近い患者さんの受診があり、世間がお休みの時ほど超多忙を極める当院ですが、スタッフはフル稼働で対応しています。
この土日は夜になって前橋市内はゲリラ豪雨に襲われています。
特に今日は帰ろうとしたところで雷鳴が鳴りはじめ、病院の玄関を出たら冷たい風が吹き始め、車に乗って帰り始めたら激しい雷とともに恐ろしい量の雨(一部は雹)が降り始めました。目の前で雷が光り、雨で前は見にくく、さらに道路の一部は冠水・・・本当に恐ろしかったのですが安全運転でなんとか帰りました。どうも僕の帰り道はずっとゲリラ豪雨の範囲だったようです。雨のおかげで外気温は33度から24度まで下がりましたが、やっぱり群馬の雷は半端ではないです!もちろんドクターヘリは群馬ヘリポートに退避済みです。
目の前に雷が落ち・・・ |
その後一気に大雨です! |
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