スイッチが重い!?(群馬県ドクターヘリ 7月活動実績速報付)
町田です。
連日の大雨警報に朝の通勤でいつも橋を渡るたびに利根川の色や水位が気になってしまいます。
水不足の解消には貢献していると思いますが、土砂災害が発生しなことを願うばかりです。
今年度も4か月が過ぎました。
年度初めからずっと気になってはいたのですが、ドクターヘリの活動時間(消防覚知(119番入電)~病院到着)が伸びてきています。群馬県は20分以内にドクターヘリは到達可能な大きさであり、3『消防覚知から傷病者接触まで30分以内(通称“30分ルール”)』の到達率70%以上を目標に行ってっきましたが、今年度は毎月50%にも届いていません。その結果、『消防覚知から病院到着まで60分以内(通称“60分ルール”)』も全体的に遅延しています。
それでも必要なことは行いつつも現場活動時間をできるだけ短縮して、接触までの遅れを取り戻す努力はしていますが、やはり消防覚知からドクターヘリ要請までの遅れは致命的です。
細線:2015年度、太線:2016年度 ・赤:現着前要請率 ・緑:30分ルール達成率 ・青:60分ルール達成率 すべての項目で昨年度より遅くなっています・・・ |
このように要請のスイッチが重くなっている現状について、真剣に消防と病院で話し合わないといけません。なかなか話し合いの機会を設けていただけない障壁がありますが、消防も病院も傷病者の救命率、社会復帰率を上げるという目標は同じはず・・・目標が同じであればきっと良い方向にまた戻れると信じています。
今月はドクターヘリ症例検討会があるため、病院、消防のそれぞれの問題点を洗い出して、もっと市民に貢献できる翼になるように考え直さなければいけません。
☆群馬県ドクターヘリ 7月活動実績速報☆
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