命のリレーの第一走者!~第12回前橋市立前橋高等学校救命講習会~

町田です。

今月2日、前橋市立前橋高等学校で毎年開催されている救命講習会において、高校1年生全員を対象に「BLS&AEDコース」を開催しました。
同校では救命講習会を12年連続の開催しており、今までに2000名近くの生徒の方々に『絶え間ない胸骨圧迫』や『迅速なAED使用』の大切さを伝えてきました。
高校1年生240名とインストラクター90名のご対面!
12年も開催していると「この講習会で学んだ卒業生が指導者として
母校に戻ってくる。」というシーンが毎年みられるようになりました。
講習会はコースディレクターである僕の簡単な講義と各ブースに分かれた実技の繰り返しになりまますが、最初に生徒の皆さんが今日学ぶことのイメージがわきやすいように「デモンストレーション」を行いました。
いつもは各消防本部の方々に交代で行っていただいていたのですが、今年は初めて病院チームがデモを担当してくれました。学校の先生を交えて迫真の演技と感動的な映像を交えた済生会前橋病院チームのデモンストレーションに会場の雰囲気がますます盛り上がり、その流れでとても充実した講習会になりました。
済生会前橋病院の魂のこもったデモンストレーション!
学校の先生にも迫真の演技で答えていただきました。

各ブースには職種が異なった(看護師と救急救命士、理学療法士と救助隊員など)2名以上にインストラクターが配置するようにして、職場体験のような雰囲気も醸し出しました。
数年前からはじまった教職員ブースでは、やはり責任感の強さからかなり真剣な質疑応答が行われていました。
教職員の皆さんの真剣なまなざし!
最初は遠慮がちだった生徒の皆さんも、後半はAEDをとりに体育館を走り回ったり、一生懸命に胸骨圧迫を行っていました。

いろいろな職種の方との交流が行われました。

今年も救命講習会に多くのインストラクターの方に集まっていただきました。なんと過去最多の90名の方が群馬県のみならず栃木県、埼玉県、茨城県、そして初めて新潟県から足を運んでいただきました。普段はなかなか指導をしたことがない方々もたくさん集まっていただき、ベテランの指導者から一般市民への指導法を学びつつ一緒にコースを盛り上げてくれました。
コースの後は顔の見える関係の関係のさらなる強化です!

本コースの目標は、いつも同じ・・・『命のリレーの第一走者!』を育てることです。
救急車が着くまでの数分間の皆さんの勇気が、多くの命を救うことは間違いありません。そんな勇気のある第一走者の背中を押せるように、これからもこのような活動を続けていこうと思います!

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