コースの運営を学ぶ!

町田です。

今日の本題に入る前に(いつも本題前に関係ない話が多いですが・・・)、いつも応援協定で助けていただいている栃木県ドクターヘリの群馬県内での画像をいただきました!

群馬県内(特に東毛地区)でこのヘリコプターを見かけたら、 『栃木県応援に駆けつけてきてくれている!』と思ってください。そして、 『群馬県ドクターヘリもどこかで活躍している!』と思ってください。よろしくお願いします。


当院教育研修推進センター(旧看護学校)では様々な教育・研修コースが開催されています。AHA-BLS,ACLS、ICLS、PSLS,ISLS、ITLS、JPTEC、JATECなどがあります。
そして、ほぼ毎月定期的に中野センター長や当院スタッフを中心に運営している当院の名物コースがあります。
①前橋赤十字病院高度救命救急センター BLS&AEDコース
②群馬県基幹災害医療センター 急性期災害医療(レベルⅠ)コース
*コースの詳細は当センターホームページの詳細が掲載しております。
 ①→http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/bls_aed.html
 ②→http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/ksic.html

このようなコースを開催するに当たっては綿密な準備が必要です。
コースのプログラムや受講生、インストラクターの配分だけではなく、使用する教室の環境、スライドの不具合がないかのチェックなど、受講生にとって集中してコースに臨める環境を提供することが重要です。
またしっかり技術や知識を身に着けていただくことが大事ですが、より学びやすい雰囲気を醸し出すことも必要です。
個々のインストラクターに求められるレベルは高いですが、コース全体を取り仕切るディレクターの存在もとても重要になります。
~BLS&AEDコースの準備風景~
人形、AEDなどに不具合がないか全員で点検中です。
(僕は隣りの部屋でスライドの確認中・・・)
 ~急性期災害医療コース準備風景~
物が多い机上訓練の準備などでは、前回にいかにきれいに片づけてあるかも重要です。

すでに様々なコースのディレクターを行っているスタッフが当科には何人もいますが、これからディレクターをし始める立場にあるスタッフにとっては、このような院内で開催されるコースで経験を積む機会を頂いています。
最初は中野センター長にぴったりついてコースに参加し、次はセンター長の監視下(!?)で自分でコースを運営し、最終的にある程度合格をいただければディレクターとしてデビューすることができます。
僕自身も何度かサブディレクターやディレクターをさせて頂きながら、コース運営のノウハウを少しずつ学ばせていただいております。

『受講生にコースを満足していただけるかどうか?明日から学んだことを生かしていただけるか?はディレクターの腕次第!』

救急医にとって教育・研修も大きな大切な仕事です。このようなことも直接学ぶことができるのはとても幸せな環境です。
来月は毎年恒例のとある市内の高校1学年全員対象のBLS&AEDコースが開催されます。今年は医師、看護師、救急救命士(県外からも!)あわせてなんとインストラクター80名が集まっていただけることになりました。ただいまそのコース運営に奮闘中です。

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