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5月, 2025の投稿を表示しています

井上先生、ドクターカー独り立ち認定!

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こんにちは、ブログ担当の永山です。 本日は、嬉しいご報告です。 当科の 井上先生 が、 ドクターカー業務における「独り立ち認定」 を受けました! プレホスピタル医療の最前線へ 現場での診療は、限られた情報と時間のなかで決断が求められる、非常に厳しい環境です。 そのため、独り立ちには 高い技術・判断力・対応力 が求められます。 努力の積み重ねが実を結ぶ 井上先生は日々の忙しい業務の中でも、時間があれば 「ぜひOJT(On the Job training;実務を通して知識やスキルを学ぶ)に入れてください!」 と、自ら積極的に取り組んできました。   👉️日々の業務をしっかりこなしながら、これをやるってすごく大変なんですよ。 その地道な努力と熱意が認められ、今回の認定に至りました。 チーム一同、現場でのさらなる活躍を楽しみにしています! 井上先生、本当におめでとうございます!🎉 Facebookページはこちら Instagramページはこちら X(旧Twitter)はこちら

ER合同カンファレンスのひとこま

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ER合同カンファレンスのひとこま こんにちは、ブログ担当の永山です。 今回は、救急外来(ER)の日常から「 ER合同カンファレンス 」の様子をご紹介します。 ERは、命の現場。その場での判断が生死を分けることもあり、 常に緊迫感と迅速な対応 が求められます。 だからこそ、 医師と看護師の円滑なコミュニケーション と、日頃からの信頼関係の構築が非常に重要です。 当院では、定期的に 医師と看護師の合同カンファレンス を実施しています。 現在は水野先生が中心となって、進行・運営をしてくださっています。 カンファレンスの内容は多岐にわたり、診療システムに関する共有や、現場の悩み・改善提案など、さまざまな視点から活発な議論が交わされています。 多忙な中でも、看護師の皆さんが積極的に参加 してくださっており、 現場の声がダイレクトに届く貴重な時間 となっています。 こうした日々の小さな積み重ねが、 チームとしての力を高め、患者さんへのよりよい医療提供 につながっていくのだと感じています。 今後も、チーム医療の力を大切にしていきたいと思います。 Facebookページはこちら Instagramページはこちら X(旧Twitter)はこちら

DMAT養成研修に参加してきました(専攻医 石井先生)

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DMAT養成研修に参加して 今回は、5月21日~24日に開催された DMAT養成研修 に参加した、専攻医4年目・石井先生のレポートをお届けします。 このたび、 日本DMATの研修に参加 させていただきました。 災害現場での医療支援活動に関わるための、たいへん貴重な機会を得ることができました。 普段の医療とはまったく異なる環境の中、 限られた資源と時間のなかで最善の医療を提供する難しさ ――。 実際のシミュレーションや体験を通じて、その重要性を改めて実感しました。 人見知りな自分にとっては少し緊張する場面もありましたが、 参加された皆さんがとても温かく 、楽しく研修を受けることができました。 ご迷惑をおかけしたこともあったかと思いますが、講師の皆さん、そして一緒に研修を受けた皆さん、本当にありがとうございました。 なお、最後の「各都道府県代表の決意表明」で、群馬代表として小ボケを披露したものの、見事に滑ってしまったことは忘れたい思い出です(笑)。 それでも、 とても充実した4日間 でした。 いつ災害が起こっても支援に駆けつけられる一員として、これからも気を引き締めて医療に取り組んでいきたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。

救急科・集中治療科のWEB説明会

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ブログ担当永山です。今回は告知です。 “救急×集中治療”を本気で学びたいあなたへ 当科では現在、 後期研修医・常勤医師を募集中 です。 それにあわせて、当科の特徴を知っていただくための 「Web説明会&講演会」 を開催します。 私たちは、 “最強のオールラウンダー型 救急・集中治療医の育成” を目指し、診療・教育・研究に全力で取り組んでいます。 全国からさまざまなバックグラウンドを持ったメンバーが集まり、日々切磋琢磨しています。 「もっと診られるようになりたい」 「プレホスからICUまで一貫して関わりたい」 「災害医療にも興味がある」 …そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度、当院のプログラムを覗いてみてください。 🗓️ Web説明会&講演会 概要 日時: 2025年6月17日(火)19:00〜20:30(18:30より入室可) 場所: Webex(参加者には個別にURLをお送りします) 対象: 救急科・集中治療に興味のある学生、研修医、後期研修医の皆様 👉 参加申込フォームはこちら 🔶 当日のプログラム 19:00〜 ようこそ前橋日赤へ!(中村センター長) 19:15〜 専攻医のリアルトーク(井上先生) 19:30〜 ICU・ERの最前線、ECMOの力(谷先生) 19:50〜 災害対応のリアル(永山先生) 20:10〜 Q&Aセッション ✅ 途中参加・退室OK!お気軽にご参加ください。 ✉️ お問い合わせ: m05071jn@gmail.com (担当:永山) 🌟 前橋日赤 救急・集中治療の8つの強み Dr.Heli & Dr.Car × Closed ICU: プレホスからICUまで一貫診療。 ECMOのハブ病院: 高度救命センター、ECMO Car、ELSO認定。 手厚い教育制度: 補助あり/勤務扱い/指導医多数。 災害医療の先駆者: SCU1号/DMAT/赤十字の視点。 自由度の高い外部研修: 希望があれば調整...

ECPRシミュレーションのご紹介

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こんにちは、ブログ担当の永山です! いきなり気温が上がり、じめじめとした季節になってきましたね。 体調を崩しやすい時期ですので、みなさんも 休養・睡眠・水分補給 を忘れずにお過ごしください。 🏥 ECPRシミュレーションってなに? 今回はER(救命救急センター)で定期的に行われているシミュレーションの一つ、 ECPR についてご紹介します。 🚨 ECPRってなんの略? ECPR(Extracorporeal Cardiopulmonary Resuscitation) は、日本語で「体外式心肺蘇生」といいます。 心臓が止まってしまった患者さんに対し、 ECMO(人工心肺装置) を使って心臓と肺の役割を一時的に代行する高度な救命治療です。 条件はありますが、通常の心臓マッサージだけでは命を救えないときに、このECPRが選択されることがあります。 💡 どうやって訓練するの? 心臓が止まった場合、 いかに早く血流と酸素の供給を再開できるか が、救命のカギになります。 ECPRでは、ECMOの準備・挿入、全身管理、各部署との連携が必要です。そのため、 医師、看護師、臨床工学技士など多職種が協力して対応 します。 重要なのは「早さ」だけでなく、「安全かつ正確に」対応すること。 だからこそ、 本番さながらのシミュレーション で、チーム全体の動きや判断力を鍛えることが欠かせません。 誰が何をするのか どの順番で行動するのか どう声をかけ合うのか そうした点を確認し、ミスを防ぐために日々訓練を行っています。 今回のシミュレーションでは、 心臓血管内科の先生方、看護部、放射線部、臨床工学技士 の皆さんにご協力いただき、実りある訓練ができました。 🌟 まとめ ECPRシミュレーション は、心臓が止まった人を救うための 「最後の砦」 とも言える重要な訓練です。 命を守るため、医療チームは何度もシミュレーションを行い、本番に備えています。 医療の現場では、こうした 「見えない努力」 が日々積み重ねられています。今後もそんな取り組みを紹介していきますので、ぜひお楽しみに! Face...

症例報告が”Acute Medicine & Surgery”に掲載されました。

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こんにちは、ブログ担当の永山です。 私事で恐縮ですが、このたび 日本救急医学会が運営する英文誌「Acute Medicine & Surgery」 に、症例報告が掲載されました。 「症例報告」と聞くと、“珍しい病気を紹介するもの”という印象を持たれる方も多いかもしれませんが、実際には日常診療のなかで遭遇する、陥りやすい落とし穴や、ちょっとした機転で回避できた出来事にも、新たな視点があれば論文化できる可能性があります。 今回はそういった事例で救急外来で経験した症例をもとに、 「急性大動脈解離による虚血性脳卒中に対する胸部MRAの有効性」 というテーマで執筆させていただきました。    患者様の許可取得のうえ、個人情報の配慮は十分にさせていただき執筆させていただいております。 ご興味がありましたら、ぜひご一読いただければ幸いです。 👉論文のリンクはこちら 慣れない英語論文執筆でしたが、 中村先生、藤塚先生、土屋先生 の多大なご指導・ご支援のおかげで、無事に形にすることができました。心より感謝申し上げます。 Facebookページはこちら Instagramページはこちら X(旧Twitter)はこちら

第39回日本外傷学会 総会参加報告

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参加報告 藤塚です。中村センター長とともに、評議委員会に参加し、学会としての今後の方向性を確認してきました。 今回の学会では、 藤塚・杉浦先生がダブル座長 を務め、私も発表を行いました。 学びと気づき 働き方改革が外傷診療に与える影響、 外傷蘇生・輸血管理における血液粘弾性検査 の活用、さらに医師向け外傷初期診療コースへの内容提言など、さまざまな知見を得ることができました。 外傷診療の現状とこれから 外傷患者数は減少傾向にありますが、 ゼロにすることは現実的には難しい と考えています。 突然の事故により苦しむ人々を一人でも多く救えるよう、 消防・警察・ドクターヘリ・ドクターカー 、そして市民の皆さんと協力しながら救命活動を継続していきたいと思います。 そのためにも、 当院の「救命力」向上 に日々努めてまいります!!

新入職者紹介 その11(ラスト!!) 住田爽先生

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こんにちは、ブログ担当の 永山 です。 タイトルどおり、今年度当科に入職(短期研修を含め)してくれた 11名の先生方の紹介 が今回でラストとなります! 最初からお付き合いくださった方、本当にありがとうございました! 今後もこのブログを読んでいただけると嬉しいです😊 そして、はじめて読んでくださった方! ぜひ 過去の記事 もご覧くださいね〜! ラストを飾るのは…住田先生! それではどうぞ👇 Q1. ご略歴をおしえてください 富山県出身 。 富山大学 を卒業後、 厚生連高岡病院 で初期研修を行いました。 Q2. 当院を選んでくれた理由はなんですか? ICU・ER・プレホス をバランスよく学べる環境に惹かれて選びました! 指導医の先生方もとても優しく、まだ1ヵ月ですが、 さまざまなことに挑戦させてもらえて とても充実しています。 来てよかった! と思っています! Q3. ブログの読者にひとことお願いします! 救急医としてまだまだ駆け出しですが、 皆さんのお役に立てるように 全力でがんばります! 今後ともよろしくお願いいたします🙇‍♂️ 11人目にふさわしい熱いメッセージ!頼もしい仲間が加わりました🔥

新入職者紹介 その10 富岡 仁 先生

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新入職者紹介もついに 10人目 になりました! 忙しい毎日ですが、これだけ仲間が増えるのは本当に嬉しいことです 😊 今回ご紹介するのは、 富岡先生 です! Q1. ご略歴を教えてください 信州大学を卒業後、 村上総合病院 で初期研修を修了し、 救急科専門研修 を 現在、 前橋赤十字病院 で行っています。 Q2. 当院を選んでくれた理由は? プレホスピタルからER、ICU、一般病棟まで 一人の患者を一貫して診られる点に魅力を感じました。 また、 各専門科も充実 しており、多くのことを学べる環境だと思ったからです。 Q3. 最後にひとこと! 前橋赤十字病院救急科のブログは、 私も入職前に読んでいました! 今後このブログを見て、専攻医を目指す先生方が魅力を感じてくだされば嬉しいです。 読んでいただき、ありがとうございました! →富岡先生嬉しいこと言ってくれます。なれないブログ書いてて良かったです😢。

栄養レクチャー in ICU

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ICUで行われた多職種勉強会の一コマをご紹介します。 ブログ担当の永山です。ICUでは、 医師 や 看護師 だけでなく、 リハビリスタッフ 、 栄養士 、 薬剤師 、 放射線技師 、 臨床工学技士(ME) 、 社会福祉士 など、多くの職種の力によって運営が成り立っています。 多職種が関わることで、 業務分担による負担軽減 だけでなく、 医療の質や安全性の向上 、さらには 医療費の削減 といった効果も期待されており、その有効性は医学的にも示されています。 当院では職種間の理解を深めるため、 定期的に勉強会を開催 しています。 各分野のトピックスや、日々の診療の中での疑問点などをテーマに、専門職からのレクチャーを受けています。 (普段のカンファレンスでも気軽に話せるのですが、なかなか時間がとれないことも多く…) 今回は 栄養課 から、 ・ 経腸栄養の基礎知識 ・ ICUでの栄養の役割 ・ シンバイオティクス ・ 経管栄養の使い分け について、非常にわかりやすく教えていただきました。 講義後も質問が絶えず、ひとつひとつ丁寧に答えていただき、 日頃の診療での疑問が解消されてスッキリ した気持ちになりました。 普段から栄養課の皆さんには頼りきりですが、このような機会を通じて、 私たちももっと知識を深めていかないと 、と改めて感じました。 朝早くから対応してくださった栄養課 佐藤さん本当にありがとうございました!

ECMOトラブルシミュレーション

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ECMOトラブルシミュレーション報告 #ECMOトラブルシミュレーション# ブログ担当の永山です。今回は、 ICU看護師さんたちが主催してくれた「ECMOトラブルシミュレーション」 に参加したので、その様子をご報告します! ECMOってご存じですか? コロナ禍をきっかけに、一般の方にも「ECMO(エクモ)」という言葉が広く知られるようになりました。 ECMOとは、 太い血管にカニューレという管を入れ、人工肺とポンプを使って肺や心臓の代わりをしてくれる医療機器 です。 わかりやすく言うと「体外型の人工心肺装置」のようなものです。 ICUには重症の患者さんが入室されるため、 ECMOを装着して治療を受けている方も少なくありません 。 肺や心臓が回復するまでの間、ECMOでサポートしながら治療を続けていきます。 もし、ECMOが止まったら? ECMOは命を支える重要な機械です。 もし突然止まってしまったら——それは 一刻を争う緊急事態 。 そんな時に、どう動くか?どう対応するか?をあらかじめ訓練しておく必要があります。 看護師主体のシミュレーション 当院では、 ICU看護師さんが主導で月1回、ECMOトラブルへの対応シミュレーション を実施してくれています。 医師も一緒に参加し、手技の再確認をしています。 今回のシミュレーションでは、次のようなトラブルを想定して訓練しました。 ポンプが止まったとき: 手動ハンドクランクの操作 機械の緊急停止時: 再起動やクランプの技術 回路の閉塞: 緊急回路交換の手順確認 実際のECMO機器を 臨床工学技士(ME)さんが用意してくださり、当院で使用している2機種の違いについても詳しく教えていただきました 。 トラブルが起きないのが一番。でも… ECMOのトラブルは 滅多に起きることではありません 。 しかし、だからこそいざという時に ...

新入職者紹介 その9 藤井諒太先生

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新入職者紹介:藤井先生 新入職者紹介:藤井諒太先生 1ヶ月かけて続けてきた新入職者紹介も、いよいよ大詰めとなりました。 今回は、半年間の短期研修で当科に加わってくださっている 藤井先生 をご紹介します。 Q1. ご略歴を教えてください。 ▶ R3.3 大阪公立大学医学部医学科 卒業 ▶ R3.4〜R5.3 大阪公立大学医学部附属病院(初期研修修了) ▶ R5.4〜R6.3 大阪公立大学医学部附属病院 救命救急センター ▶ R6.4〜R7.3 八戸市立市民病院 ▶ R7.4〜 前橋赤十字病院 Q2. 当院を選んでくれた理由は何ですか? ハイボリュームのClosed ICUで集中治療を深く学べるだけでなく、プレホスピタル・ER・病棟管理も含めて幅広く経験できると感じたからです。 Q3. ブログの読者にひとことお願いします。 上級医のしっかりとしたバックアップのもと、非常に充実した研修を送らせていただいています。ぜひ一緒に働きましょう! 大阪や青森での救命センターでのご経験もお聞かせいただき、当科としても大変刺激を受けています。 これからもよろしくお願いいたします!

救急科研修お疲れ様でした!

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救急科研修ブログ こんにちは。専攻医の上田です。 今回は、4月に当科を研修してくれた 鈴木先生 をご紹介します。 鈴木先生は、利根中央病院の初期研修医(2年目)で、1ヶ月間にわたり当科をローテーションされました。前半2週間はER(救急外来)、後半2週間はICU(集中治療室)での研修でした。 研修の最終日に感想を伺ったところ、 「優しくいろいろなことを教えていただき、勉強になりました。利根地域では見ない珍しい症例が多く、また、経験したことのある症例でも病棟管理の方法が異なり、非常に参考になりました。」 とのことでした。 私自身はICUで一緒に勤務しましたが、丁寧な診察や検査から診断につながった症例もあり、非常に頼もしく感じました。また、ERでの知識や経験も積極的に吸収されており、その成長する姿勢がとても印象的でした。 鈴木先生、1ヶ月間の研修お疲れ様でした!今後のご活躍を心より応援しています。