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12月, 2021の投稿を表示しています

当科診療スタッフ紹介:萩原先生

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ブログを読んでくださっている読者の方、初めまして。救急科の萩原裕也と申します。今年5月より入職し、勤務させていただいております。 横浜出身で大分大学を卒業し、初期研修は札幌東徳洲会病院で行いました。それから札幌医科大学麻酔科講座に入局し、地方関連病院勤務ののち、医局を離れ、救急集中治療の研鑽を積むべく当院救急科に辿り着きました。医師7年目になります。 先日、麻酔科専門医試験がありました。麻酔科専門医試験は筆記試験、口頭試験、実技試験の3科目があります。そのうち実技試験は昨年同様コロナ流行の影響でなくなり、受験したのは筆記試験と口頭試験でした。 国家試験以来の試験であり、仕事しながらの勉強も大変でしたが、なんとか合格することができました。 前橋での仕事は大変充実しています。引き続き群馬の医療に貢献できるように頑張っていきますので皆様宜しくお願い致します。 当院からみえる夕日は綺麗です。ドクターヘリと共に撮らせてもらいました。

「第49回救急医学会総会」へ参加しました。

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 船戸です。 2021年11月21~23日に東京で開催された「第49回救急医学会総会」へ参加しました。今年参加して自分のなかで印象に残ったことが2つあります。1つ目はやはり昨年に引き続きCOVID19関連の発表の多さ、2つ目は臨床研究関連の教育講演の多さです。 COVID19については現時点(11月下旬)ではようやく落ち着きを取り戻したようにも思えますが、まだまだ油断できない状況が継続しております。今年一年で流行の波を数回経験し、先生方は常に患者さんをよくするための方法を考え、新しい研究の結果を探し続けていたことと思われます。複数の施設や時には国を跨いだ大規模な研究も行われ、有用な情報が続々と出てきました。大規模な研究というと華々しいですが、その裏に数多の基礎研究、症例報告、観察研究が存在するからこそ大規模な研究が成り立ちます。今年も多くの先生方がCOVID19関連の発表をされておりました。一つ一つは小さな研究ですが、それらが積み重なって世界を変える発見が産まれることを考えると、学会で積極的に発表していくことの重要性を感じます。 COVID19関連の研究には負の側面もありました。昨年、いわゆる四大医学誌の一部で、論文が撤回されるという事件がありました。これは論文の掲載間近になって研究データの整合性がとれなくなり、論文の正当性が保証できなくなったことで医学誌が論文を撤回した、というものです(この裏には査読が甘かった説、論文の捏造があった説もありますが、ここでは触れません)。この際は何とか出版前に食い止められましたが、論文というものが人間が書いて人間が確認しているものである以上、100%正しいと言い切れる論文は一つもない、という認識が重要であると考えます。その中で私たちは論文に関するリテラシーを身に着ける必要があります。それはつまり論文を読む際のリテラシーであり、論文を書く際のリテラシーでもあります。この流れの中で臨床研究関連の講演の多さは、私たちに改めてその重要性を示唆してくれたのではないかと、勝手に深読みしております。 以上雑多になりましたが今年の救急医学会総会について思ったことなどでした。

第28回日本航空医療学会総会に参加しました。

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 前橋赤十字病院 集中治療科・救急科の水野です. 2021/11/19-20に熊本で開催された,第28回日本航空医療学会総会に参加してきました.当院からはCOVID-19関連のテーマを2題の発表しております. 昨今のCOVID-19流行に伴い,感染暴露を懸念して,学会からもCOVID-19が疑われる患者の搬送は行わないよう提言されており,当院でもドクターヘリでの搬送件数が減少しています.特に山間部などでは医療機関への搬送に時間がかかり,根本治療に遅れに繋がる重大な問題です. そこで,「コロナ禍においてドクターヘリで搬送するにはどうすればよいか?」と題して,意識障害により呼吸器症状や濃厚接触歴などの病歴が十分に聴取できない患者さんにおいて,直近医療機関でコロナ検査を行った上でドクターヘリによる早期搬送を試みた症例について報告しました.本症例では,救急車による陸路搬送とドクターヘリによる空路搬送を比較した結果,およそ30分も早く根本治療が行える可能性が示唆されました. 今後,ヘリによる早期搬送を増やしていくには,ドクターヘリスタッフが常に患者さんにとって最善の方法を考えながら診療にあたることに加え,一人一人が感染予防を心がけ今後の感染拡大を抑えることで学会の提言が徐々に緩和されていくことに期待をしたいです. コロナ禍で各学会もWeb形式で開催されることが多かったですが,感染者数が減少し,緊急事態宣言が解除され,本学会は現地で参加することができました.やはり対面で発表することで,ストレスなく質疑応答ができ,議論が活発であった印象を受けました.今後は第6波に備えつつも,このままコロナが終息していってくれることを心より願っております.