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2023年度第1回ドクターヘリ症例検討会

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 こんにちは、萩原です。 先日2023年度第1回ドクターヘリ症例検討会が開催されました。 ドクターヘリ症例検討会は過去にドクターヘリが出動、患者搬送した症例をピックアップし、消防とともに振り返りを行い、今後のより良い病院前活動(患者様の命を救うための消防活動と病院活動の連携)に繋げることを目的としています。 コロナ禍で開催できなかった久しぶりの現地開催とwebのハイブリッド方式で行いました。現地参加はコロナ前と比べると少数になってしまいましたが、web参加を合わせると200人を超える消防と近隣病院の参加をいただきました。 はじめに運航実績(ドクターヘリ出動件数、キャンセル件数、要請消防)を当科小橋医師より報告し、その後は2時間半、6症例みっちり検討を行い、議論も白熱しました。参加された皆様、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。 群馬ドクターヘリはみなさまの命を守るために今後も精進してまいります。 みなさま宜しくお願い致します!

タカラトミーさんが当院を取材

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小橋です。 6月にタカラトミーさんが当院に取材に来ました。タカラトミーといえば「トミカ」ですが、トミカのラインナップにドクターヘリが入っているのはご存知でしょうか。 https://takaratomymall.jp/shop/g/g4904810801139/?_gl=1*z6w9p4*_ga*ODMzMTIxMzQ2LjE2OTI0MDkyNjc.*_ga_NKBQEML43B*MTY5MjQwOTI2Ni4xLjEuMTY5MjQwOTMxNS4xMS4wLjA. タカラトミーさんはyoutubeのチャンネルで定期的に「トミカ はたらくくるま ずかん」というタイトルで動画を配信しています。今回はドクターヘリの撮影で当院に来てくださいました。 朝の機体準備とブリーフィング(フライトスタッフが顔合わせを行い、天候など注意事項の共有を行う)、機体の移動などをナレーターのお姉さんが見学してくださいました。出動の際もばっちり撮影していただきました。 フライトスタッフではなく、あくまでドクターヘリの紹介とパイロットへのインタビューが目的でしたので、私はほんの少し映り込んだだけでしたが、こういった動画で群馬県ドクターヘリが紹介されるのはうれしいですね。 https://www.youtube.com/watch?v=Krf8nE1seRQ 最後に、ナレーターのお姉さんと一緒に写真を撮らせていただきました。 「コードブルー」のおかげで一躍有名になったドクターヘリですが、以前、現場出動の際に公園に着陸し、機体から降りたところ、近くにいたお子様に、「山 P じゃないよ?」と言われました。お母さんから「すみません(笑)」とフォローいただきましたが、なんとなく切ない気持ちになったのを覚えています。 顔を変えるのは困難ですが、いつまでも子供たちに夢を与えられるよう、高いプロ意識をもって現場に出ていこうと思います。

第35回日本脳死・脳蘇生学会総会:臓器・組織提供ハンズオンセミナー

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ブログを閲覧している皆様、こんにちは。救急科 谷です。 去る7月1日川崎市コンベンションホールにて上記に参加してきましたのでご報告します。 印象的な講演がいくつかあり、その一つは 「一般市民と医療従事者の間の存在としての医学生の知識構造に関する検討」 でした。かなり難しいテーマであり、議論も難しいものでした。「我々医療者と患者・家族の間には知識や経験としての大きなギャップがあり、こちらがわかりやすく説明したとしても理解は難しい」と考察されていました。また「我々もかつては一般市民であり、いつしか医療者になりゆく過程で一般市民の感覚は失われ、もう戻ることはできない。」というようなことも発表されていました。これは本当に共感します。死生観に関しても、毎日のように人の死を経験する我々と非医療従事者の間にはとても大きなギャップがあると感じます。そのことを常に意識して、日々の診療や病状説明に臨まなければと改めて思いました。どうしてもかなりドライよりになりがちと思います。こういうところは看護師さんやコメディカルの方のほうが、患者や家族に寄り添うことが得意だと思います。我々医師も見習わなければいけませんね。 午後は“臓器・組織提供ハンズオンセミナー”を受講しました。 臓器提供の適応や注意点、また選択肢提示のシミュレーションなども行いました。 特に印象的なのは ・患者には臓器を提供する権利がある ・臓器提供する選択肢を提示しないことはこの権利を奪うことになる ・選択肢提示はオプションではなく、原則実施すべき というようなことでした。選択肢提示をより積極的にしようと思いました。 また格闘道府県や施設で臓器提供数に差があるのは、やはりその文化の影響が大きいとのことでした。今回のセミナーを受けて、病院内でも臓器提供に関する文化を醸成するために勉強会などを開催しようと思いました。熱が冷めないうちに・・・笑 当日は生憎の雨でテンション低めではありましたが、やはり学会に参加するとモチベーションがUPしますね! 報告は以上です。

J-CIMELS(日本母体救命システム普及協議会) ベーシックコース

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 皆様、こんにちは。救急科の永山です。6月24日に群馬大学で開催された「J-CIMELSベーシックコース」を受講してきましたので報告します。 J-CIMELS(日本母体救命システム普及協議会)とは日本産婦人科学会、臨床救急医学会ら6つの団体から構成されています。このコースは妊産婦死亡の一段の低下を目指す目的で、多職種で連携し、母体急変時の初期対応ができるようにつくられたもので、産科領域にかかわる医師、看護師、助産師を対象にした半日のコースです。 たった半日ですが、出血性ショック、敗血症、羊水塞栓症、心停止症例など、みっちりと急変シナリオを経験できる充実したコースでした。高次施設ではなく一般の産院でおこりうる事例を通し、初期対応や搬送の目安など、丁寧にレクチャーしていただきました。産科領域の急変は、なかなか経験することができないため、専門家の先生方とディスカッションできるいい機会だったと思います。今後の病院内の診療はもちろんですが、病院前での対応にも生かしていきたいです。

Web説明会・講演会 6/25

 皆様、こんにちは。 前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科 鈴木裕之と申します。 当院当科の【後期研修医・医師募集】と【説明会・WEB講演会】のご案内です。   前橋赤十字病院 集中治療科・救急科では 「オールラウンド型 救急医、集中治療医を目指そう!」 「一歩進んだ 救急医、集中治療医を目指そう!」 を掲げ、日々診療・教育・研究に従事しています。   今回は、Web講演会・説明会として、内容は皆様興味がある方も多い ・病院前診療~ERと災害医療~ECMO Transport ・当科ICUで得られるもの、学べる事 ・臨床やりながら研究したい~当科でできる臨床研究 という内容でお送りしようと思います。 対象は初期研修医、救急科専攻医、救急医や集中治療医を目指す医師 などです。 日程は  2022年6月25日(日) 10:00~ です。 皆様の参加を心よりお待ちしております。   ↓↓ お申し込みはこちらの入力フォームから ↓↓ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfC7qp70St-dPr7epCQGevi0IHp4B9uoAOAEN6aBn9zcR8o9A/viewform     【日時】 2023年6月25日(日) 10:00~ 【場所】 Web:Webex ミーティングアドレスは個別でお知らせします。

当科診療スタッフ紹介:萩原慧先生

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皆様こんにちは。本日は当科診療スタッフ紹介をお届けさせていただきます。今回は都立墨東病院救急科よりいらした萩原慧先生です!どうぞ! Q1: ご略歴を教えてください。 東京都出身、順天堂大学卒業、初期研修は長野県にある佐久総合病院で、現在は墨東病院で救急科の後期研修3年目になります。 Q2: 当科を選んでくださった理由はなんでしょうか? 初期研修の際に、榛名山/浅間山の向こう側の病院でプレホスを経験しており、その際に何度か佐久総合病院まで搬送いただいたことがありました。元々プレホスには興味があり、以前搬送で関わりのあった貴院でプレホスを始めとした救急/ICU研修をできれば、と考えています。 Q3: 所属施設と当院の違いなどは感じますか? 墨東病院では基本的に、CTと透視のついたハイブリッドERで5人チームで初療にあたるため、スピード感があると感じていましたが、プレホスでの経験が豊富な先生方が多いため、あまり所要時間は変わらなく感じました。 また、東京と違って(笑)、群馬県の皆様は土地柄か落ち着いた性格の方が多く居心地が良いですね(笑)。 Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 山など自然も近く、それ故に需要のあるドクヘリも運用しており、しっかりとしたICU管理まで繋げている、素晴らしい高度急性期病院と感じました。 以上、萩原先生でした! 今後も一緒に群馬県の医療を盛り上げていきましょう!! 読者の皆様、今後とも応援よろしくお願い致します(^-^)/ 写真は愛猫に踏みつけられている萩原慧先生です!!

【第一回Web説明会・講演会】

 皆様、こんにちは!本日は今年度第一回目のWeb説明会・講演会のアナウンスをさせて頂きます。今回は、Web講演会・説明会として、内容は皆様興味がある方も多い ・病院前診療~ERと災害医療~ECMO Transport ・当科ICUで得られるもの、学べる事 ・臨床やりながら研究したい~当科でできる臨床研究 という内容でお送りしようと思います。 対象は初期研修医、救急科専攻医、救急医や集中治療目指す医師 などです。 日程は   2023年6月7  日(水) 19:00〜(第1回)   2022年6月25日(日) 10:00~(第2回) です。 皆様の参加を心よりお待ちしております。 ↓↓ お申し込みはこちらの入力フォームから ↓↓ https://docs.google.com/.../1FAIpQLSfC7qp70St.../viewform 【日時】 2023年6月7日  (水) 19:00~ 2023年6月25日(日) 10:00~ 【場所】 Web:Webex ミーティングアドレスは個別でお知らせします。 【スケジュール予定 6月7日】 19:00〜19:15 ご挨拶 & 当科の紹介 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸 19:15〜19:30 ・専攻医からのメッセージ/救急医の成長プラン ~当科の場合~ 集中治療科救急科専攻医 萩尾文香 19:30〜19:50 ・病院前診療~ERと災害医療~ECMO Transport 集中治療科救急科部長 藤塚健次 19:50〜20:10 ・当科ICUで得られるもの、学べる事 集中治療科救急科部長 鈴木裕之 20:10〜20:30 ・当科でできる臨床研究 集中治療科救急科医師 青木誠 20:30〜 ・当科説明会を聞いてQ&A 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸 皆様のご参加をお待ちしております。