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手技シミュレーション第3弾:TCCFI(経頭蓋カラードプラ法) 

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後期研修医による手技シミュレーション 第3弾! 今回は、後期研修医の先生たちによる 手技シミュレーション第3弾 です。 今回のテーマは、救急・集中治療の現場でも欠かせない 「エコー」 でした。 例年は心エコーを中心に実習を行っていましたが、今回は少し趣向を変えて、 TCCFI(経頭蓋カラードプラ法) について学びました。 TCCFIとは? TCCFI(経頭蓋カラードプラ法)は、頭蓋骨越しに超音波を当て、 脳内の血流を評価するエコー検査 です。 中大脳動脈などの太い脳血管について、血管の走行や血流速度をリアルタイムにカラー画像で確認できます。 TCCFIの大きな特徴 身体への負担が少なく、患者さんを検査室へ移動させることなく、ベッドサイドで繰り返し脳血流を評価できることです。 どのようなことが分かるの? TCCFIでは、主に次のような項目を評価できます。 脳血流の方向や速度 脳血管の閉塞や狭窄 脳梗塞に伴う血流の変化 くも膜下出血後の脳血管攣縮 頭蓋内圧亢進を疑う血流パターン 特に、検査を繰り返し行えるため、時間の経過に伴う脳血流の変化を確認できる点は、救急・集中治療の現場における大きな利点です。 実際にプローブを当ててみる TCCFIでは、こめかみ付近などからエコープローブを当て、頭蓋骨の内側を走る血管を探していきます。 心エコーや腹部エコーとは異なるプローブ操作や画像の見方が必要であり、最初は血管を描出するだけでも簡単ではありません。 それでも、実際に自分たちでプローブを操作し、血流がカラーで描出されると、参加した先生方からも驚きの声が上がっていました。 シミュレーションを通じて、教科書や講義だけでは分かりにくいプローブの角度や当て方を、実践的に学ぶ機会となりました。 最後に TCCFIは、患者さんへの負担を抑えながら、ベッドサイドで脳血流を繰り返し評価できる検査です。 一方で、正確な画像を描出し、その結果を適切に判断するためには、繰り返しの練習が欠かせません。 今回のシミュレーションが、脳卒中や重症患者さんを診療する際の新たな選択肢を身につける第一歩になればと思います。 参加された先生方、お疲れさまでした! ...

第29回日本臨床救急医学会総会・学術集会 in 大阪

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こんにちは、 ブログ担当の永山です。 近年まれに見るゲリラ豪雨 私はYahoo!天気アプリの雨雲レーダーを見るのが結構好きなのですが、最近は前橋周辺が真っ赤に染まる日も多く、九州出身で台風には比較的慣れている私でも、少し恐怖を感じるほどです。 大雨の際には、水害への警戒はもちろんですが、雨天時の運転にも注意が必要です。 雨で視界が悪くなるうえ、路面も滑りやすくなるため、交通事故の危険性も高まります。皆さまも、いつも以上に安全運転を心がけてください。 第29回日本臨床救急医学会総会・学術集会 さて今回は、 7月16日から18日まで開催中 の「第29回日本臨床救急医学会総会・学術集会」の話題です! 当院からの参加者 中村センター長、大瀧先生、水野先生、谷先生、萩原先生 当院から参加した先生方は、発表や座長など、それぞれの役割を担っています。 さらに、昨年度まで当院で勤務されていた 萩尾先生 も、当院で経験した症例について発表してくださいました。 当院を離れた後も、ここで経験した症例を学術的な形で発信していただけることを、とてもうれしく思います。 学会のもう一つの醍醐味 学会は、最新の知見を学び、日々の診療を振り返る大切な機会です。 その一方で、かつて同じ現場で汗を流した仲間や、普段なかなか会えない先生方と再会できることも、学会の大きな醍醐味ではないでしょうか。 「同じ釜の飯を食べた仲間」という表現は、少し古いかもしれませんが、そのようなつながりが続いていくことは、とてもありがたいことだと感じます。 学会はまだ中盤です! 発表や座長など、それぞれの役割を担当される皆さま、最後まで頑張ってください! 参加されている先生方にとって、たくさんの学びと良い出会いのある学会になることを願っています。 #日本臨床救急医学会 #救急医療 #学会発表

【お知らせ】集中治療学会のHPに中林先生のインタビュー記事が掲載されました。

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こんにちは。ブログ担当の永山です。 台風の発生が立て続いており、 天気予報から目が離せない 今日この頃ですが、 当科はいつも通り元気に通常運転です。 さてさて今回は、当院で昨年度まで勤務してくださっていた 中林 洋介先生 のインタビュー記事が、 集中治療学会のホームページに掲載されましたのでご紹介します。 中林 洋介先生のインタビュー記事はこちら 中林先生のこれまでのキャリアについて、 とても丁寧に、そして熱い思いとともに 語られています。思い入れの深い写真とともにコメントされており、私も思わず熟読してしまいました。 中林先生は、集中治療医としての取り組みだけでなく、ご専門である小児領域、さらに行政との連携にも力を注がれています。 また、災害時の小児リエゾンとしても活躍されており、さまざまな分野をつなぐ 唯一無二の先生 です。 当院で一緒に勤務されていた先生が、このような形で紹介されていることを、とても嬉しく思います。 皆さま、ぜひご拝読ください。 中林先生の今後ますますのご活躍を、心より応援しております。

第25回JPTECプロバイダーコースに参加しました。

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第25回JPTEC (Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care)プロバイダーコース が開催されました。 当科から受講生として古殿先生、指導側で水野先生が参加されました。 →JPTECの詳細は こちら JPTECコースとは? 病院前における外傷患者への対応を学ぶコースです。 対象としては医師だけではなく、看護師、救急隊員と病院前診療にかかわる多様な職種が参加します。 今回のコースでは、 そして、車内からの救出法やバックボードへの固定など、普段病院の中にいるだけでは学べないプレホスピタルならではの技術を学ぶことができるのがこのコースの醍醐味です。 参加された 古殿先生 からは、 「シナリオを通じて積極的な意見交換が行われ大変盛り上がりました。今日の研修で得た知見を、将来ドクターカーやドクターヘリで現場に到着した時に役立てられればと思います。」 と感想ありました。 写真でもわかるように、社内からの救出方法は、本番さながらのデモが行われ、本島に迫力があるんです。 JPTECは、外傷診療に関わる知識や技術を学ぶだけでなく、病院前から病院内へとつながる救急医療の流れを体感できるコースです。 まだ参加されたことがない方にとっては、普段とは少し違った救急医療の世界を経験できる貴重な機会になると思います。 外傷診療やプレホスピタルケアに興味のある方には、ぜひおすすめしたい研修です。

プレホスピタル ドクター独り立ちのご報告(DrCar 田村先生)

こんにちはブログ担当 永山です。 プレホスピタルの独り立ちご報告です。 今月に入り当科のステップアップの規定で「ドクターカードクターとしての要件」を満たしたので、 田村先生がドクターカー独り立ちとなりました。 当院での後期研修を終了したあとも、当科で日々切磋琢磨しており、病院前、ER,ICUどの領域でも活躍してくれている田村先生です。 現場ではいろいろ困難な壁に向き合うもあると思いますので、関係各機関の皆様におかれましてはこれからもご指導とご協力のほどよろしくお願いいたします。 #前橋赤十字病院 #集中治療科 #救急科 #プレホスピタル

第48回日本呼吸療法医学会学術集会に参加してきました(京都)

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今回は萩原先生からの記事です。 ==================== 7月4日‐5日、京都で開催された 第48回日本呼吸療法医学会学術集会 に参加してきました。 日本呼吸療法医学会は、人工呼吸器による治療や酸素療法、リハビリテーションなど、「呼吸を支える医療」をより安全で質の高いものにすることを目的とした学会です。 医師だけでなく、看護師、臨床工学技士、理学療法士、薬剤師など、多くの職種が参加し、それぞれの立場から最新の知見や取り組みを発表・議論しています。 今回の学術集会は京都で開催され、全国から多くの医療従事者が集まりました。会場では、人工呼吸管理や集中治療、呼吸リハビリテーション、在宅酸素療法、呼吸器疾患の管理など、日々の診療に直結するさまざまなテーマについて活発な議論が行われていました。 私自身も発表をおこない、また他の施設の発表や講演を通して、多くの新しい知識や工夫を学ぶことができました。また、全国で活躍する先生方や多職種の皆さんと意見交換をする貴重な機会となり、日頃の診療を振り返る良いきっかけにもなりました。 学会で得た最新の知識や経験は、患者さんにより安全で質の高い医療を提供するために、今後の診療へ積極的に活かしていきたいと考えています。 これからも新しい知見を学び続け、地域の皆さまに安心して医療を受けていただけるよう努めてまいります。 ====================

ER症例検討会

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こんにちは。ブログ担当の永山です。 今回は、 6月23日に開催されたER症例検討会 の様子をご紹介します。 ER症例検討会とは? ER症例検討会は、救急外来、つまり Emergency Room で経験した症例の中から、みんなで共有したい事案や、対応に悩んだ場面、判断に迷った症例などを取り上げて振り返る会です。 日々の救急診療では、教科書通りに進むことばかりではありません。 そのため、実際の症例をもとに、次のような点をみんなで話し合います。 この判断や対応でよかったのか もっとよい連携の方法はなかったか 情報共有のタイミングや方法に改善点はなかったか 次に同じような場面に出会ったとき、どう動くべきか 検討会では、数枚のスライドを使って症例の経過を振り返ります。 そのうえで、各ポイントごとに 反省点 、 うまく対応できた点 、そして 今後に活かせる改善点 についてディスカッションを行います。 今回のテーマ 今回取り上げられたのは、 弛緩出血により止血に難渋した症例 でした。 弛緩出血とは、分娩後に子宮の収縮が不十分となり、大量出血につながることがある状態です。 救急医療の現場でも、 迅速な判断 と 多職種・多診療科での連携 が重要になります。 検討会で話し合われたポイント 今回の検討会では、特に以下のような点について活発な意見があがりました。 救急外来での初期対応 産婦人科との連携 放射線科との連携 手術室との調整 各部署への情報共有の方法 緊急時における役割分担 救急医療に大切なこと 救急医療では、教科書に書いてある知識を身につけていることはもちろん大切です。 しかし、実際の現場では、患者さんの状態、院内の状況、関係する診療科や部署との連携など、 教科書の知識だけでは対応しきれない場面 も少なくありません。 そのような複雑な状況に対応するために、診療の手順をまとめた バンドル や マニュアル を整備することは非常に重要です。 一方で、マニュアルがあるだけで診療が完結するわけではありません。 日頃から顔の見える関係をつくり、こまめにコミュニケーションを取りながら、 チームとして診療にあたること が大切だと...