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当科診療スタッフ紹介:川上先生

今回は当科診療スタッフをインタビュー形式でご紹介致します。墨東病院からいらした川上先生です!どうぞ!! Q1: ご略歴を教えてください。 はじめまして。 2020 年 4 月〜 6 月まで 3 ヶ月間、前橋赤十字病院救急科で研修をさせていただきました川上歩と申します。国立国際医療研究センターで初期臨床研修を終え、卒後 3 ・ 4 年目は幅広い疾患への対応力を磨くため同院総合診療科で研修を続けました。その後 1 年間、八王子市の南多摩病院で一般内科外来・ ER での外来診療、内科病棟管理、外科研修を積み、 6 年目から東京都立墨東病院救急科に所属しております。 Q2: 当院・当科を選んでくださった理由はなんでしょうか? 集中治療、 ER 、プレホスピタルの各フィールドで豊富な症例を経験させていただける点に魅力を感じました。今回このような機会をいただきとても楽しみにしておりました。 Q3: 実際に 3 ヶ月診療に携わっての感想を教えてください。 ER は緊急度も重症度もさまざまな症例を受け入れており、他院からの転院やドクターカー・ドクターヘリが出動した症例なども含めると忙しくなる日も多く、各症例の初療からディスポジションを決めるまでの段取りをつけながら ER 全体の状況および各科や病棟の受け入れ体制を把握してマネジメントする能力が求められる場で、良い研修環境だと感じました。 ICU では、ふだん経験する機会が少ない予定手術の術後管理、他科の重症症例の集中治療管理などを経験させていただいたことが今後の糧になると感じております。短期間の研修でしたがプレホスピタルの OJT も経験させていただき感謝しております。救急科はとても教育的な雰囲気で、治療方針を相談しながら主体的に診療を進め、習慣的に診療の振り返りも行っており、有意義な研修となりました。何より E R および ICU で関わらせていただいたスタッフの方々が皆あたたかく、診療しやすい環境でした。 Q4: ブログ読者の皆様に一言お願いします! 短期間でしたが、素晴らしい環境で研修をさせていただき感謝しております。ありがとうございました! 以上、川上先生でした! 川上先生はもうすぐ群馬での勤務を終えられますが、先生の今後一層のご活躍をお祈りしております。 3 ヶ

専門研修プログラムWeb説明会が開催されます!

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丸山です。 今回は当院の専門研修プログラムWeb説明会のお知らせです! 2020 年 7 月 4 日(土) 10 時~ 「 2021 年度 前橋赤十字病院 専門研修プログラム Web 説明会」 下記URLをクリックして、ぜひご参加ください。 https://www.maebashi.jrc.or.jp/info/2020/06/2021web.html    @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 当院は2018年6月1日に新築移転し、よりアクティブに、より充実した研修環境が整いました! 『前橋赤十字病院 集中治療科・救急科の後期研修医・医師募集』のお知らせです。 「オールラウンド型  救急医、集中治療医を目指そう!」 「一歩進んだ        救急医、集中治療医を目指そう!」    <当科での研修・勤務の特徴> 1.ER、ICU、ドクターヘリ・カー、病棟入院管理、災害医療を一科で一元化! 2.県内から集まる重症外傷・熱傷、重症内因症例を豊富に経験! 3.最短で効率よく救急・集中治療・災害医療・麻酔分野の専門医資格取得が可能! 4.各教育コースのインストラクターが多く在籍! 5.教育コース受講費用は病院負担! 6.麻酔、細菌検査、エコーなど院内・院外・他科短期研修も可能! 『前橋赤十字病院 オールラウンド型 救急科専門医 研修プログラム』 https://www.maebashi.jrc.or.jp/icuqq/program/index.html 『高度救命救急センター スタッフブログ』 https://drheli-gunma.blogspot.com/  <当院・当科の紹介> 『前橋赤十字病院 高度救命救急センター』 全国で41施設しかない高度救命救急センターの1つです。 https://www.maebashi.jrc.or.jp/center.html 〇救急外来(ER) 当科管理による全次型ERです。 https://www.maebashi.jrc.or.jp/icuqq/er/index.html 〇集中治療室(ICU) 当科管理による全科の重症患者が

当院のECMOカーが紹介されました!

丸山です。 今回の新型コロナウィルス感染症(Covid-19)で一躍有名となったECMOですが、当院では定期的にECMOを要する患者さんの紹介や救急搬送を受け入れており、その経験・技術を蓄積してきました。そして、数多くの症例を経験する中で生まれた課題を克服するため、mobile ECMO(ECMO Car)が開発されました。 全国でもまだ2台程しか運用されていない技術ですが、今回のCovid-19症例において実際に使用されました。そのときの様子をTBSさんがご紹介してくださいました! 呼吸不全への新しいアプローチとして今後全国に広まっていくかもしれません。ご興味のある医療スタッフは是非当院に見学を😄 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4011851.html

素敵な初期研修PR動画ができました!

丸山です 。 今回は当院の初期研修のお話です。 当院は幅広い診療科を広く学ぶことが出来るため、群馬県内でも人気の初期研修病院となっております。そして、複数の診療科において後期研修プログラムの認定施設として登録されており、そのまま後期研修へ移行する研修医も少なくありません。かく言う私も 6 年前に当院へ初期研修医として就職し、当院で救急専門医の後期研修までさせていただき、今に至ります。 ずっとこの病院で勉強させていただいている身としては大変魅力的な研修病院であり研修に来る価値があると感じているのですが、なかなか学生さんや後期研修先を探している初期研修医に出会う機会もないので伝えられずにいました。そこに今回の初期研修 PR 動画がやってきて、とても感動しました!是非、県内のみなさん、全国のみなさんに見ていただき当院の魅力を知ってもらいたいです! ちなみにこのカッコ良い動画、外注じゃなくて当院の総務課の方が作ってくれているんです。素敵な動画やホームページをありがとうございます!当院十八番の災害活動においては訓練された医師・看護師と同等かそれ以上に鍛え上げられた事務方(ロジスティクス)が重要になってきます。医療スタッフだけでなく全てのスタッフがそれぞれの得意分野を生かして輝いているのが前橋赤十字病院の魅力かも!?(笑) 百聞は一見に如かず。動画でいいなと思ったら、是非見学に来てください (^-^)/

梅雨入り、真夏日 with マスク

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丸山です。 6 月 11 日に関東甲信の梅雨入りが宣言されました。初夏が終わり今年もこのジメジメな日々が始まります。かと思えば、東京では 6 月 9 日には今年初の真夏日が観測され、暑さもいつも通り容赦無くやってくるようです。そして、今年はそこにコロナ対策まで!外出時のマスク着用は未だに求められており、街中には日傘をさしながらマスクをつけるという例年なら異様な光景が当たり前のように繰り広げられています。 そんな中、救急医目線で一番気になるのはマスク蒸れによる肌荒れとマスク焼け!・・・ではなく、もちろん「熱中症」です(笑)。マスク装着によって蒸れるだけでなく、表情が隠れしかもソーシャルディスタンスを保っている状況では隣の人の体調すらすぐにはわかりません。そして、 3 密を避け人との接触を互いに最低限にしている現在の状況では、独居のご高齢者が熱中症になっていてもなかなか気付いてもらえず、手遅れになる可能性もあります。 「夏マスク」と称して様々な衣料品店や下着メーカーが各々の持つ技術を元に通気性を高めたり、冷感のあるマスクを制作されたりしており、今後このようなマスクを購入し使用することが国内の経済を回す意味でも私たちの健康を守る意味でも良い効果を与えてくれるかもしれません。 ただ、これらが行き渡るにはまだまだ時間がかかりそうです。なので、この記事ではまず私たちが今日からできることをいくつかご提案させていただければと思います。 ① まず、暑さを避けましょう!  窓を開放し扇風機を併用して換気を行うことで体感温度が下がるだけでなく、コロナ感染予防にもなります。「逆に窓を開けると余計に暑い!」という日は少し電気代がもったいない気がしてしまうかもしれませんが、感染予防のため適宜換気を行いながらクーラーを使用しましょう。 ② マスクを外しましょう!  え!?と思うかもしれませんが、熱中症対策においては一つのポイントになります。正確には屋外で人との距離が 2m 以上確保できる環境ではマスクを外すことを検討してもらいたいです。また、群馬では 1 人で車を運転している時にマスクを着用しながら運転されている方も少なくないと思います。気温が高く日照りの強い日の運転の場合は車内ではマスクを敢えてはずすことも考慮してもらえればと思います。 ③ こ