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第1回Web説明会(5/31 19:00~)

皆様、こんにちは!本日は今年度第一回目のWeb講演会・説明会のアナウンスをさせて頂きます。 Web講演会の内容は皆様、興味がある方も多い ・ドクターヘリ・ドクターカーのイロハ & 災害医療のアレコレ~ あなたは衛星電話つかえますか? ・ECMOのトラブルシューティング ・臨床やりながら研究したい~臨床研究をはじめるには?   という内容でお送りしようと思います。 対象は初期研修医、救急科専攻医、救急医などです。 日程は  2022年5月31日(火) 19:00〜  2022年6月19日(日) 19:00~ (こちら第2回目になります、1回目に都合がつかない方是非ご参加を!!) です。 また、講演会後に当科の説明会も行わせて頂きたいと思います。 皆様の参加を心よりお待ちしております。   ↓↓ お申し込みはこちらの入力フォームから ↓↓ https://forms.gle/gxjjJ7VR6tx7rU3Q9   【日時】 2022年5月31日(火) 19:00~ 2022年6月19日(日) 19:00~ 【場所】 Web:Webex ミーティングアドレスは個別でお知らせします。 【スケジュール】 19:00〜19:05 ご挨拶 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸 19:05〜19:50 Web講演 ・ドクターヘリ・ドクターカーのイロハ & 災害医療のアレコレ~ あなたは衛星電話つかえますか? 集中治療科救急科部長 藤塚健次 ・ECMOのトラブルシューティング 集中治療科救急科部長 鈴木裕之 ・臨床やりながら研究したい~臨床研究をはじめるには? 集中治療科救急科スタッフ 青木誠 19:50〜当科説明会+Q&A 高度救命救急センター長・集中治療科救急科部長 中村光伸   皆様のご参加をお待ちしております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

緊急車輛24時 ドクターカー

ドクターカーは,救急車に医師と看護師が同乗し、事故現場などへ向かうことで、より早く医療行為をすることが可能になります。この、医師と看護師が同乗した救急車のことをドクターカーと言います。前橋赤十字病院では 2013 年 2 月から運用を開始しました。しかし、この時は日没が早まる冬季限定で、ドクターヘリが飛べなくなる日没 30 分前から 17 時 45 分までのわずかな時間。そして、ドクターヘリ補完事業としての試験運用でした。それから徐々に出動体制を見直していき、 2018 年 6 月に新病院移転後は、前橋ドクターカーとして本格運用しています。( https://www.maebashi.jrc.or.jp/gairai/car.html ) その前橋ドクターカーが, 2022 年 5 月 22 日(日)18時30分〜21時00分 テレビ東京「緊急車両 24 時 密着 ! 命を守る壮絶現場」に取り上げられています.放映時間は 19 時 50 分~くらいのようです.是非,ご覧ください。 ( https://www.youtube.com/watch?v=LWb3NU3_S8U&authuser=1 )

ドクターヘリ実績

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  こんにちは、金畑です。   しばらく途切れていたドクターカー、ドクターヘリ活動実績報告を再開しようと思います。まず第一弾として、(すでに旬ではなくなっていますが) 2020 年度と 2021 年度のドクターヘリ集計です。   2020 年度 ドクターヘリ 要請件数は 826 件 出動件数は 578 件(内、施設間搬送が 53 件) 離陸後キャンセル 114 件(キャンセル率 16.4 %) 未出動件数 248 件   月別の件数グラフ 搬送先病院一覧 疾患分類件数 は上記の通りです。   2021 年 ドクターヘリ 要請件数は 808 件 出動件数は 581 件(内、施設間搬送が 54 件) 離陸後キャンセル 160 件(キャンセル率 21.6% ) 未出動件数 227 件   月別の件数グラフ 搬送先病院一覧 疾患分類件数 は上記の通りです。     また総実績の推移は以下の通りです。 (年度別グラフ)   2020 年度からは COVID-19 の影響もあって、要請件数が低下しています。まだ全国的に高止まり( GW によるリバウンドも?)をしており、感染対策には十分に注意をしていく必要がありますが、要請を受けた事案にひとつひとつ対応をしていきます。 参考 群馬県ドクターヘリ事業 HP (https://www.maebashi.jrc.or.jp/dr-heli.html)

当科診療スタッフ紹介:小林先生

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今回も当科診療スタッフをご紹介します。インタビュー形式でのご紹介です。今回は太田記念病院よりいらした小林諭史先生です!どうぞ!   Q 1  ご略歴を教えてください。 群馬県桐生市出身、高校、最初の大学はラグビーばかりの日々でした。ワールドカップで活躍していた選手たちともよく対戦していました。大学院で神経行動科学を専攻し、群馬県庁で心理士の仕事をしていましたが、医師になりたいと思うようになり、医学部に学士編入学しました。太田記念病院で初期研修後、自殺対策に関する調査研究法人で政策や研究業務に関わりました。昨年から臨床に戻り、太田記念病院救急科を経て、当院に来ました。   Q 2  当院 / 当科を選んでいただいた理由はなんでしょうか? 集中治療、プレホスで有名だったこと、ブログや SNS で雰囲気を学生時代から見ていたことから憧れていた病院であり、科でした。   Q3  実際来てみてのご感想を正直に ( 笑 ) お願いします。 当科は所属医師が多いと感じました。私の所属する太田記念病院は、当科と比べ約 3 割ほどの人員で 3 次救急と ICU 、病棟管理を行っています。当番のときは一人で日当直をこなし、夜間は ICU を含めたくさんの入院患者の緊急時対応を担当しながら ER 対応も行うという環境でした。とても多くの経験ができ満足していましたが、上級医に教わりながら症例をじっくり検討するという機会は少なかったかもしれません。当科ではいつも上級医と相談しながら診療を進め、1日に何度もプレゼンの機会があります。先輩方は患者さんを深く知り、より良い医療を行おうという姿勢に溢れ、とても刺激を受けています。ここでしっかりと学んで、鍛えて、また太田記念病院でたくさんの症例に向き合う日々を楽しみにしています。   Q4  ブログ読者の皆様にひとこと。 私が学生の時、このブログをよく見ていたので学生さん向けに一言。医師・医療従事者は色々な働き方があります。病院選びや診療科選びは働き方選びであると同時に、学び方選びでもあります。私は体を動かしながら症例を通じて覚えていくこと、できるようになっていくことが好きで(とはいえしっかりと指導してくれる)病院を選びました。病院選びは忙しさ、教育、待遇、地域、倍率など考えるべき要素が多すぎて、納得のい

河内先生 論文Publish!!

こんにちは、河内です。 風に揺れる稲の葉と木々の新緑が、新しい季節を告げていますね。 (この導入どうすればいいか考えすぎて、もう何が良いんだか分からなくなってきました。次は漫画の話でもします。)   当院の V-V ECMO の診療データをもとにした論文が、 Artificial Organ から Publish されました。 (https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/aor.14267)   ECMO 患者の出血合併症は致命的になりますが、出血合併症発症のリスク因子を調べてみた、という内容です。 APTT 高値は有意な関連因子で、積極的な離床 ( 端座位の達成 ) は出血発症への抑制傾向を示し、血小板値はあまり関連がなさそうでした。 単施設の後ろ向き研究なので Limitation は多いところですが、 Open access で無料なので、ぜひご意見などお願いしたいです。 もちろん多施設研究の依頼なども、いつでもお待ちしています!   「何も分かりませんが、とにかくやる気だけはあります!」からスタートしましたが、研究について勉強し、データを収集し、熱心に指導してくださった当科 OB の劉先生の教えをいただきながら、やっとここまで来れました。 在籍1年目の冬くらいから取り掛かり始めて、とにかく大変でツライことばかりでしたが、「後期研修の 3 年間のうちに、何かカタチになる業績を残したい。」という河内のワガママを真摯に汲んでくれた、中村センター長には本当に感謝の限りです。   当科には臨床だけでなく学術活動もしっかり行える基盤があります。 特に後期研修先を悩んでいる初期研修医の先生へ、参考になればと思います。   河内は引き続き、当科のより良い診療と学術活動に貢献していきたいと思います。