2018年7月22日日曜日

「群馬Local-DMAT研修」を受講しました。

お久しぶりです。後期研修医の西村です。
今回は、先日行われた「第6回群馬Local-DMAT研修」の参加報告です。

DMATとは、Disaster Medical Assistance Teamの略で、「災害急性期に活動できる機動性を持った、トレーニングを受けた医療チーム」のことです。今回はLocalということで群馬県内で災害が起こったときにDMATとして活動するための研修を、生塩先生と僕の2人で受けてきました(ちなみにインストラクターには当科の先生方がたくさんいて、プレッシャーを感じながらの研修でした笑)。


災害と聞くと地震や噴火などをイメージしますが、列車やバスの事故、火災なども災害に含まれます。簡単に言うと、けが人がたくさんでれば災害になります。これが案外多いです。
群馬県でも617日に震度5弱の地震(群馬県では震度5弱以上が観測されたのは1918年からの観測史上初とのこと!)が起こったり、スーパーに車が突っ込み多くの方がけがをされたりと、6月だけで6回も災害発生の宣言がされました。全部にDMATが出動したわけではないですが、今後の出動の回数は増えてくることが予想されます。


研修で最も重要視されていたのが、指揮系統を確立することで、そしてこれが最も難しかったです。ただでさえ、傷病者が多いうえ、災害時は警察、消防、自衛隊、DMATなど様々なチームが動いており、好き勝手動くと、現場が混乱、訳が分からなくなります。指揮系統を確立し、消防・警察と協力することで初めて、傷病者の治療・搬送が可能となります。
今回はそんな指揮系統の確立の仕方を含め、トリアージ方法や現場での救護活動といったことを2日間みっちりと勉強してきました。

また今回の研修では、県内様々な病院からも医療スタッフの方が参加しており、さらに消防や警察の方も参加されていたため、いろいろな方と話ができ、関係を築けたのがさらに収穫でした。


ちなみにこの研修で僕も(無事?)Local DMAT隊員になることができました。災害が起こらないことを祈っていますが、有事の際には迅速に活動できるよう日々備えていきたいと思います。

2018年7月21日土曜日

群馬県ドクターヘリの「要請可能時間の施行延長」を実施しています。

町田です。まだまだ酷暑が続いています。
いまはこの暑さが過ぎ去ってもらうことをただただ願うだけです。


群馬県ドクターヘリ運航時間に関して報告があります。

前橋赤十字病院の新病院移転により、群馬県ドクターヘリの設備も移設を行い病院敷地内で全ての運用が対応可能となりました。
これまでの不便な運用面が改善された事もあり、ドクターヘリを最大限有効に活用するため、要請可能時間の試行延長を実施することとなりました。

1.試行延長期間
平成30年7月19日(木)~平成30年8月29日(水)
2.試行延長に伴う運航時間
飛行可能時間 8 時45 分~日没時間
・日没が18 時30 分以降の時:要請可能時間は18時00分まで
・日没が18 時29 分より早い時:要請可能時間は日没30分前まで
 ※17 時45 分までとなっていた要請可能時間が最大で15 分延長となりました。

2018年7月20日金曜日

勤続10年以上院長表彰式を取材しました。(群馬県ドクターヘリ6月度活動実績を更新しました)

Web担当の伊藤です。

暑中お見舞い申し上げます。
皆様、変わりなく過ごされているでしょうか?

先日、伊勢崎が39度の猛暑を記録した日、前橋市も38度を記録していました。
院内は涼しいのですが、一歩外に出ると、窒息しそうな暑さが続いています。

そんな、今年最高気温を記録した日、前橋赤十字病院では勤続10年以上の職員に院長表彰が行われました。
筆者は、偶然、写真撮影を頼まれましたが、なんと高度救命救急センター長兼集中治療科・救急科部長の中村光伸先生が表彰者の中に含まれていました。

元高度救命救急センター長でもあった中野病院長より表彰される中村センター長。

表彰式後の院長先生の挨拶で、
”10年務め続けるということは、皆様が当院に必要とされていることであり、また、皆様が10年勤務できる健康な体を保ち続けたということでもあります。”
という言葉に、まだ10年勤務に満たない筆者も、なぜか心にぐぐっときてしまいました。

10年ひと昔という言葉があるように、10年というのは振り返れば短く感じますが、10年前に0歳だった子供が、小学校生活を送っているのが10年後です。大人になるとなかなかそんな変動はありませんが、筆者も10年前は東京に在住していたので、やはり、10年は長い、その勤続10年目を筆者も無事に迎えられれば、と思っています。

そんな記念すべき中村センター長の10年目の表彰をしっかりカメラにおさめました。

カメラにおさめるといえば、新病院になってからのドクターヘリの姿をあまりブログにもホームページにも載せていませんでしたね。
というわけで、筆者は息もできないような灼熱の太陽の下、新病院の場外離着陸場(通称ヘリポート)を飛び立つドクターヘリの動画を撮影しましたので、公開します。


歩いていたら偶然ヘリが飛び立つところだったので、かなり動揺して撮影しています。
そのため、画面が揺れてますことをご承知おきください。

6月度のドクターヘリ活動実績も、ホームページに更新しています。

https://www.maebashi.jrc.or.jp/dr-heri/content05.html

あわせてご覧ください。


2018年7月19日木曜日

現場活動を知る!~「前橋市消防局救急車同乗実習」を行いました。~

藤井です。
先日、前橋消防中央署にて救急車の同乗実習を行わせていただいたのでご報告いたします。
お世話になった前橋市消防局のホームページです。
http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/188/202/203/p003698.html

前橋赤十字病院では、ドクターカーやドクターヘリのスタッフになるための準備として、丸1日消防署で救急隊の方と一緒に過ごし、救急要請があった場合に現場に向かうという実習を行います。中央署は普段24時間で平均6出動程度とのことですが、当日は9出動したため多く経験させて頂きました。そしてその日は当院が救急当番日であり、大半が当院に搬送される形となりました。日勤、夜勤の方お疲れ様でした。


中でも印象的であった出動は、高速道路の交通事故で多数傷病者の要請でした。高速道路の事故は2ヶ月に1件程度であり、特に多数傷病者の事故には不慣れな救急隊の方も多いとのことでした。
以前JPTECのブログにも記載しましたが、このような事故では特に事故状況や傷病者数の把握、現場や一般市民、そして接触する救急隊の安全確保が重要となってきます。

前橋消防中央署は前橋市の通信司令部を兼ねており、情報が全て集まってきます。そして現場に向かう救助隊・救急隊の選定、警察との連携、現着部隊への指示、災害体制発令の判断などを行います。いくつかの消防署には望遠カメラが設置されており、そちらで直接現場を確認することもできるようです。
当日は、まず推定の傷病者の程度から3隊の救急隊が現場に向かいました。その後現場の判断でもう1隊必要となり、中央救急隊も現場に向かいました。

その後当院には軽症~中等症の1名が搬送されました。もしこの日私が通常の救急外来当番をしていたら、よく運ばれてくる交通外傷の1症例程度の印象しか残らなかったと思います。
しかし、直接覚知から搬送までを体験すると、いかに情報が不十分なうちからあらゆる事態を想定して行動・指令を行っているか、そして高速道路という特殊な環境下での現場活動が困難かが分かり、搬送までにこれほどのことが起きているのかと驚きました。
関係者の方々、本当にお疲れ様でした。


また、当日は出動が立て続けとなったため叶いませんでしたが、消防の方々と一緒に夕食を作って食べるという楽しいイベントもあります。また、たまたまウィンブルドンの準々決勝で錦織VSジョコビッチの試合をやっていたため、消防の方々と一緒に応援しました。(負けてしまいましたが・・・)とても充実した実習となりました。
お世話になった方々本当にありがとうございました。

2018年7月17日火曜日

群馬県ドクターヘリ 2018年6月活動実績

連日猛暑が続いています。
町田が現在災害救護活動でお邪魔している岡山県も35度を超える日々が続き、被災者の皆様の健康問題の対策が需要な課題となっています。前橋も今日の予想最高気温が39度とのことです。とにかく熱中症に注意して生活を送っていただくようよろしくお願いします。
 
 
<群馬県ドクターヘリ 2018年6月活動実績>
(*図をクリックすると拡大されます。)
上段:月別要請数 下段:月別出動数
上段:活動種別 中段:搬送先病院 下段:疾病分類



2018年7月14日土曜日

前橋ドクターカー 2018年6月活動実績

6月1日に新病院へ移転し翌日より運行を再開した「前橋ドクターカー日赤」ですが、特に平日はステーション方式での出動のため今まで以上に現場到着が早くなっています。
高度救命救急センターの看板の下に「消防ワークステーション」
があり、常駐している前橋市消防局の高規格救急車で出動!

時には現場出動の救急隊より先にドクターカー隊が先着することがあり、そのときはまず状況評価(現場の安全、傷病者の数、事故の概要など)を行い、それから傷病者の初期評価から観察が始まります。観察する場所も救急車内ではなく屋外や室内になることもあり、平時の救急外来の診療と同じわけにはいきません。
場所や状況に合わせてその時に最も適した活動をを行うこともカードクターには求められます。新たにカードクター独り立ちした2人(http://drheli-gunma.blogspot.com/2018/07/2.html)も現場で必死に戦っているところです。


それでは毎月恒例の前橋ドクターカーの活動報告です。

<前橋ドクターカー 2018年6月活動実績>
 
前橋ドクターカー 要請:58件 出動55件(*時間外:+3件)
・日赤 要請:43件、出動:41件(*時間外:+2件)
・群大 要請:15件、出動:15件(*時間外:+1件)
 
(図をクリックすると大きく表示されます)
上段:月別要請数 下段:月別出動数
上段:活動種別 中段:搬送先病院 下段:疾病分類

 

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