2017年2月24日金曜日

「平成28年度群馬県災害対策本部図上訓練」に参加しました!

みなさま、こんにちは。劉です。

2月10日に群馬県庁で行われた「平成28年度群馬県災害対策本部図上訓練」に参加してきましたのでご報告申し上げます。


図上訓練は災害が起こったときにどのように対処するかの、最初の2時間をシミュレーションする訓練でした
今回は渋川に大規模地震が発生したというところからスタートとなりました。事前に「図上訓練は余裕だよ」だの、「座ってればすぐ終わるから」などの情報をもらっていたため完全になめてました。
いってみたところビックリ、消防・警察・県庁・日赤支部・防災航空隊など本番さながらのメンバーに、なんと知事までいらっしゃった・・・自分、恥ずかしながら群馬県の知事を初めて間近で拝見することができました。




災害発生からの最初の2時間という想定での訓練も、非常に実際にそくして行われ、しかるべきところに電話をかけ情報を収集し、共有し、そして他部署と連携をとり、そして更なる情報を収集し、まとめ、体制を構築していく。災害というのはやはり起こって欲しくないな…と思いました。
患者の顔が見えない中で、自分の決定が患者にどう影響を及ぼすのか、スタッフにどんな負担・被害を被らせてしまうのか、そんなことを考えてしまいました。
最後に知事のあいさつがあり図上訓練は終了しました。
 
 
わずか数時間でしたが非常に勉強になりました。
あの、県庁職員の後片付けの速さは尋常じゃないはやさでした。見習いたいです。

2017年2月22日水曜日

高度救命救急センターの役割と集約化!

藤塚です。

ここ数ヶ月、色々な施設で研修等させて頂いております。本当にありがとうございます。
色々なことを学び、経験し、感じることができております。


今回は、改めて感じたことを。

日本は、誰もが同じような治療をどこでも受けることができる、すばらしい国だと思っております。しかしながら、時に稀な疾患であり、特殊な治療を有する場合もあります。また特殊な治療を必要とする状態(高度な治療選択をしなければいけないこと)もあります。

そんな時は、その専門の医療施設に患者さんは移動することになるでしょう


特殊な治療には、知識・装備、そしてよい治療をするためには、経験が必要になってきます。患者さんが【集約】された施設では、その多くのノウハウを学び、次に生かし、さらに治療成績向上につなげることができます。

海外では、センター化が進んでいるのはそのためです。外傷センター、ECMOセンター、PICU… 日本でもその制度が進みつつあります。

問題は地理的関係。そこを埋めるために、広域搬送システムが各地で整備されているのです。当院が取り組んでいるドクターヘリ事業も、その一部を担っております。


当院は高度救命救急センターであります。重症かつ重篤な患者さんを受け入れる病院です。

重症外傷・ECMO・熱傷・中毒、多臓器不全といった特殊かつ専門的な治療を担っております。

今後さらに、よりよい治療を目指すべく、今回私が学んできた個々の力のみならず、施設としても、地域や医療機関・消防機関、ほか多くの機関とも協力し、システム含め作り上げていきたいなと思います。

2017年2月20日月曜日

LONDON LIFE ⑥ 『ECMOコース受講と管理システム』

藤塚です。

ここPapworth 3日間のECMOコースを受講しました。ECMOの管理上の注意点であったり、概念等をびっちり学ぶことができました。コース内には、シュミレーションや回路取り扱いなどの実技も含まれております。

非常に有意義でありました。ぜひECMO管理する人たちに受講していただきたいなと思います。

 


また、ほかにECMOを管理するシステムや教育システムを教わっています。
 
ECMO患者さんに対し、ICU看護師のほか、ECMO specialistという立場の看護師がかかわっております。ほかに、Perfusionist(人工心肺を扱う臨床工学士)、consultantという管理方針を決める上級医師の存在など、英国のシステム含めて勉強してます。
 
 
『チーム医療』 その大切さをここにきて十二分に感じております。

2017年2月19日日曜日

LONDON LIFE ⑤ 『Papworth Hospital』

藤塚です
再度イギリスに戻ってきました。

今、ケンブリッジ大学のPapworth Hospitalにお世話になっております。





Papworth Hospitalは、心肺センターであり、移植センターでもあります。多くの循環器疾患の手術もなされ、ICUには多くの術後患者さんで日々忙しい毎日です。またイギリスの東部の重症呼吸不全患者さんのECMOセンターとしても活躍しております。

来年4月に新病院になるようです。当院と同じですね


治療過程の中で、VA-ECMOからVV-ECMOへ変更したり、dual lumen cannulaであるAvalonカテーテルを使用したりと、様々な管理方法を学ばせてもらっています。


なんとも驚いたこと。一番最初に、マスクのフィッティング検査と扱い方がありました。色々な菌から自分を守るため、ほかの人たちの安全のためにも大事なことです。

ここまで徹底した安全管理をしているのはさすがだなと。我々も見習われなければ…

私に確実にフィットするマスクです!


あと少し限られた時間ですが、色々学んで帰国します。

2017年2月17日金曜日

無関係ではなくなっている時代だからこそ・・・~「MCLS-CBRNEコース」受講報告~

町田です。
前回は内海先生より病院前での多数傷病者事案への対応に関して学ぶ「MCLSコース」の受講報告をしてもらいました。今回はMCLSの後に“CBRNE”という恐るべし5つのアルファベットがついた「MCLS-CBRNEコース」を受講したのでその報告をします。

 ちなみにこの“CBRNE”とはCBRNE;Chemical(化学)、Biological(生物)、Radiological(放射性物質)、Nuclear(核物質)、Explosive(爆発物)を総称したもので、これら によって発生した災害をCBRNE災害と称しています。


会場は新潟大学医療人育成センターでしたが、駅前からバスを乗ったあたりからどんどん目の前が白くなり、大学近くで降りてから会場までまさかの迷子・・・15分ほど大学キャンパス内をさまよっていました。C(Cold),B(Brezard),R(路頭に迷って),N(涙が出てきそう),E(えらいこっちゃ~)と心の中で叫びながら何とか時間ギリギリにコースに間に合いました。


「MCLS-CBRNEコース」の目的、行動目標は以下の通りです。(日本集団災害医学会ホームページより引用)

【目的】
MCLS-CBRNE研修は、災害医療または防災業務に従事する者が、あらゆるテロ・特殊災害の現場対応の初動を、通常の活動の延長線上として適切に行うことにより、傷病者の救命率及び社会復帰率の向上に資することを目的とする。

【行動目標】
CBRNE研修では、CBRNEテロ・災害現場の初期対応において、以下の各項目を達成することを目標とする。
(ア)CBRNEすべてについて共通の初期活動を理解する(All hazard approach)。
(イ)検知・ゾーニング・除染等、CBRNEテロ・災害の特性を理解する。
(ウ)個人防護の重要性を理解する。
(エ)除染トリアージを理解し、実践する。
(オ)CBRNE災害現場において、他の関係機関と連携できる。



最初に講義があり、そのあとは机上訓練、トリアージの実践などを行いました。
また机上訓練ではグループ内に警察の方がいらっしゃって、消防や医療とは異なるアプローチでこのようなテロ災害現場に対応することを知ることができました。

このような現場での医療活動についてははより警察、消防、そして行政、専門機関との連携がなによりも大切になります。医療チームの下手な行動はそのまま死に直結するかもしれません。
このような現場にはいきたくないのが本音です。しかしながらいま世界中で起こっている事件を考えると他人事とは言えなくなっており、また東京オリンピック・パラリンピックの開催も近づいてきています。

このようなことに無関係ではなくなっている時代だからこそ、CBRNEに対する正しい知識を知り、各機関との連携をつねに強化していくことが必要だと強く感じました。

2017年2月15日水曜日

消防・警察と現場での連携強化のために~「MCLS標準コース」受講報告~

どうも集中治療科・救急科のレジデントの内海です。
今回は平成29年2月4日に当院(前橋赤十字病院)で開催された第9回MCLS標準コースに参加しました。


まずMCLSとはMass Casualty Life supportの略称で。。。。。といってもなんのことやら??と思う人が多いと思うので、要は災害時の多数傷病者への対応を学ぶことを目的としたコースと考えてもらえばいいかなーと思います!

今回のコースの対象のメインは消防や警察職員でしたが、災害現場医療に興味のある医療従事者ならば参加可能とのことで、当日も8~9割は消防の方で、医師や看護師が数名いるような状況でした。


内容としては災害時の対応に関する座学とグループに分かれての机上訓練と非常に濃いものでした。

机上訓練は、実際の災害を想定し、座学をふまえてどのように現場活動を行うのか(例えば総本部や救護所の配置や道路の制限など)をディスカッションするというもので、和気あいあい相談しながら、行うことができ非常に楽しかったです。また机上訓練の中には傷病者のトリアージに関しても含まれており、災害発生から傷病者を医療機関に搬送するまでの一連の対応を学ぶことができ、CSCATTTの全てが完遂できて始めて、災害と戦えることを実感することができました。


今後もドクターヘリやカーの現場で、消防や警察の方とも連携することが多く、共通の言語や思考をもつことで、preventable deathを少しでも減らせるよう、今回学んだことを少しでも生かせるよう、今後とも精進していきたいと思いました。 

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