一時的ペーシング機器に興味深々
お疲れ様です。ブログ担当の永山です。
今回は、後期研修医向けに開催された多職種勉強会についてご紹介します。テーマは「一時的ペースメーカー機器」についてで、講師は臨床工学技士の方にお願いしました。
一時的ペースメーカー機器とは?
一時的ペースメーカー機器とは、カテーテルを通じて心臓内に電極を挿入し、外部の装置から電気刺激を与えることで一時的に心拍を制御するための医療機器です。
埋め込み型のペースメーカーに比べて短期間の使用を前提としており、心臓手術直後や重度の不整脈によって循環が不安定な場合などに集中治療室で使用されます。
知識の壁と、学ぶ機会の重要性
心臓に直結する機器であるため、誤操作が重大な影響を及ぼすこともあり、正確な理解と技術が求められます。
これまでは先輩に教わったり、自分で調べたりして対応してきましたが、それだけでは不十分な場面もあります。
今回は臨床工学技士の方にお願いし、実際の一時的ペースメーカー機器を使ったハンズオン講義を実施していただきました。
現地の熱気と盛り上がり
私はWEBでの参加でしたが、現地の会場は非常に盛り上がっていたようで、主催の萩原先生から写真が大量に送られてきました(笑)。
他職種からの講義は、日常業務ではなかなか触れることのない視点が得られるため、後期研修医だけでなくスタッフ全体にとっても良い復習の機会となりました。
さいごに
一時的ペースメーカー機器のような重要機器について、実際に触れながら学べる機会はとても貴重です。
今後もこうした多職種連携の勉強会を継続し、チーム全体でのスキル向上を目指していきたいと思います。
講師を務めてくださった臨床工学技士の皆さん、本当にありがとうございました!
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