急性期災害訓練を実施しました(2025)

、2025年度の急性期災害訓練が実施されました。
この訓練は、毎年秋に行われている恒例のもので、多数傷病者が発生した局地災害を想定し、
1日目は机上訓練、2日目は消防学校での実働訓練と、実践的な内容が盛り込まれた2日間となりました。

🧭 机上訓練

初日は、関係機関が集まり、現場対応から医療搬送までの一連の流れをシナリオに沿って検討しました。

主なテーマは以下の通りです:

  • 情報共有の方法
  • 指揮命令系統の整理
  • 安全確保の優先順位

実際の災害対応を強く意識した内容で、活発な議論が行われ、現場運用をイメージしながら課題や改善点を洗い出しました。

🚑 実働訓練

2日目は 群馬県消防学校 のご協力をいただき、実際の現場を想定した実働訓練を実施しました。
隊員・医療スタッフ・患者役が参加し、以下のプロセスを実際に体験しました:

  • 救助活動
  • トリアージ
  • 搬送
  • 医療機関での受け入れ

机上訓練で検討した内容を現場で実践することで、普段活動場所が異なる消防との連携の難しさや、コミュニケーション上の課題が浮き彫りとなり、改善点の共有が進みました。

🔸 今後に向けて

災害対応において、多職種の連携は欠かせません。
今回の訓練を通じて、「うまくいった点」と「改善すべき点」を明確にし、今後の対応力強化につなげていきます。

「訓練でできることは、本番でもできる」

この言葉の通り、いざという時に円滑な連携と迅速な対応ができるよう、今後も継続的な訓練と連携強化に取り組んでいきます。

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