令和7年度 都道府県DMAT隊員養成研修

こんにちは、ブログ担当の永山です

今回は「都道府県DMAT隊員養成研修」についてお伝えします。


DMATとは?

当ブログでも何度か登場していますが、DMATDisaster Medical Assistance Teamの略で、日本語では 災害派遣医療チームと呼ばれます。
地震や豪雨、感染症といった災害の急性期に活動できるよう、 機動性と専門性を持った医療チームです。

都道府県DMATとは?

全国規模で活動する「日本DMAT」とは別に、都道府県単位で編成・認定されるDMATも存在します。
今回の研修は、群馬県が実施する近隣局地災害への対応を学ぶもので、 群馬DMATの隊員養成を目的として開催されました。当科から井上先生、加藤先生が受講し、中村センター長、金畑先生、萩原先生、永山がスタッフとして参加しました。

研修の様子

群馬県内の医療機関や消防から多くの受講生が参加し、2日間にわたって実施されました。

主な研修内容

  • 「災害」とは何か?CSCATTTなど災害医療の基本講義
  • 群馬県における災害医療体制の概要
  • 広域災害救急医療情報システム(EMIS)と県統合型医療情報システムの操作実習
  • 災害現場や救護所の配置を考えるグループワーク
  • 無線機の使い方、模擬患者を使ったトリアージと救護所運営の実地訓練

慣れない場面に戸惑う受講生もいましたが、研修終了時には皆さん安心した笑顔を見せていました。

おわりに

このような研修は、実際の災害を踏まえて内容が常にアップデートされています。
災害時に地域で活動できる医療人材を育てるためにも、定期的な訓練と知識の更新は欠かせません。
今後もスタッフの一員として関わり続けられたらと考えています。


コメント

このブログの人気の投稿

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

新年度集合写真

OB/OGからのコメントをいただきました。