ゴールデンウィークに向けて|救急外来のひとコマをご紹介
こんにちは、ブログ担当の永山です!
寒かった冬から一転、急に暑さが増してきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さんもどうぞご自愛ください。
まちにまったゴールデンウィークもはじまり、中には11連休!なんて羨ましい方もいるようです。
お出かけされる方も多いと思いますが、レジャー先での事故や急な病気には十分ご注意くださいね。
念のため、お薬手帳や健康保険証を持参しておくと、もしものときにとても役立ちますよ!
救急科はGW中も通常どおり!
さて、当科(救急科)はGW中も通常どおり、平常運転です。
今回は、そんな日常の一コマをお届けします。
救急外来でのミニレクチャー風景
こちらの写真は、救急外来の少し落ち着いた時間帯に撮影したもの。
金畑先生が後期研修医の先生たちに、JATEC(ジェイテック)についてレクチャーしている様子です。
JATECとは、「Japan Advanced Trauma Evaluation and Care(日本外傷初期診療ガイドライン)」の略で、外傷(けが)の初期対応を体系的に学ぶ専門コースです。
シミュレーション機材を使った臨場感たっぷりの訓練が特徴で、救急医にとってはぜひ受講したい人気コース。しかし受講料が高めなうえ、開催数も限られているため、なかなか受けるチャンスがないのが現実です。
ただ、救急の現場ではJATECを受講していなくても、日々外傷患者さんに向き合う機会はたくさんあります。
そのため、当院では日ごろからこうしたミニレクチャーを通じて、知識の確認や診療のポイントを共有するようにしています。
ちなみに、当院の救急科には、2025年度時点でJATECインストラクター(指導医)が5名も在籍しており、こうした実践的な指導体制が整っています。
後期研修医の先生たちにとっては良い指導環境なのだと思っています。
💬 ワンポイントメモ
JATECってどんなことを学ぶの?
- 出血や気道確保など、命に直結する初期対応
- 事故・外傷患者の状態評価の流れ
- 実際の現場を想定したシナリオ訓練 など
救急に興味がある方は、ぜひ「JATEC」で検索してみてくださいね!
このように、救急外来では日々、知識と技術のブラッシュアップを続けています。
これからも、どんな時も安心して診てもらえる救急科を目指して頑張っていきます!
皆さんも、楽しいGWをお過ごしくださいね!
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