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1月, 2025の投稿を表示しています

令和6年度国民保護共同図上訓練

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おつかれさまです。ブログ担当 永山です。 1月20日 群馬県庁で開始された令和6年度国民保護共同図上訓練に参加してきました。 例年 地震や土砂災害等の自然災害を想定して、県庁を中心として他機関連携を行い、対応を確認する訓練です。 今回は、外国から弾道ミサイルが発射され、県内にミサイルの一部が落下したという想定で、行われました。 ミサイルから有毒物質がでているかもしれないという情報から、安全をどのように担保するか?除染はどこでおこなうか?傷病者の数は? どこに収容するか?他病院への応援要請を県のかたと協力し、日赤群馬県支部にどのような支援をたのむのか?要配慮者への対応はどの部署と連携すればよいのか? 普段では想定しないような情報がどんどんと集まってきて【あるまらない情報もあるのでさらに大変】、それを整理して、各部署と調整するという仕事をさせていただきました。 訓練開始とともに、けたたましいアラートが鳴り響いて、ミサイル情報がはいってきたときたのに驚くひまもなく、めまぐるしく変わる情報に困惑しつつも 金畑医師をはじめ、金井看護師長、原田看護師、大澤薬剤師、事務の佐藤さんたちと協力し、数時間におよぶ訓練でしたが無事おえることができました。 訓練の様子が、 NHKのネットニュース にもなっていましたので興味があれば、ご覧ください。

群馬支部 救護班研修

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こんにちは。ブログ担当 永山です。 今回は救護班研修の報告をさせていただきます。 日本赤十字社といえば、災害時の救護班活動がイメージとして強いとおもいます(そうなんです)。 令和6年能登半島地震でも、全国の多数救護班が派遣され、避難所、救護所、病院支援が行われ、 群馬県支部は、前橋赤十字、原町赤十字病院からチーム派遣をおこないました。 1月19日に開始された今回の研修では、救護班として、避難所でどのような活動をおこなうのか 座学ではなく、いくつもの避難所をまわり、そこでどのような問題があるのか、情報収集をおこない、必要に応じて医療提供をおこなうという訓練になります。 1日という限られたなかで、4回シュミレーションをおこなうため、かなりハードな訓練になりますが、参加してくださった、前橋赤十字、原町赤十字、小川赤十字の救護班のみなさまおつかれさまでした。 訓練の内容ですがm写真のように、支部にあつまり、コーディネータチームの医師から、指示をうけて、それぞれのチームで避難所に向かい活動をするのですが、 避難所での対応は、想像以上にむずかしいものです。被災された方々によりそいながらも、聞き取りをしていると尋問のようになってしまいますし、話をきいても要望に対応できなければ不信感をあたえてしまいます。 医療においても、数百人いる避難所の方すべてに提供できる時間がなく、どのうように工夫して役割分担をおこなっていくかなど事前のミーティングが重要になってきます。 それを経験できる、有意義な研修だったと思います。 最後に赤十字防災ボランティアのみなさま、前橋の保健師、接骨師赤十字奉仕団のみなさん、早朝から本研修にご参加いただきありがとうございました。 この場をかりまして心より感謝申し上げます。

災害シュミレーション(ER)

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こんにちは。ブログ担当の永山です。前回の更新から時間があいてしまいました。 申し訳ございません。12月~1月はインフルエンザ流行もあり、病院内もあわただしくブログ更新がとどこおってしまいました。 皆様も体調は大丈夫でしょうか。まだ流行も収まってはいませんが、ピークは一段落ち着いたようですので体調にきをつけてお過ごしください。 さて、今後はブログの更新頻度をもとに戻していきたいと思っています。どうしても永山が更新すると災害訓練が多くなってしまうのですが、 今回は12月24日におこなった、救急外来での災害訓練です。 災害訓練というと、多数の傷病者が病院にはこばれて、治療をおこなう訓練を想像する方もおおいとおもいます。 それも訓練としては大事なのですが、災害がおこったときに、どのように覚知して、どこと連携して、どのような体制をとるのか? 被害状況の情報をどのように整理して、チームとしてどのうように共有するのか?という練習をおこなうことで、混乱しがちな災害時の対応を整理することが重要となります。 そのため当院救急科の後期研修医と、ERスタッフ、災害事業課と協力して、局地災害(たとえは交通事故や土砂くずれなど地域でおこった災害)発生時の流れを、ストーリー仕立てで訓練をおこなうシュミレーションを おこないました。参加してくれた萩尾先生、田村先生はめまぐるしく情報がながれてくるなか、クロノロ(記録をまとめる用紙)をみながら作戦を考え、全体に周知しまとめてくれました。さすがです。 こういった訓練は、人数がすくなく、時間がみじかくてもできるのがメリットだと感じたので、今後も定期開始できればと思っています。 クリスマスに日に、あつまってくださった皆様本当にありがとうございました。