「MCCRC in Japan」を受講しました。

年の瀬に差し掛かっております。後期研修医の奥田です。
MCCRC in Japan(Multiprofessional Critical Care Board Review Course in Japan)」に令和元年1122日〜24日の3日間参加してきましたので報告させていただきます。
会場の東京医科歯科大学
 
東京医科歯科大学で行われた第7回MCCRCに参加してきました。当院からは自分以外に二人の先輩医師と参加しました。
内容は日本集中治療医学会が主催となり、SCCMと提携し、集中治療医学の基礎的な部分をさらに解き解した内容で、講義が主体となっております。
 
座学をこんなにも長い時間受講することは最近ほとんどありません。300人近い参加者で席も限られたため、三人で並んで受講しました。大学の授業を思い出しました。
網羅的な内容で、普段関わることの少ない移植領域などは知らないことも多く、非常に勉強になりました。
 
もともとアメリカの集中治療専門医認定試験の受験、資格更新にあたって基本事項を再確認するためのコースで、教材や講義資料は全てSCCMから提供されたものらしいです。
アメリカでのコースは5日間あるようで、3日間の日本コースでさえかなり体力を削がれたので、これを5日間なんて想像できません,,,ですが受講してみたいという密かな欲求はあります。
 
 
救急集中治療分野は本当に幅広く、勉強する内容は尽きません。医学全部に言えることだと思いますが、学んでる最中からどんどん新しい論文が出て、スタンダードが変化していきます。世界の流れを感じつつ、常に進み続けて柔軟に対応して行かなければいけません。
日々の診療を頑張りながらコツコツと精進していきたいと思います。

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