実習の医学部生と救急医療について語った夜!

町田です。
以前は当院に実習に来る医学部生の担当をしていた頃もありましたが、いまはあまり病院にいないこともありなかなか実習中の医学部生と話す機会が少なくなっていました。

ところが昨晩、救急外来での当直で医学部生の当直実習と重なり、久しぶりに学生さんと長く一緒にすごす時間がありました。といっても当直開始の17時半から朝4時過ぎまで患者さんが途切れることなく、15分間の夕食の弁当を食べているときや救急車到着を待っている時くらいしか話すことはできませんでしたが・・・


本来であれば病態や鑑別疾患などを教えるところなのかもしれませんが、実習最終日であったということもあり僕もなんだか気合が入ったのか、
・救急医が一番力を発揮するタイミングを逃すな!
・地域全体を巻き込んで救急医療を展開しろ!
・ドクターヘリやドクターヘリでは救急外来とほぼ同じレベルの医療を提供しろ!
・残された家族の気持ちを真っ先に考えろ!
・・・
のような個人的に「救急医療のホットな部分」と思っている内容を、私見がかな~りたっぷりではありましたがバンドマンである学生さんに元バンドマンの熱いノリで語っていました。

学生さんの心にどこまで響いたかわかりませんが、話しているときは興味深く聞いてもらえました。さすがにずっと休みなしで救急対応をしていたので、朝4時に救急外来が鎮まった時にはだいぶぐったりしていましたが、当直明けの帰り際に「とても充実した実習でした」という感想をいただきとてもうれしかったです。


いまは若手スタッフを中心に学生実習の担当をがんばってくれていて完全にお任せ状態でしたが、おじさんの経験談も学生さんにうける時もありそうなので、あらためて実習に来た学生さんにいろいろ絡んでいこうと思います。しつこくない程度に・・・(笑)

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