「ドクターヘリ講習会」を受講しました。

後期研修医の土手です。
皆様、令和に元号が変わり1か月経ちますがいかがお過ごしでしょうか。
2019年5月25日、5月26日に神戸で開催された第37回ドクターヘリ講習会に参加して参りましたのでご報告申し上げます。


講習は2日間にわたり、座学がみっちりという感じで、2日目の終わりにヘリ要請から出動までのシミュレーションがありました。
本邦のドクターヘリ導入の歴史から、ヘリの飛行原理、航空医学の話や実際の運用の流れなど様々なテーマで講義がありました。

最も大事だと感じたのは、医療スタッフもヘリにおいてはクルーの一員であるということです。
安全運航を達成するためにも操縦士や整備士の方々だけでなく、自分でも危険を認識し、回避する必要があります。それはシートベルトの着用やヘルメットの着用など当たり前の話も含まれます。特に医療者は、傷病者を目の前にすると熱くなり、危機管理が甘くなりがちという話でした。気持ちのスイッチを入れるのは大事ですが、安全な運航のために多くの方々の尽力と投資がなされていることを忘れてはならないと思いした。

今回の講習で、現在は各地で当たり前のように運航されているドクターヘリですが、多くの先人の努力と、現在のスタッフの努力により確立されている事業であることを認識しました。
また、各地よりこれからフライトドクターになるために研鑽を積んでいる先生が多く参加されており、短い時間ながらも他施設の先生との交流は大変刺激になりました。

最後に余談ですが、私は静岡県の浜松市出身です。今回の講習で、浜松をモデルとして、災害発生からヘリ出動までの各部署(救急隊、消防、CS、ドクヘリスタッフ)の動きをドラマ化した、「ドクターヘリ出動まで」というビデオが上映されました。
これは、大学4年目の時に救急医学の講義で見たものと全く同じ映像でした。あの頃は、「あれ、地元だ。笑」くらいの印象しか抱きませんでした。救急医になり、ドクターヘリに携わるなんて夢にも思っていませんでした。不思議なもので、今回、改めて見ると気持ちが引き締まりました。


救急医2年目になりホットラインを受けるようになると、「ショックバイタルで搬送中にCPAになるのではないか」という事案にたびたび遭遇します。そういう事案に対し、ヘリの有用性は非常に感じます。プレホスピタルでも活躍できるようになりたいと思った次第です。

撮影禁止のため講習の写真はありませんが・・・。
神戸空港近くの講習会場に向かう途中の海の写真です。群馬県は海なし県なので久々にこんな景色を見て感動しました。(山は充実してるんですけどね笑)
 
明日からも頑張っていきましょう。

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